犬好きが読むべき小説10選

犬好きなあなたにピッタリの小説が盛りだくさんですよ!感動的な物語から笑えるコメディまで、犬がキーパートを果たす作品はバラエティ豊か。ある作品では、人間と犬の切ない友情を描き、読者の心を握ります。また、毎日の飼い主との日常を描いた作品では、犬の視点から見た世界が広がり、新たな発見がありますよ。さらに、難事件を解決する名探偵に変身する犬のストーリーでは、ハラハラドキドキが止まらない。何気ない日常の中にも、犬と人間との絆が描かれた感動作品から、犬が自分たちの世界を生き抜く冒険物語まで、きっとあなたの心に残る一冊が見つかるはずです。
『その犬の歩むところ』

『神は銃弾』で「このミステリーがすごい!」第1位。
『音もなく少女は』で「このミステリーがすごい!」第2位。
名匠ボストン・テランが帰ってきた。
犬を愛するすべての人に贈る感涙の傑作。
傷ついた人々のそばに、いつもその犬がいた。
GIV--ギヴ。それがその犬の名だ。その孤独な犬の首輪に刻まれていた三文字だ。傷だらけで、たったひとり、山道を歩んでいた犬の名だ。彼はどこから来たのか。どこで、なぜ、こんなにも傷だらけになったのか。彼は何を見てきたのか。どこを歩んできたのか。
犯罪が、天災が、戦争が、裏切りがあった。世界が理不尽に投げてよこす悲嘆があり、それと戦い、敗れる者たちを見守ってきた一匹の犬がいた。
この世界の不条理と悲しみに立ち向かった人たちに静かに寄り添っていた気高い犬。
『神は銃弾』でみせた荘厳な世界観、『音もなく少女は』でみせた崇高な人間の強さ、そしてボストン・テランにしか生み出せない乾いた詩情をたたえる文体。傷ついたひとたちの悲劇と救済を描く感動の最新作。
作者 | ボストン・テラン/田口 俊樹 |
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価格 | 902円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2017年06月08日 |
『少年と犬』

作者 | 馳,星周,1965- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2023年04月 |
『スピンク日記』

私はスピンクといいます。プードルです。小説家の主人・ポチや美徴さん、キューティー・セバスチャンやたくさんの猫たちと一緒に暮らしています。「犯人だー」と叫んで一緒に駆け回り、安物買いの暖房器具で寒い思いをし、ときに「文学の鬼になる」と言い出す主人と私たちの楽しい毎日について申し上げます。
私自身のこと
主人・ポチのこと(一)
主人・ポチのこと(二)
キューティー・セバスチャンのこと
お留守番
キューティーが病院へ行く
キューティーの悲惨な状態
ポチの利己主義
蒸米コージー君来訪
スダチマルダシホール
主人の敗亡と私の反省
ポチの気の毒・スズメバチ(一)
ポチの気の毒・スズメバチ(二)
暇
禁止
ポチのマジ歌
私の秋、ポチの秋
失敗の本質(一)
失敗の本質(二)
暖房問題の結末
残りの人生の問題
作者 | 町田 康 |
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価格 | 935円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2014年04月16日 |
『パーフェクト・ブルー』

高校野球界のスーパースターが全身にガソリンをかけられ、焼き殺されるというショキングな事件が起こった。俺、元警察犬のマサは、現在の飼い主、蓮見探偵事務所の調査員、加代子と共に落ちこぼれの少年、諸岡進也を探し当て、自宅に連れ帰る途中、その現場に遭遇する。犬の一人称という斬新なスタイルで、社会的なテーマを描く、爽快な読後感の長編デビュー作、待望の文庫化。
作者 | 宮部みゆき |
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価格 | 712円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 1992年12月 |
『ベルカ、吠えないのか?』

キスカ島に残された四頭の軍用犬北・正勇・勝・エクスプロージョン。彼らを始祖として交配と混血を繰りかえし繁殖した無数のイヌが国境も海峡も思想も越境し、“戦争の世紀=20世紀”を駆けぬける。炸裂する言葉のスピードと熱が衝撃的な、エンタテインメントと純文学の幸福なハイブリッド。文庫版あとがきとイヌ系図を新に収録。
作者 | 古川 日出男 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2008年05月09日 |
『約束の森』

妻を亡くした元刑事の奥野は、かつての上司から指示を受け北の僻地にある別荘の管理人を務めることになる。やがて明らかになる謎の“組織”の存在。一度は死んだ男が、愛犬マクナイトと共に再び立ち上がる。
作者 | 沢木 冬吾 |
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価格 | 1045円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2014年07月25日 |
『犬がいた季節』

作者 | 伊吹,有喜 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2024年01月 |
『白い犬とワルツを』

作者 | Kay,Terry,1938- 兼武,進,1937- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 1998年03月 |
『さいごの毛布』

年老いた犬を飼い主の代わりに看取る老犬ホームに勤めることになった智美。なにやら事情がありそうなオーナーと同僚、ホームの存続を脅かす事件の数々--。愛犬の終の棲家の平穏を守ることはできるのか?
作者 | 近藤 史恵 |
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価格 | 858円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2016年10月25日 |
『犬と私の10の約束』

「私を信じてください。それだけで私は幸せです」「私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください」。ゴールデンレトリバーのソックスを飼う時、母は幼いあかりに10の約束をさせた。しかし大人になるにつれその関係に微妙な変化が生まれ…。「でも私にはあなたしかいません」。愛犬と少女の絆を描く、涙なくしては読めない感動物語。
作者 | 川口 晴 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2010年09月03日 |
それぞれの作品とともに次々と描かれる犬たちと人間たちの絆、喜び、そして切なさ。犬好きならずとも、心が温まるエピソードは人々の心に深く響くはずです。どの作品も生きる力や勇気、そして命の持つ価値といった、人間が時として忘れがちな大切なことを私たちに思い出させてくれます。
また犬は単にペットや動物として描かれているわけではありません。時には主人公として、時には戦友として、また時には家族として物語の核心部分に深く関わっていて、その存在が物語を豊かに彩っています。そんな視点から作品を読むことで、作品の中の犬たちの存在の大きさに改めて気づくことでしょう。
そして、何よりも心に刻まれるのは犬と人との信頼関係です。彼らがどれほど人を理解し、愛し、守るために戦うか。それは言葉を持たない彼らだからこそ伝えられる深い愛情と信頼の表れだといえるでしょう。
最後に、あの作品のように現実では考えられないようなファンタジックな世界でも、犬の存在は物語を繋ぎ、豊かで深いドラマを作り出します。現実から少し離れてまったく新しい世界を体験することで、私たちは犬という生き物の新たな一面を発見することができます。
これらの作品はみんなが思い描く「犬好き」のステレオタイプを超えて、独自の世界観と感動を提供し、それぞれが持つメッセージはきっとあなたの心に残るはずです。犬たちとのすてきな物語に触れて、「犬好き」が更に深まる一方、普段考えない可能性や情感に気づくことができるでしょう。
最後に、あなたが愛する犬たちに感謝する心を新たにするきっかけとなることを願っています。犬と共に過ごす日々が、これらの作品を通じてより意味深く、かけがえのない時間となることを心から願っています。あなたの愛犬と共に、また新たな物語を紡いでいってくださいね。
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