フェルメールを知る本 おすすめ6選 17世紀の画家

17世紀、オランダ黄金時代を彩った画家、フェルメール。あの神秘的な青、「フェルメールの青」の生みの親でもありますよね。フェルメールを知るためにおすすめな本は、6種類あります。その中には、フェルメールの人生や創作活動を綿密に綴った伝記の本、詳細な画作分析によってフェルメールの芸術性を解き明かした研究書、そしてフェルメールの作品が描かれた時期の歴史背景を学べる本もあります。フェルメールの青をただ眺めるだけでなく、その背後にある意味や世界観を深く知りたい方に、これらの本は最適ですよ。
『フェルメール 作品と生涯 (角川ソフィア文庫)』
| 作者 | 小林 頼子 |
|---|---|
| 価格 | 506円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2018年10月24日 |
『フェルメールへの招待 = Johannes Vermeer』
| 作者 | 朝日新聞出版 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 朝日新聞出版 |
| 発売日 | 2012年02月 |
『フェルメール生涯と全作品 : 技法解説・作品背景・拡大図版で多角的に鑑賞!』
| 作者 | |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 宝島社 |
| 発売日 | 2022年02月 |
『フェルメールの世界 拡大図でたどる静謐の物語』
全作品、拡大で見る!世紀の大修復後、初公開の作品も収録
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ヒエロニムス・ボス、ピーテル・ブリューゲルに続く「拡大で見る!」シリーズ第3弾。
17世紀オランダの随一の人気を誇るヨハネス・フェルメールの絵画の細部に迫りながら、
この画家の多様な魅力に注目します。
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【コンテンツ】
・フェルメールの生涯
・フェルメールの絵画
・近くもあり遠くもある接点
・色彩とデザイン
・頭飾り、頭部と顔
・カフス、袖、毛皮、生地と襞
・画中画
・製図、測量、秤量
・五感の4つについて
・室内と日用品
・窓と外の世界
・巨匠の筆づかい
・用語解説
・参考文献
・訳者あとがき
| 作者 | ゲイリー・シュヴァルツ/熊澤 弘 |
|---|---|
| 価格 | 3630円 + 税 |
| 発売元 | パイインターナショナル |
| 発売日 | 2022年01月21日 |
『フェルメール全点踏破の旅』
絵画の宝石が待っている。37点全点カラー収録!
日本でもゴッホと並ぶ人気のフェルメール。その作品は30数点と少なく、そのすべてを欧米現地に訪ねる旅が成立する。『盗まれたフェルメール』の著者が全点踏破の野望を抱いて旅に出た。
| 作者 | 朽木 ゆり子 |
|---|---|
| 価格 | 1540円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2006年09月15日 |
『中野京子と読み解く フェルメールとオランダ黄金時代』
絶対王政時代の17世紀ヨーロッパ。オランダは王を戴かず、経済の力で大国になった。海洋貿易、軍事、科学技術で世界を牽引し、文化・芸術も大きく花開いた。
「他国では王侯貴族や教会の占有物だった絵画が、フェルメールの生きた十七世紀オランダでは庶民の家の壁にもふつうに飾られていました。
フランス印象派より二世紀も先に、庶民のための芸術が生まれていたのです」(あとがきより)
フェルメール、ハイデンの風景画からは市民の楽しげな暮らしが見て取れる。
レンブラント、ハルスの集団肖像画は自警団の誇りと豊かさを、
ロイスダールの風車画はオランダ人の開拓魂を、
バクハイゼンの帆船画は東インド会社の隆盛と経済繁栄を伝える。
ヤン・ブリューゲル二世はチューリップ・バブルに熱狂した意外な一面を描き、
ステーンが描く陽気な家族からは、人々の愉快な歌声まで聞こえる。
フェルメールが生きたのは、こんなにも熱気あふれる“奇跡の時代”だった。
人々は何に熱狂し、何と闘い、どれほど心豊かに生きたかーー15のテーマで立体的に浮かび上がる。
『怖い絵』著者・中野京子が贈る《名画×西洋史》新シリーズ誕生!
絵画40点フルカラー掲載。
2022年開催『ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展』で来日中の『窓辺で手紙を読む女』の修復前後の絵も収録(「手紙」の章)。
本書を読むと、美術展の楽しみも倍増です!
| 作者 | 中野 京子 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2022年05月26日 |
そうして、17世紀を生き抜いた偉大な画家、フェルメールの世界を知ることができる素晴らしい本を6つご紹介させていただきました。それぞれの本が情緒豊かなフェルメールの作品に迫る視点や解釈は異なりますが、共通して言えることは、読む者を一瞬で当時のオランダへと連れて行ってくれる力強さを持っているということです。
フェルメールの深淵に魅せられてしまった方は、これらの本を一つずつ手にとり、じっくりと眺めてみてください。そして、更なる解釈や新たな発見を楽しむことができれば、私としても大変嬉しく思います。また、画家の生涯と作品の背後にある思いや、緻密な技法に触れることで、絵画そのものへの興味や理解が深まることでしょう。
本書を通して、フェルメールの美と真実、そしてその時代背景に対する理解がますます深まり、フェルメール作品が持つ至高の美しさに私たちが魅了され続ける理由が明らかになってくることでしょう。この記事が、フェルメールの絶妙な色彩や光の表現、ファンタジーに満ち溢れた世界観に通じる一歩となることを願っています。
この他にも、フェルメールに捧げられた多くの素晴らしい本があります。それぞれのご興味やニーズに合わせて選んでいただければと思います。絵画がもつ豊かな表現や深い魅力に触れ、フェルメールの色鮮やかな世界にいざなわれてみてください。
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