北条義時を知る本 おすすめ8選 鎌倉幕府の第2代執権

鎌倉幕府の黎明期、その成功を支えた2代目執権北条義時。家族や仲間との絆、誇り高き武将としての生き様、そこに隠された哀しみや喜び、そんな彼の人間味溢れるドラマを丁寧に描いた本が8冊あります。歴史の重みに圧倒されながらも、リアルに感じる南北朝時代の世界観は鮮烈です。また、実際の史実を踏まえた物語は、まるで時間を超えた義時本人からの手紙のように感じられます。それぞれがユニークな視点から義時を描いており、同じ人物でも全く違う印象を受けるのが面白いですね。興味が湧いたら、ぜひ手に取ってみてください。
『執権北条義時』

作者 | 近藤,成一,1955- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 三笠書房 |
発売日 | 2022年01月 |
『北条義時の生涯 : 鎌倉幕府の草創から確立へ』

作者 | 菊池,紳一,1948- 北条氏研究会 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 勉誠出版 (発売) |
発売日 |
『北条義時 : 鎌倉殿を補佐した二代目執権』

作者 | 岩田,慎平,1978- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2021年12月 |
『北条義時 : 「武士の世」を創った男』

作者 | 嶋津,義忠,1936- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2021年06月 |
『『吾妻鏡』でたどる北条義時の生涯』

武士の都・鎌倉を舞台として生きた北条義時とその時代を知る上で、もっとも基本的な史料の一つとしてあげられるのは、鎌倉幕府の記録『吾妻鏡』である。しかし同書はまた、見方をかえると、幕府・北条氏サイドの視点から編纂されているという厄介な代物であることも確かである。本書はまさにこの虚実ないまぜの『吾妻鏡』を手がかり(窓口)に、「義時の世界」へと入っていく道案内人としての役割を果たしたいとの思いから生まれた企画にほかならない。(「はしがき」より)
作者 | 樋口州男 |
---|---|
価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 小径社 |
発売日 | 2021年12月 |
『北条義時 これ運命の縮まるべき端か』

北条義時(1163?1224)鎌倉幕府執権
源氏将軍が途絶えた後、実質的に権力をふるう。政治の主導権をめぐる朝廷と幕府の関係悪化から発生した承久の合戦では、幕府軍がはじめて武力で朝廷を制圧した。戦後、後鳥羽上皇ら、三上皇を配流し、その後の朝幕関係を大きく変えた。本書では時代により評価が揺れる義時の実像にせまる。
序 章 変化する人物像
第一章 「北条」の大地のなかで
1 北条氏の原風景
2 伊豆国の武士たち
第二章 幕府草創のなかで
1 義時の誕生
2 頼朝のもとで
3 江間義時の誕生
第三章 変転する幕政のなかで
1 頼朝から頼家へ
2 頼家・比企氏の没落
第四章 錯綜する桎梏のなかで
1 実朝治世下の北条氏
2 「執権」職の成立と執事
3 時政、覇権への道
4 畠山重忠の滅亡
第五章 覇権への途
1 義時の立場
2 見誤る義時
3 義盛の焦り
4 和田合戦
第六章 怯える義時
1 源家将軍の断絶と後鳥羽上皇
2 華夷闘乱
第七章 彷徨う義時
1 統治者として
2 夫として、父として
3 義時の急死
4 死後の義時
終 章 翻弄される義時
主な参考文献
あとがき
北条義時略年譜
人名・事項・地名索引
作者 | 岡田 清一 |
---|---|
価格 | 3300円 + 税 |
発売元 | ミネルヴァ書房 |
発売日 | 2019年04月11日 |
『史伝北条義時 : 武家政権を確立した権力者の実像』

作者 | 山本,みなみ,1989- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2021年12月 |
『鎌倉殿の13人 = THE 13 LORDS OF THE SHOGUN : 北条義時とその時代』

作者 | |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | NHK出版 |
発売日 | 2022年01月 |
これはほんの一部の紹介だったことを忘れないでくださいね。北条義時という一人の人間を知ることで、あなたが鎌倉幕府についてどのように理解を深めるか、それは一人一人違うのではないかと思います。それぞれの作品があなたに与える印象や洞察、それが何につながっていくかは、あなた自身の目で確かめてみてください。
また、これらの作品に出合うことで、北条義時や鎌倉幕府の存在が、ただ歴史の一部であるだけでなく、何らかの形で今の日本につながっていると感じるかもしれません。そして、それはあなた自身が生きているこの時代にも繋がっている、ということに気づくかもしれませんね。
過去の人々の生きざまを知ることは、自分自身の生き方を見つめ直す契機にもなります。歴史の一部を知ることが、未来を考えるきっかけにつながる、そのような体験をしていただけたら嬉しいです。
いろいろな作品を通じて北条義時を知るなかで、あなたなりの解釈や見方を持つことができたなら、それは大変素晴らしいことだと思います。見える風景は人それぞれ、同じく歴史についても十人十色の見方があるはず。それぞれが多様な視点を持ち、それを尊重し合うことが、私たちが豊かな文化を築き上げる上での一歩につながるかもしれませんね。
そして、ここで紹介した作品が、あなたにとって新たな歴史の旅の始まりとなることを心から願っています。実際に手にとってみて、「なるほど、そうだったのか」と思う瞬間や、「こんなところに魅力があったのか」と新たな発見をするような、そんな素敵な旅になりますように。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。