山の怪談を書いた本10選
あなたが山の恐怖を味わいたいなら、これらの怪談話がおすすめです。巨大な怪物の存在、迷い込んだ未知の山村、突然の嵐による遭難…。山という閉じた空間で繰り広げられるゾクゾクする展開と目を離せない物語に、きっと心が震えるはずです。風に乗って聞こえる不思議な声、見えない何かに追い詰められる主人公たちの生死を彩る絵画的な描写も見逃せません。いくつかの作品はユーモラスな要素も取り入れ、心地よい緊張感を保ったままストーリーを進めています。リアルに描かれた山の自然や生態系を読み解きながら、山の不思議と恐怖を体験してみませんか。
『山怪談 (HONKOWAコミックス)』
作者 | 伊藤 潤二/伊藤 三巳華/今井 大輔/猪川 朱美/吉富 昭仁/安曇 潤平 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2018年03月07日 |
『文豪山怪奇譚 : 山の怪談名作選』
作者 | 東,雅夫,1958- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 山と溪谷社 |
発売日 | 2016年02月 |
『山怪』
山を仕事場とする猟師や、山里に暮らす人々が実際に遭遇した奇妙な出来事。深い親交を持つ著者だからこそ聞き得た阿仁マタギの体験談をはじめ、時代の流れとともに消えつつある「語り遺産」を丹念に集めた現在形のフィールドワーク。「現代版遠野物語」として絶賛されたベストセラーを遂に文庫化。書き下ろしの「山怪後日談」を収録。
作者 | |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 山と溪谷社 |
発売日 | 2019年07月06日 |
『山の怪異譚』
作者 | 山の怪と民俗研究会 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2017年11月 |
『怪談狩り 山の足音(8)』
実家の改築工事の最中、次々に発覚する家の奇妙な造りと、2つ目の仏壇の謎が恐ろしい「家の整理」。TV番組のため、都内の心霊スポットを訪れた撮影スタッフが遭遇した怪異と後日談に戦慄する「心霊動画」など日常に潜む恐怖に加え、怪異収集家である著者が厳選した山の怪談を収録。遭難した男性が出会った顔の印象のない男、夜の山道で何度も追い抜く同じ女性の後ろ姿ーー山という“異界”を堪能できる本当に怖い実話怪談集。
目 次
青いバツ印/屋根の女/空白の時間/家の整理/泥人形/曲女【まがりめ】/白いツナギの男/吊ってはる/かわいいこと/デスクトップの絵/会長秘書/おじいちゃん/庭の龍/浪曲が聴きたい/桐箪笥/龍が見える人/カルテの虫干し/十万円/安宿/裏の竹藪/ずれた世界/東の方向/彼女の声/地下のトイレ/心霊番組/牛/母の重さ/よくある怪談/HOT!/ユウちゃんがいる/起こす女/建て替えの商談/残業/二人の男/仏様/真夜中の漁港で/やけど/タバコの吸い殻/大学教授の思考/死神/コロナ感染/入院/萌えない?/山の足音/山女/杖/助けてくれた男/天狗の写真/高野山の茶店/山の神/犬の顔/吉野の狐/吉野の古家/お盆の夜/吉野の探索/貸した車
作者 | 中山 市朗 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年08月24日 |
『山の霊異記. [4]』
作者 | 安曇,潤平 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2019年07月 |
『山海の怖い話』
「山海」に纏わる厳選怪談集!
「人形の怖い話」に続くテーマ別アンソロジー
山にはいったい何が棲んでいるのか、海には何が潜んでいるのか。人が踏み入れてはいけない異界がそこにある──。
山と海に纏わる怪異を収録した、テーマ怪談集の決定版。
・ベテラン登山者が山で出会ったのは…「道迷い」(鈴木 捧)
・釣りをしていて出会う怪異の数々「渓流怪談」(平谷美樹)
・沖縄でその日、海に入ってはいけない理由「ヨーカビーの海」(小原 猛)
・浜で遭遇した悲しい過去の記憶「ぼたもち」(春南 灯)
・後輩に見せられた奇妙な一枚の写真とは「呼び水」(若本衣織)
・漁師が漁場で見た驚愕の海の秘密「うみだま」(黒木あるじ)
ーーなど書き下ろしと過去の最恐作品を選りすぐって全39話を収録。
作者 | 黒木 あるじ/平谷美樹/小原 猛/鈴木 捧/若本衣織/春南 灯 |
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価格 | 924円 + 税 |
発売元 | 竹書房 |
発売日 | 2023年11月29日 |
『幽山鬼談 (竹書房怪談文庫)』
作者 | 戸神重明 |
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価格 | 703円 + 税 |
発売元 | 竹書房 |
発売日 | 2023年06月29日 |
『広島岡山の怖い話』
作者 | 岡,利昌,1980- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 竹書房 |
発売日 | 2021年06月 |
『山と村の怖い話』
作者 | 平川,陽一,1946- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2017年06月 |
それぞれ異なるストーリー、異なるホラーシーンを描いたこれら10冊の本ですが、共通しているのはやはり「山」の存在ですよね。普段私たちが生活する街の喧騒から離れ、自然の中で過ごす時間はきっと特別なものでしょう。だからこそ、山での怪奇現象や未知なる存在に私たちは惹かれるんだろうと思います。
怪談とは、底知れぬ恐怖や人間の心の闇を描くジャンル。けれど、その中にあるのは私たちが心のどこかで抱いている恐怖や儚さ、そして人間の強さを表していると思います。その意味で、これらの作品はただ怖いだけではない、そう感じていただけたら嬉しいです。
山の音、風の音、虫の音。夜が更けると静まり返り、何かが訪れそうな予感がしますよね。だからこそ、そんな山を舞台にした怪談話は特に背筋がぞくっとなるものがあります。身体は 冷えて、心は熱くなる。 そんな体験をあなたも一度は味わってみてはいかがでしょうか?
さて、今回は10冊の山の怪談をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?これらの本を読んで興味を持たれた方も、そうでない方も、ぜひ自分の趣味や興味に合わせて読書を楽しんでくださいね。自分の世界が広がる喜びを共有できること、これ以上に嬉しいことはありません。
今後も皆様の読書ライフが豊かになるよう、様々なジャンルのおすすめ本をご紹介してまいりますので、どうぞお楽しみに。それでは、次回のおすすめ本を探す旅はこの辺で。お読みいただき、ありがとうございました。
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