パーソナリティ障害に関する本 おすすめ6選 特徴や接し方など

パーソナリティ障害を題材にした作品は、人間の多面性や複雑性を深く描くため、読む者を引き込む力があります。著者が繊細な心理描写を通じてパーソナリティ障害の特性を見事に描きとめていたり、ストーリーやキャラクターが障害への理解を深めてくれるものが多く、読むごとに新たな発見や共感があるはずです。また、実際にパーソナリティ障害のある人々がどのように生活しているか、またその周囲の人々はどう接しているのかを描いた作品もあります。これらは、社会の理解を深めるための大切な一冊となるでしょう。
『ウルトラ図解パーソナリティ障害 : 生きづらさ・苦しみを減らすための理解と接し方』

作者 | 林,直樹,1955- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 法研 |
発売日 | 2018年06月 |
『マンガでわかるパーソナリティ障害 もっと楽に人とつながるためのヒント』

なぜこんなに嫉妬してしまうのか。なぜこんなに失敗が怖いのか。なぜ大事な人を振り回してしまうのか。精神科医が教える、性格の偏りを「個性」に変え、生きやすさを身につける鍵とは?
作者 | 岡田尊司/松本耳子 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2021年09月24日 |
『パーソナリティ障害とは何か』

「見捨てられ不安」を抱く境界性、尊大さの背後に別の人間像を隠し持つ自己愛性、「恥の心理」を抱える回避性……。精神科臨床の最前線に立つ著者が、豊富な症例をもとに、現代の病ともいえるパーソナリティ障害の心理構造から周囲の接し方まで丁寧に紹介する一冊。(講談社現代新書)
「見捨てられ不安」を抱く境界性、尊大さの背後に別の人間像を隠し持つ自己愛性、「恥の心理」を抱える回避性……。
精神科臨床の最前線に立つ著者が、豊富な症例をもとに、現代の病ともいえるパーソナリティ障害の心理構造から周囲の接し方まで丁寧に紹介する一冊。
はじめに パーソナリティ障害の時代
序章 パーソナリティ障害とは
第一部 主観的世界のなかの「私」
第一章 スキゾイド・パーソナリティ障害ーー対象に呑み込まれる不安
第二章 サイクロイド・パーソナリティ障害ーー強い一体化願望
第三章 妄想性パーソナリティ障害ーー投影という防衛機制
第二部 主観と客観のあいだ
第四章 反社会性パーソナリティ障害ーー欠落した規範意識
第五章 境界性パーソナリティ障害ーー見捨てられ不安
第六章 自己愛性パーソナリティ障害ーー尊大な自己の背後
第三部 外界と「私」との対峙
第七章 回避性パーソナリティ障害ーー恥の心理
第八章 強迫性パーソナリティ障害ーー感情の切り離し
第九章 演技性パーソナリティ障害ーー他の注目を惹こうとする心理
第一〇章 パーソナリティ障害全体を見回す
最終章 パーソナリティ障害の人に寄り添うーー治療者として、家族として、そして友だちとして
作者 | 牛島 定信 |
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価格 | 924円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2012年11月16日 |
『図解・決定版パーソナリティ障害を乗りこえる!正しい理解と最新知識』

作者 | 市橋 秀夫 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 日東書院本社 |
発売日 | 2014年12月08日 |
『パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか (PHP新書)』

作者 | 岡田尊司 |
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価格 | 1170円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2011年12月02日 |
『パーソナリティ障害 : 正しい知識と治し方』

作者 | 市橋,秀夫,1968- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年07月 |
この度ご紹介した6冊の本には、パーソナリティ障害にまつわるさまざまな視点と情報が込められています。医学的な視点はもちろん、実体験やくらしの中での具体的な引き受け方、また文学やマンガとして描かれたフィクションなど、多様な角度から理解を深めることができます。
一見、パーソナリティ障害という言葉は遠い存在に感じるかもしれません。しかし、自分自身にこそ当てはまらないとは言えませんし、知らない間に接している可能性もあります。それほど身近な存在とも言えますね。また、知識があると相手の感情を理解したり、適切な対応をする手がかりになったりします。
ただ、一つ注意点として挙げたいのは、これらの本が提供するものは「知識」や「理解」であり、決して「診断」のためのものではないということです。自分自身や他人を必要以上にラベル付けしたり、自己診断したりするのは避けましょう。もし、本当に問題があると思った場合は、専門家の意見を求めてください。
私たちが他人と上手にコミュニケーションをとるためには、相手の考え方や感じ方を理解し、尊重することが大切です。それまで理解できなかった人の行動や反応が理解できるようになり、それを受け入れられるようになると、人間関係はよりスムーズになります。
さて、今回ご紹介した6冊の中に、皆さまがパーソナリティ障害についての理解を深める一助になる一冊があれば嬉しいです。読書の旅が、自己理解の旅であり、より豊かな人間関係を築くための旅につながることを、心から願っています。
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