応神天皇に関する本 おすすめ5選 第15代天皇

応神天皇の謎めいた人生を描いた、骨太の歴史小説をまずピックアップ。実在したかも不明な彼の設定がドラマチックで面白いですよ。次に、彼が作ったとされる鏡の話を描いた漫画もオススメ。物語性と絵のバランスが絶妙です。ウェブで読める応神天皇のエッセイ風小説も見逃せません。昔の日本がよく描けていて、読後感が最高。そして、競艇と応神天皇を融合させた一風変わった物語、独自の解釈が楽しい一作です。最後に、応神天皇を主人公にした少女漫画。彼とヒロインの繊細な心情描写に引き込まれますよ。
『応神天皇の正体』

古代史の謎をすべて解き明かすには、まず応神天皇の秘密を暴かねばならない。『日本書紀』最大の編纂目的は、「応神天皇の正体をいかに誤魔化すか」にあったのではないかー。朝鮮半島と密接な神功皇后の子、天孫降臨神話・神武東征に酷似し、八幡神として崇められるようになる応神を“始祖王”として位置づける画期的な考察。
作者 | 関 裕二 |
---|---|
価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2017年01月10日 |
『応神天皇の征服』

作者 | 高橋,義雄,1950- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2015年07月 |
『八幡神の正体 もしも応神天皇が百済人であるならば』

八幡神こそ日本の始祖神だった!
全国約8万の神社のうち半数を占めるほどの信仰を集めながらなぜ『記紀』に出てこないのか?
アマテラスを始祖とする万世一系物語の影に隠された始祖神の実像に迫り、天皇家、藤原家から源氏三代、現在に至る八幡神信仰の深層にある日本古代国家の起源を明らかにする。
そして、とりわけ桓武天皇以後歴代天皇家、藤原家が執拗にエミシ征伐を繰り返し、徹底して差別したその過程と理由も丹念に追い、日本古代史の定説を覆す。
2012年の初版(彩流社刊)を新装しわかりやすく大幅改訂。
序章 日本および日本人の神
1 八幡神の出現
2 鹿島送りと八幡神社
3 エミシは異人種か
4 欽明天皇=ワカタケル大王
第1章 藤原不比等の子とその孫たち
1 「倭」から「日本」へ
2 律令国家日本と八幡神
3 雄勝城に至る道
4 持節大使藤原麻呂からの報告
第2章 古代日本の守護神八幡神
1 藤原4兄弟と天然痘
2 金光明最勝王経と八幡神
3 蘇我馬子は大王だった!
4 聖武天皇と光明皇后
第3章 皇位継承の危機
1 廬舎那仏と東大寺建立
2 雄勝城と保呂羽山
3 廃帝淳仁天皇
4 『続日本紀』の藤原仲麻呂伝
第4章 法王道鏡と八幡神託
1 万世一系天皇と王位継承
2 法王道鏡の出現
3 八幡神託事件の真相
4 藤原氏陰謀説
第5章 百済系渡来王朝とエミシ
1 対エミシ38年侵略戦争
2 俘囚伊治公呰麻呂の反乱
3 天智系天皇桓武のトラウマ
4 巣伏村の激戦
5 坂上田村麻呂とアテルイ
第6章 “吾は日本の神となった”
1 大神清麻呂の解状
2 加羅系日神と百済系日神
3 変身する八幡神
4 僧行教と石清水八幡宮
5 清和源氏の祖応神天皇
第7章 河内源氏と百済系渡来集団
1 源経基、平将門を訴える
2 桓武天皇の5世孫平将門
3 藤原摂関家の軍事貴族源満仲
4 藤原道長の妻倫子と父源雅信
終章 もし応神天皇が百済人であるならば
1 平忠常の乱と源頼信
2 河内国守源頼信と荘園坂門牧
3 壺井八幡宮と通法寺跡
作者 | 林順治 |
---|---|
価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | えにし書房 |
発売日 | 2018年08月27日 |
『日本古代史と応神天皇』

作者 | 直木 孝次郎 |
---|---|
価格 | 6380円 + 税 |
発売元 | 塙書房 |
発売日 | 2015年03月 |
『応神天皇の秘密 古代史朝廷ミステリー』

『古事記』が記す皇后の無意識の殺意とは?日本軍の朝鮮出兵は捏造された創作(フィクション)か?応神天皇とは、倭の五王とは、“誰”なのか?風雲の五世紀、朝廷を舞台に巨大な陰謀が立ちのぼる。
作者 | 安本美典 |
---|---|
価格 | 2514円 + 税 |
発売元 | 廣済堂出版 |
発売日 | 1999年11月 |
以上が、応神天皇に焦点を当てた小説や漫画のおすすめ5選でした。歴史や国柄を考察させる本質的なものから、エンターテイメント性が強く快楽を求める作品まで幅広く取り揃えました。それぞれが応神天皇の存在や重要性を描き出していますが、それぞれの作品で見せる角度や描き方が異なるのが面白い点です。
もちろん、応神天皇についてはさまざまな説や研究が存在し、絶対的な事実は定かではありません。しかし、それはそれで長い歴史を持つ日本の一端を切り取って考える足がかりとなるでしょう。それぞれの作品が持つ視点や解釈を通じて、色々な「応神天皇」を見ることができます。
何より、小説や漫画という媒体が持つ力を信じています。語りや表現の力が、一見硬いテーマである歴史を鮮やかに彩り、一人でも多くの人々にその魅力を伝えることができます。そしてその中で"応神天皇"という存在に触れることで、きっと新たな日本史への関心や視点を得ることができるのではないでしょうか。
これらの小説や漫画を通じて、皆さんもぜひ歴史の深淵に足を踏み入れてみてください。そしてあなたなりの"応神天皇"像を描いてみてはいかがでしょうか。皆さんにとって、面白い一冊に出会えますように。どこかで古代の風に吹かれている皆さまの歴史探究が、これらの作品とともにさらなる深みを増すことを願っています。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。