特殊清掃の現場を描いた本10選

特殊清掃の世界は、想像を超えた驚きや深い感動があふれています。そんな世界を描いた本たちを10冊、ずらりとご紹介します。リアルに描かれた現場の厳しさ、決して他人事ではない人間ドラマ、その中で見えてくる“生きる”というテーマ。現実的な描写から想像力を刺激する独創的な設定まで、多様な角度から特殊清掃の世界に迫ります。壮絶なシチュエーションに耐えながらも、孤独や葛藤を乗り越えて前に進む主人公たちの姿に、きっと共感できることでしょう。これまでの人生観を見つめ直すきっかけになるかもしれませんよ。
『特殊清掃人 = Postmortem Site Agents』
| 作者 | 中山,七里 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 朝日新聞出版 |
| 発売日 | 2022年11月 |
『特殊清掃』
人気ブログ『特殊清掃「戦う男たち」』から生まれた書籍が携書となって登場!「特殊清掃」とは、遺体痕処理から不用品撤去・遺品処理・ゴミ部屋清掃・消臭・消毒・害虫駆除まで行う作業のこと。通常の清掃業者では対応できない業務をメインに活動する著者が、孤立死や自殺が増え続けるこの時代にあって、その凄惨な現場の後始末をするなかで見た「死」と、その向こう側に見えてくる「生」のさまざまな形。
| 作者 | 特掃隊長 |
|---|---|
| 価格 | 1100円 + 税 |
| 発売元 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
| 発売日 | 2014年09月 |
『跡を消す 特殊清掃専門会社デッドモーニング』
俺が飛び込んだのは、
わけありの死に方をした人達の部屋を片付ける会社だったーー
選考委員の満場一致で選ばれた、
第7回ポプラ社小説新人賞受賞作!
一気読みだった。上手い。
特殊清掃という業界の内幕が持つ興味深さ・面白さだけに頼ることなく、
個々のケースごとに異なるドラマを作り、
そのひとつひとつが実に読ませる。
主人公が「死とは何か」を考えるのと一緒に、
読者も自ずと死について考えるようになる。
その構成が見事。
ーー大矢博子(書評家)
気ままなフリーター生活を送る浅井航は、
ひょんなことから飲み屋で知り合った笹川啓介の会社
「デッドモーニング」で働くことになる。
そこは、孤立死や自殺など、わけありの死に方をした人たちの
部屋を片付ける、特殊清掃専門の会社だった。
死の痕跡がありありと残された現場に衝撃を受け、失敗つづきの浅井だが、飄々としている笹川も何かを抱えているようでーー。
生きることの意味を真摯なまなざしで描き出す感動作!
| 作者 | 前川 ほまれ |
|---|---|
| 価格 | 770円 + 税 |
| 発売元 | ポプラ社 |
| 発売日 | 2020年08月06日 |
『死者宅の清掃 : 韓国の特殊清掃員がみた孤独死の記録』
| 作者 | キム,ワン 蓮池,薫,1957- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 実業之日本社 |
| 発売日 | 2023年08月 |
『不浄を拭うひと (1) (本当にあった笑える話)』
| 作者 | 沖田×華 |
|---|---|
| 価格 | 594円 + 税 |
| 発売元 | ぶんか社 |
| 発売日 | 2019年11月28日 |
『事件現場清掃人』
| 作者 | 高江洲敦 |
|---|---|
| 価格 | 650円 + 税 |
| 発売元 | 飛鳥新社 |
| 発売日 | 2020年11月26日 |
『葬儀屋と納棺師と特殊清掃員が語る不謹慎な話 (BAMBOO ESSAY SELECTION)』
| 作者 | おがたちえ |
|---|---|
| 価格 | 1100円 + 税 |
| 発売元 | 竹書房 |
| 発売日 |
『ROUTE END 1』
人の死が日常的となる職業、“特殊清掃業"を生業とする青年・春野。彼が近隣で続発する連続猟奇殺人事件、「END事件」に足を踏み入れて…。生と死の在り方を問うサイコ・サスペンス開幕!!
| 作者 | 中川 海二 |
|---|---|
| 価格 | 565円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2017年06月02日 |
『DEATH SWEEPERS ~遺品整理会社~ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)』
| 作者 | きたがわ翔 |
|---|---|
| 価格 | 659円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2018年10月19日 |
『時が止まった部屋 遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死のはなし』
朝日新聞、フジテレビ『Mr.サンデー』ほか、英ガーディアン紙、ドイツテレビ2DFでも報道され、「この日本人女性がすごい! 」と海外でも話題!
孤独死、ごみ屋敷、残されたペットたちーー故人の部屋を片づけ、弔いつづける27歳の遺品整理人が、依頼現場をミニチュアで再現。
死と向きあってきたからこそ伝えたい想いを初書籍化。
父親の突然死がきっかけで、若くして遺品整理人になった著者が、現場で目にした孤独死や、ごみ屋敷、ペット、そして部屋に残された「人生」のかけら。
社会問題化するいま、わたしたち一人ひとりにできることは何か。
ミニチュアを通して静かに問う。
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わたしが現場に行くときには、すでに故人の姿はない。
そういう仕事だ。
遺族や大家さんから聞いた話と、ただ、「部屋」と「物」がそこに取り残されているだけ。
でも、それらは雄弁に故人の人生を語っているようでもある。
(本文より)
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はじめに(日本の孤独死/わたしがミニチュアを作る理由)
第1章 音信不通の父親
第2章 ごみ屋敷それぞれの事情
【 column1 】大家さんたちの苦悩
第3章 家のなかの密室(トイレでの孤独死/お風呂での孤独死)
第4章 遺品の多い部屋
【 column2 】忘れられない遺品
第5章 壁に残された「ゴメン」
第6章 残されたペットたち
第7章 終の棲家
おわりに
| 作者 | 小島 美羽 |
|---|---|
| 価格 | 1540円 + 税 |
| 発売元 | 原書房 |
| 発売日 | 2019年08月21日 |
人間の知られざる一面、そして日々の生活の裏側で行なわれている特殊清掃。私たちが日常生活で見慣れている姿や風景を全く別の視点で描き出し、予期しない感動や驚きを提供してくれるのが、今回紹介した10冊の小説と漫画たちです。決して甘美な世界を描いたものではありませんが、ひとつひとつの現場には確かな人間ドラマが紡がれ、読んでいる側に様々な感情を揺さぶるでしょう。
特殊清掃の現場は、時には命の尊さや喜びを、時には悲しみや驚きを、そして人間の持つ無数の感情や生のリアルを私たちに優しくも力強く突きつけてきます。次から次へと目の当たりにする衝撃的な現実、しかし、その中にはいつも労働者たちの強い信念と献身的な姿勢が描かれています。
それらは読む者に、自分自身の生活を見直すきっかけを与え、あるいは新たな視点を提供するかもしれません。感情を揺さぶられると同時に、人間の持つ悲喜こもごもを反映したこれらの作品は、すべての人が一度は読んでみる価値があると感じています。
ぜひ次に読む本や漫画として、特殊清掃の現場を描いた作品から選んでみてはいかがでしょうか。それはきっと、あなたにとって新たな世界を開く、またはいつもとは違った視点から現実世界を見つめ直す機会になることでしょう。
この10冊が、あなたの読書の時間を特別なものにすることを願って、私たちも改めて各作品に感謝の気持ちを表します。今回ご紹介した作品たちが、これからも多くの人たちの心に響き続けることを期待しています。そして、それぞれの作品が描く特殊清掃の世界と、そこで働く人々の姿に皆さんが触れることで見えてくるものがありますように。
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