ついつい読みたくなってしまう…(お)バカミス(テリー)小説10選!!
ミステリー小説にある“バカミス”というジャンルをご存知でしょうか?
“バカミス”とは、「おバカなミステリー」「バカバカしいミステリー」の略語。
ストーリー展開に対して、「そんなバカな!」と感じてしまうような作品を指しています。
意外性を追求した作品も多いので、驚嘆する感覚を味わいたい方におすすめですよ!
『○○○○○○○○殺人事件』
作者 | 早坂,吝,1988- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年04月 |
『屍の命題』
とある湖畔の別荘に集められた6人は、やがて全員が死体となって発見された。なぜか死亡時刻も死因もバラバラだった。「犯人」は何を意図していたのか。究極の「雪の山荘」ミステリついに刊行。
作者 | 門前典之 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 原書房 |
発売日 | 2010年02月 |
『八王子七色面妖館密室不可能殺人』
八王子の一角にある七色に外壁を塗られた洋館、七色面妖館は魔術・拷問・占星術・邪教など、倒錯的なテーマをもつ七つの部屋を擁している。各部屋に収められた財宝を目当てに訪れる、一癖ある客たちを惨劇が襲う。魔術研究家が密室内で刺殺される事件を皮切りに連続する七つの不可能殺人。館主の依頼を受けた探偵、宵内初二は、すべての謎を解き、七色面妖館に隠された大きな秘密に肉薄するが…。
作者 | 倉阪鬼一郎 |
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価格 | 902円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2013年09月 |
『三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人』
「4月9日(金)午前0:20にお越しください。お目にかかれるときを楽しみにしております。黒鳥館主人」招待状を手に東亜学芸大生・西大寺俊は黒鳥館と名づけられた壮麗な洋館に赴く。招待客は全員無作為に選ばれたという。ウェルカムドリンクを主人から受け取った西大寺は、館内の完全な密室で怪死。呪われた館を舞台とした凄惨な連続殺人の火蓋が切って落とされるー。復讐のため建てられた館で繰り広げられる大惨劇。
作者 | 倉阪鬼一郎 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2009年09月 |
『猫間地獄のわらべ歌』
江戸の下屋敷におわす藩主の愛妾和泉ノ方。閉ざされた書物蔵で御広敷番が絶命した。不祥事をおそれ和泉ノ方は“密室破り”を我らに命じる。一方、利権を握る銀山奉行の横暴に手を焼く国許では、ぶきみなわらべ歌どおりに殺しが続くと囁かれ!?大胆不敵なミステリ時代小説。文庫書下ろし。
作者 | 幡大介 |
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価格 | 764円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2012年07月 |
『嫉妬事件』
城林大ミステリ研究会で、年末恒例の犯人当てイベントが開催され、サークル一の美人・赤江静流が、長身の彼氏を部室へ連れてきた当日、部室の本の上には、あるものが置かれていた。突如現れたシットを巡る尾篭系ミステリの驚愕の結末とは!?「読者への挑戦」形式の書き下ろし短編、「三つの質疑」も特別収録。
作者 | 乾 くるみ |
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価格 | 583円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2011年11月10日 |
『不可能楽園〈蒼色館〉』
若くして引退し、その後は一度も姿を見せず山形県に隠棲していた往年の名女優、美里織絵が死去。葬祭式場、“蒼色館”で告別式が営まれた。その最中に、織絵が暮らした山形県の屋敷に賊が押し入り、見習いの執事と家政婦を刺殺。さらに織絵の妹である浪江の孫を誘拐する!ところが、疑いのかかる関係者全員には鉄壁のアリバイがあった。不可能犯罪の超トリックはー。
作者 | 倉阪鬼一郎 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2012年09月 |
『女王様と私』
真藤数馬は冴えないオタクだ。無職でもちろん独身。でも「引きこもり」ってやつじゃない。週1でビデオ屋にも行くし、秋葉原にも月1で出かけてるし。今日も可愛い妹と楽しいデートの予定だったんだ。あの「女王様」に出逢うまでは。彼女との出逢いが、めくるめく悪夢への第一歩だった…。「このミステリーがすごい!」1位。「本格ミステリ・ベスト10」1位。日本推理作家協会賞受賞。本格ミステリ大賞受賞。四冠制覇の歌野が贈る、未曽有の衝撃。
作者 | 歌野晶午 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 角川書店 |
発売日 | 2005年08月 |
『ロートレック荘事件』
夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を約束された青年たちと美貌の娘たちが集まった。ロートレックの作品に彩られ、優雅な数日間のバカンスが始まったかに見えたのだが…。二発の銃声が惨劇の始まりを告げた。一人また一人、美女が殺される。邸内の人間の犯行か?アリバイを持たぬ者は?動機は?推理小説史上初のトリックが読者を迷宮へと誘う。前人未到のメタ・ミステリー。
作者 | 筒井 康隆 |
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価格 | 781円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 1995年02月 |
『消失グラデーション』
私立藤野学院高校のバスケ部員椎名康は、ある日、校舎の屋上から転落し、痛々しく横たわる少女に遭遇する。康は、血を流すその少女を助けようとするが、何者かに襲われ、一瞬意識を失ってしまう。ほどなくして目を覚ますと、少女は現場から跡形もなく消えていた!?開かれた空間で起こった目撃者不在の被害者消失事件。複雑に絡み合う青春の傷と謎に、多感な若き探偵たちが挑む。第31回横溝正史ミステリ大賞・大賞受賞作。樋口真由“消失”シリーズ。
作者 | 長沢 樹/青山 裕企 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2014年02月25日 |
みなさん、今回はバカミス(テリー)小説の素晴らしい世界についてお届けしました。笑いあり、涙あり、ドキドキありのキャラクターたちが繰り広げるストーリーは、読者の心をつかんで離しません。また、テリーさんの独特な文章のタッチにも癖になるものがあります。この10作品を紹介するにあたって、私自身も何度も読み直してしまうほど、魅力的な物語ばかりでした。バカミス(テリー)小説は、一度読んでしまうとやめられない、そんな魔法のような作品がたくさんあります。まだ読んだことのない方は、この機会にぜひ手に取っていただきたいです。今回は紹介できなかった作品もたくさんありますが、ここで紹介した作品が少しでもお気に入りの一冊になってくれたら嬉しいです。みなさんにとっても素晴らしい読書タイムになりますように。
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