ジャーナリスト魂を感じる本10選
真実を追求する田舎町の新聞記者から大都会の硬派なルポライターまで、この一覧に登場する主人公たちは彼らが持っている熱いジャーナリスト魂を見せ付けてくれます。世界の裏側を探る冷静な観察眼、知恵と勇気で事件を解決する才覚、そして何より、真実を伝えるという使命感。それぞれが紡ぎ出す物語には、その姿勢に敬意を表すと同時に、読者自身が情報をどのように受け取り、理解するべきかを考えさせてくれます。強大な力に怯えず、困難に立ち向かう彼らのストーリーは、それだけでなく人間ドラマも感じさせてくれます。文学作品からマンガまで、必読の10冊をご紹介します。
『ちょっとピンぼけ』
作者 | Capa,Robert 川添/浩史 井上/清壱 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 |
『地雷を踏んだらサヨウナラ (講談社文庫)』
作者 | 一ノ瀬泰造 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2019年03月08日 |
『顔面バカ一代 アザのあるジャーナリスト』
著者は、生まれつき顔にある赤アザのため、蔑視と嘲笑、そして差別と闘ってきた。人はなぜ異形を排除するのか。その理由には「顔」が深く関わっているのではないか。本書では、顔面に疾患や外傷のある当事者や自身の経験から、顔をめぐる排除の論理を追求する!
作者 | 石井政之 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 論創社 |
発売日 | 2023年07月03日 |
『全身ジャーナリスト』
作者 | 田原,総一朗 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 |
『ジャーナリスト与謝野晶子』
『みだれ髪』の鮮烈なデビューから120年。新しい女性の時代を予見し体現した、与謝野晶子の言論人生を明らかにする。時代と社会への鋭利な視線。それは21世紀的なものだった。「恋愛歌人」というお仕着せを剥がし、民主主義を希求し続けた姿に迫る本格ノンフィクション。
作者 | 松村由利子 |
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価格 | 2750円 + 税 |
発売元 | 短歌研究社 |
発売日 | 2022年09月15日 |
『母、アンナ ロシアの真実を暴いたジャーナリストの情熱と人生』
アンナ・ポリトコフスカヤは、死の直前まで、ロシアの闇を明るみに出すべくペンを執りつづけた。二〇〇六年十月七日、彼女が凶弾に倒れると、その名前は世界中で「言論の自由の象徴」となった。このとき、娘のヴェーラは二十六歳で妊娠していた。母と同じジャーナリストの道に進んだヴェーラは、その日以降、兄とともに母の死の真実を求めて闘ってきた。その原動力は、母の遺した教えだった。「勇敢でありなさい。そしてすべての物事を然るべき名前で呼ぶのです。独裁者は独裁者と」本書は、プーチンの政治を怯むことなく批判し、不正を告発しつづけた、ひとりの女性の素顔と信念を語る、唯一無二の物語だ。
作者 | ヴェーラ・ポリトコフスカヤ/サーラ・ジュディチェ/関口 英子/森 敦子 |
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価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | NHK出版 |
発売日 | 2023年11月17日 |
『戦友が死体となる瞬間 : 戦場ジャーナリストが見た紛争地』
作者 | 加藤,健二郎,1961- 黒井,文太郎,1963- 村上,和巳,1969- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 三修社 |
発売日 | 2001年04月 |
『暗殺国家ロシア : 消されたジャーナリストを追う』
作者 | 福田,ますみ,1956- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2013年06月 |
『命を危険にさらして : 5人の女性戦場ジャーナリストの証言』
作者 | Jacquemin,Marine Barrier,Anne Allémonière,Patricia ほか |
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価格 | 不明 |
発売元 | 創元社 |
発売日 | 2020年10月 |
『〈声なき声〉のジャーナリズム』
SNS時代のジャーナリズム論
誰もが情報を発信し、フェイクニュースが氾濫するこの時代に、
ジャーナリストは「真正性」をいかに担保し、
マイノリティの声を掬い上げ、活性化させるべきなのか。
本書は、現代のデジタル化するメディア環境において、言説がより個別に、より自然に、より親密になり、「真正性」(本物らしさ)を追い求めるなかで、ジャーナリズムをどのように再定義すべきかを論ずるものである。
『真相深入り!虎ノ門ニュース』や『ハートネットTV』、『クィア・アイ』といったTV番組の言説構造の分析から、情報の送り手と受け手の関係性を編み直し、ジャーナリズムが〈声なき声〉をいかに掬い上げ、活性化すべきかの方途を探る。
そして、ジャーナリズムの担い手が送り手と受け手の垣根を超え、等身大の自分自身として語り、自分たちの居場所としてのメディアについて考える。
そうした社会のかたちのイメージを描き出し、もっと幅広い文化的実践をジャーナリズムとして再評価していく。
作者 | 田中瑛/著 |
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価格 | 3200円 + 税 |
発売元 | 慶應義塾大学出版会 |
発売日 | 2024年05月08日 |
この度は、ジャーナリスト魂を感じさせる本10選を紹介させていただきました。ここまでのさまざまな作品を通じて、皆様にもその熱い魂や信念、時には果敢な挑戦を感じていただけたら幸いです。
それぞれの作品は、人間の奥深い内面や社会の真実を追求し、時には生命のリスクを顧みずに情報を届けるジャーナリストたちの姿を見事に描き出しています。彼らの情熱、決断力、そして信念は、私たち読者が普段見逃してしまうような真実を教えてくれます。
それが、物語の中での架空の出来事であったとしても、読者としてはそのメッセージに心を打たれます。本の魅力の一つは、現実世界を客観的に見つめるきっかけを作り出してくれること。そして、それを可能にしてくれるのが、そこに登場するジャーナリストたちなのです。
この特集を通じて、新たに気になる作品が見つかった方、既に読んだことのある作品に対する見方が変わった方もいるかもしれませんね。そして何より、ジャーナリストという職業に対する理解が少しでも深まったのなら、それが何よりも私たちライターの喜びとなります。
ここでご紹介した作品はもちろん、さまざまなジャンルの本がこの世にはあります。なので、もし気に入った作品があれば、ぜひその扉を開き、その世界に飛び込んでみてください。新たな視点、驚きのストーリー、感動の結末が、きっとあなたを待っています。
今回の特集が皆様の読書ライフの一助となれば幸いです。これからも良質な本を紹介していきたいと思うので、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。さあ、次は何を読もうか、考えるだけでわくわくしますね。
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