孟子に関する本 おすすめ6選 古代中国の思想家
孟子と言えば、古代中国の大思想家。孔子と同じく儒教の立場から人々に影響を与えた素晴らしい人物です。その彼の哲学を紐解くためにおすすめしたい本を6冊、ピックアップしました。孟子の「仁」について深く掘り下げた作品や、彼の生涯を描いた歴史書、一見分かりにくい思想もイラスト付きでわかりやすく解説してくれる本等々、幅広く揃えました。また、孟子が思想を展開させる背景を詳細に描いた作品では、当時の中国社会についても学べますよ。気になる一冊があれば、ぜひ手に取ってみてくださいね。
『「孟子」一日一言 : 吉田松陰が選んだ「孟子」の言葉』
作者 | 孟子 吉田,松陰,1830-1859 川口,雅昭,1953- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 致知出版社 |
発売日 | 2014年01月 |
『孟子』
歴史の陰に隠れて見えない壮・中年期の孟子の生きた姿をとらえようとつっこんでいくと,必ずぶつかるの楊・墨に対する闘争であり,彼の樹立した儒家の新学説もすべてといってよいほど,対楊・墨闘争の中から形成されたものである。この実相は,ほぼ間違いないと思う。生きた孟子の生涯の姿は,やはり熱い血潮が体内をめぐり,切れば鮮血のほとばしるような闘う思想家のそれではなかったろうか。
目次(内容と構成)
まえがき
序章ーー孔子の死
1 孟子その人、その時代
おいたち
若き日の修学
自己学説の形成期
王道講説者として
戦国の世に生きて
最晩年
2 孟子の思想活動とその背景
『孟子』という書物
楊・墨の言、天下に満つ
「心術の学」
儒家学説の新構築
3 孟子の主要思想
社会観(1)--職分にもとづく社会構成観
社会観(2)--仁義にもとづく社会紐帯観
人間観(1)--人間の本性は善である
人間観(2)--性と命と修養
政治思想(1)--王道政治とは何か
政治思想(2)--革命論
終章ーー『孟子』の命運
あとがき
参考文献
年表
さくいん
作者 | 加賀 栄治 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 清水書院 |
発売日 | 2015年09月01日 |
『孟子 : 中国の古典』
作者 | 佐野,大介,1973- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2015年02月 |
『孟 子』
聖人の孔子と並ぶ賢者として孔孟と呼ばれ、その著述は『論語』と同様に四書のひとつとされる孟子。魏、燕、斉などの七強国が覇を争った戦国時代に、小国鄒(すう)に生まれ、諸国をめぐって説いた仁政とは何か。人材登用の要諦などあるべき君子像の提言や井田制など理想国家の構想から、人間の本性を考察したうえの修身の心得まで、賢者の教えを碩学が解説する。
1 孟子思想の時代背景ーー孟子の生きた戦国時代ーー
2 孟子の人と思想
3 『孟子』という著作
作者 | 貝塚 茂樹 |
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価格 | 1155円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2004年09月10日 |
『全文完全対照版 孟子コンプリート 本質を捉える「一文超訳」+現代語訳・書き下し文・原文』
なぜ、吉田松陰が心酔したのか?
「性善説」そして「王道政治」。
「仁」「義」「礼」「智」の神髄とは何か。
孔子の正統な後継者といわれる孟子が唱えた儒教の思想書。
日本では朱子学が幕府公認の学問とされた江戸時代に広く浸透した。
孟子の基本思想は2つ。
1つは性善説。天から与えられた「仁」「義」「礼」「智」などの徳性を発揮するため、絶えざる修養が必要とする。
いま1つは王道政治。「仁」と「義」を尊び、力づくでなく徳をもって人々の生活を最優先する政治である。
リーダーの心得として親しまれているが、深い人間理解に基づく人付き合い、処世を説いた賢者の書である。
本書では全文の現代語訳、書き下し文、原文に加え、【一文超訳】を掲載。
テーマは何か、主旨は何かが一目で把握でき、格言のように心に刻まれるので、「孟子」の理解が飛躍的に向上する。
また、主要な人名や語句には懇切丁寧な注釈を入れた、現代の完全版である。
■目次
梁恵王(上)
梁恵王(下)
公孫丑(上)
公孫丑(下)
滕文公(上)
滕文公(下)
離婁(上)
離婁(下)
万章(上)
万章(下)
告子(上)
告子(下)
尽心(上)
尽心(下)
解説
参考文献
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梁恵王(上)
梁恵王(下)
公孫丑(上)
公孫丑(下)
滕文公(上)
滕文公(下)
離婁(上)
離婁(下)
万章(上)
万章(下)
告子(上)
告子(下)
尽心(上)
尽心(下)
解説
参考文献
作者 | 野中 根太郎 |
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価格 | 4400円 + 税 |
発売元 | 誠文堂新光社 |
発売日 | 2021年07月12日 |
『孟子のことば』
作者 | 加藤,道理,1925- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 明徳出版社 |
発売日 | 2002年01月 |
今回は、古代中国の思想家、孟子について解説した6作品をご紹介しました。どの作品も様々な角度から孟子の思想を描いており、一冊ずつ読んでいくことで、その深淵な思索に触れることができるのではないでしょうか。
孟子の思想は、その人間性や倫理観に深い洞察を与えてくれます。長い歴史を経てなお、私たちの心を揺さぶる彼の言葉たちは、世代を超えて引き継がれる普遍的なメッセージを伝えているということを再認識させてくれるものばかりです。
この6作品を読むことによって孟子の思想に対する理解はもちろん、古代中国の世界観やその歴史についても深く理解を深めることができるでしょう。またそれらの知識は今日の私たちの生活にも応用することができます。
それぞれの作品には、孟子の思想を解釈し、それを私たちの日常生活にどう適用するかのヒントが詰まっています。まだ孟子のことをよく知らないという方も、紹介したどれか一冊から手にとってみてください。孟子のあたたかくも深い思想に触れ、日々の生活に活かすことによって、きっと新たな発見や驚きがあるはずです。
最後に、孟子の名言「至誠にして動かざる者未だ有らざる」を引用して、この記事を締めくくりたいと思います。至誠、つまり真心をもってことにあたれば必ず結果が出るというこの言葉を胸に、読書を楽しんでみてはいかがでしょうか。
私たちが忘れがちな大切な何かを、孟子と共に思い出せますよう、心から祈っています。
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