山の怪談を書いた本10選
あなたが山の恐怖を味わいたいなら、これらの怪談話がおすすめです。巨大な怪物の存在、迷い込んだ未知の山村、突然の嵐による遭難…。山という閉じた空間で繰り広げられるゾクゾクする展開と目を離せない物語に、きっと心が震えるはずです。風に乗って聞こえる不思議な声、見えない何かに追い詰められる主人公たちの生死を彩る絵画的な描写も見逃せません。いくつかの作品はユーモラスな要素も取り入れ、心地よい緊張感を保ったままストーリーを進めています。リアルに描かれた山の自然や生態系を読み解きながら、山の不思議と恐怖を体験してみませんか。
『山怪談 (HONKOWAコミックス)』
作者 | 伊藤 潤二/伊藤 三巳華/今井 大輔/猪川 朱美/吉富 昭仁/安曇 潤平 |
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価格 | 594円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2018年03月07日 |
『文豪山怪奇譚 山の怪談名作選』
文豪たちが遺した異世界としての「山」。斯界の雄・東雅夫の選によるかつてないアンソロジー。
作者 | 東雅夫 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 山と渓谷社 |
発売日 | 2016年02月 |
『山怪』
山を仕事場とする猟師や、山里に暮らす人々が実際に遭遇した奇妙な出来事。深い親交を持つ著者だからこそ聞き得た阿仁マタギの体験談をはじめ、時代の流れとともに消えつつある「語り遺産」を丹念に集めた現在形のフィールドワーク。「現代版遠野物語」として絶賛されたベストセラーを遂に文庫化。書き下ろしの「山怪後日談」を収録。
作者 | |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 山と溪谷社 |
発売日 | 2019年07月06日 |
『山の怪異譚』
作者 | 山の怪と民俗研究会 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2017年11月 |
『怪談狩り [8]』
作者 | 中山,市朗,1959- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年08月 |
『山の霊異記. [4]』
作者 | 安曇,潤平 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2019年07月 |
『山海の怖い話』
「山海」に纏わる厳選怪談集!「人形の怖い話」に続くテーマ別アンソロジー山にはいったい何が棲んでいるのか、海には何が潜んでいるのか。人が踏み入れてはいけない異界がそこにある──。山と海に纏わる怪異を収録した、テーマ怪談集の決定版。・ベテラン登山者が山で出会ったのは…「道迷い」(鈴木 捧)・釣りをしていて出会う怪異の数々「渓流怪談」(平谷美樹)・沖縄でその日、海に入ってはいけない理由「ヨーカビーの海」(小原 猛)・浜で遭遇した悲しい過去の記憶「ぼたもち」(春南 灯)・後輩に見せられた奇妙な一枚の写真とは「呼び水」(若本衣織)・漁師が漁場で見た驚愕の海の秘密「うみだま」(黒木あるじ)――など書き下ろしと過去の最恐作品を選りすぐって全39話を収録。
作者 | 黒木あるじ/著 平谷美樹/著 小原猛/著 鈴木捧/著 若本衣織/著 春南灯/著 小田イ輔/著 ほか |
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価格 | 不明 |
発売元 | 竹書房 |
発売日 | 2023年11月29日 |
『幽山鬼談 (竹書房怪談文庫)』
作者 | 戸神重明 |
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価格 | 703円 + 税 |
発売元 | 竹書房 |
発売日 | 2023年06月29日 |
『広島岡山の怖い話』
広島で生まれ、大学時代を岡山で過ごした著者が綴る両県の本当に恐ろしい場所と、実際に足を運んで体験した恐怖実話。“己斐峠・中村家”事故多発の峠に佇む一家惨殺の噂がある廃屋。事故との因果は…(広島市西区)、“似島”海岸で白い小石を拾った日から苛まれる異臭のする悪夢。原因は…(広島市南区)、“廃納骨堂”山奥の小屋で殺される夢を度々見る女性。夢の場所に心当たりがある友人と現場を訪れた際、恐ろしいことが…(岡山市中区)、“血吸川”左目が突如赤く染まり痛みに襲われた少年。引っ越してきて間もない彼が踏み入れたのは忌み地で…(総社市)他、山陽の実話怪談21話!
作者 | 岡 利昌 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 竹書房 |
発売日 | 2021年05月28日 |
『山と村の怖い話』
作者 | 平川,陽一,1946- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2017年06月 |
それぞれ異なるストーリー、異なるホラーシーンを描いたこれら10冊の本ですが、共通しているのはやはり「山」の存在ですよね。普段私たちが生活する街の喧騒から離れ、自然の中で過ごす時間はきっと特別なものでしょう。だからこそ、山での怪奇現象や未知なる存在に私たちは惹かれるんだろうと思います。
怪談とは、底知れぬ恐怖や人間の心の闇を描くジャンル。けれど、その中にあるのは私たちが心のどこかで抱いている恐怖や儚さ、そして人間の強さを表していると思います。その意味で、これらの作品はただ怖いだけではない、そう感じていただけたら嬉しいです。
山の音、風の音、虫の音。夜が更けると静まり返り、何かが訪れそうな予感がしますよね。だからこそ、そんな山を舞台にした怪談話は特に背筋がぞくっとなるものがあります。身体は 冷えて、心は熱くなる。 そんな体験をあなたも一度は味わってみてはいかがでしょうか?
さて、今回は10冊の山の怪談をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?これらの本を読んで興味を持たれた方も、そうでない方も、ぜひ自分の趣味や興味に合わせて読書を楽しんでくださいね。自分の世界が広がる喜びを共有できること、これ以上に嬉しいことはありません。
今後も皆様の読書ライフが豊かになるよう、様々なジャンルのおすすめ本をご紹介してまいりますので、どうぞお楽しみに。それでは、次回のおすすめ本を探す旅はこの辺で。お読みいただき、ありがとうございました。
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