奥深い古墳の魅力!歴史が詰まった古墳を知るためのオススメ入門書4選
古墳の魅力に引き込まれたい皆さんに必見の4冊をご紹介します。まず第一には、視覚に訴えるイラストが満載の本。分かりやすい解説とともに、古墳の造りや魅力がひと目で理解できます。次に、物語形式で古墳にまつわる人々の生活を描いた本。実はドラマティックな古代の世界に思わず惹きこまれます。さらには、専門家による深いインサイトが詰まった本も。図版や資料に基づき、造営技術や彫刻技巧が詳しく解説されており、その精巧さに驚かされます。最後に、全国各地の爽快な古墳散歩を描いた本。この1冊で、古墳巡りの参考にもなりますよ。どれも異なる角度から古墳の魅力を伝えてくれるので、ぜひ手にとってみてくださいね。
『知られざる古墳ライフ え? ハニワって古墳の上に立ってたんですか!?』
地味なようで派手だった⁉ 魅力満点の古墳時代に迫る入門書。
教科書では簡単に紹介されるだけの古墳時代。
地味な印象を持ちがちですが、実は意外と(?)キラキラした時代だったことは、あまり知られていません。
きらびやかな装飾品の数々や、意匠をこらしたハニワたち。
また、その名のとおり、古墳を忘れてはいけません。
古墳といえば前方後円墳を真っ先に思い浮かべる人が多いと思いますが、円いものや四角いもの、なかにはホタテ貝のようなかたちのものもあり、お墓のわりにバラエティ豊かです。
このように創意工夫にとんだお墓とハニワで象徴される古墳時代は、いったいどのような時代だったのでしょうか。
古墳のつくられた意図やつくり方、かたちの変遷にはどのような背景が隠されているのでしょうか。
また、その時代に生きた人たちは、どんな顔立ちで、何を食べ何を着ていたのでしょうか。
知っているようで知らなかった古墳時代とその時代人の生活にスポットをあて、豊富なイラストや写真とともに解説。
『知られざる縄文ライフ』『知られざる弥生ライフ』に続く、先史シリーズの最終刊です!
■目次
はじめに
●彼らに会いに行く前に知っておきたい古墳知識
1章 古墳人のすがたと暮らし
2章 東アジアの中の日本
3章 古墳あれこれ
4章 古墳の祈り
5章 古墳の終わり
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はじめに
●彼らに会いに行く前に知っておきたい古墳知識
古墳基本のキ
弥生時代から古墳時代へ
ざっくりとヤマト王権について
前方後円墳ってなに?
古墳人ってどんな人?
古墳人の身体測定
コラム1 2つの名前を持つ古墳
1章 古墳人のすがたと暮らし
こんな集落に住んでいたかも(イラスト編)
こんな集落にすんでいたかも(解説編)
豪族の家
一般の人々の家
コラム2 ある工人集落の話
古墳時代の家族構成
豪族の衣
一般の人々の衣
装身具を付ける意味
古墳人のヘアスタイル
コラム3 古代式水洗トイレの謎
豪族の食卓
農民の食卓
台所に革命が起きた!
今と変わらぬ畑と水田
コラム4 古墳は誰のもの?
2章 東アジアの中の日本
謎に包まれた倭の五王
倭、隣国の戦いに参加する
コラム5 朝鮮半島の古墳事情
ヤマト王権直営牧場
牛は大王のものだった⁉ 家畜の話
渡来人は最先端な人々
3章 古墳あれこれ
移り変わる古墳の形
豪族以外のお墓
コラム6 日本のポンペイ 金井東裏遺跡の悲劇
古墳のつくり方
棺にも身分の違い
古墳をつくる人々
コラム7 古墳を築くにはいくらかかる?
副葬品から社会が見える
キラキラ副葬品
古墳人は銅鏡好き
モダンな装飾古墳
装飾古墳と壁画古墳
コラム8 埴輪の依頼主
4章 古墳の祈り
古墳の上での祭祀とは
さまざまな祀り
コラム9 海の正倉院 沖ノ島
かわいい埴輪
茶色の土器と灰色の土器
コラム10 石でつくられた埴輪もあった?
5章 古墳の終わり
仏教の伝来
前方後円墳の終わり
古墳の最期
飛鳥文化は仏教文化
エピローグ 先史時代から律令国家へ
古墳MAP
見に行ける古墳リスト
全国の博物館
参考文献
| 作者 | 譽田 亜紀子/松木 武彦/スソ アキコ |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | 誠文堂新光社 |
| 発売日 | 2021年08月04日 |
『古墳のひみつ 見かた・楽しみかたがわかる本 古代遺跡めぐり超入門 改訂版』
★ まるっとわかる決定版!
★ 悠然とたたずむ姿からは想像もできない奥深さ!
★ もっと知りたい&楽しみたい
古墳の魅力を徹底解剖!!
★ 世界遺産に登録された百舌鳥古墳群をはじめ
一度は訪ねたい「全国の有名古墳&古墳群」
12+30箇所の迷宮案内。
★ 築造時期、墳形などの基礎知識や、時代背景、
副葬品からわかること、そして秘められた物語まで…。
◆◇◆ 本書について ◆◇◆
本書は、古墳と会話を交わすために不可欠となる
基本的な知識の修得に重きを置いた。
マスターすれば聞き役として充分な力を得たことになる。
古墳のささやきは、私たちの国の成立と
発展の物語でもあった。
基礎的知識に加え、古墳にまつわるミステリーにも
ページを割いた。
長年史学で論争が繰り広げられてきたテーマばかりで、
読者の知的好奇心を刺激するだろう。
各古墳のガイド情報や、関連する
『日本書紀』『古事記』
に記された内容も盛り込んだ。
繰り返しになるが、古墳はあなたとおしゃべりをしたがっている。
本書を手に各地にある古墳に赴き、
彼らが発するメッセージに耳を傾けよう。
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆第1章 完全攻略「古墳とは何か?」
* 古墳にあったヒエラルキー
* 前方後円墳誕生の経緯
* 前方後円墳の基本的なパーツ
* 築造にはいくらかかったか
* 前方後円墳の形状変化
* 場所を変える大王の墓域
・・・など
☆第2章 封印された古墳ミステリー
* 箸墓古墳・纏向遺跡
* キトラ古墳
* 高松塚古墳
* 石舞台古墳
* 五条野丸山古墳
* 大和・柳本古墳群
・・・など
☆第3章 全国古墳散策ガイド
* 会津大塚山古墳(福島県)
* 埼玉古墳群(埼玉県)
* 龍角寺古墳群(千葉県)
* 甲斐銚子塚古墳(山梨県)
* 森将軍塚古墳(長野県)
* 志段味古墳群(愛知県)
・・・など
※ 本書は2018年発行の
『古墳のひみつ 見かた・楽しみかたがわかる本 古代遺跡めぐり超入門』
を元に、内容の確認を行い、
情報更新・加筆修正し発行しています。
| 作者 | 古代浪漫探究会 |
|---|---|
| 価格 | 1793円 + 税 |
| 発売元 | メイツ出版 |
| 発売日 | 2022年10月03日 |
『考古学から学ぶ古墳入門』
| 作者 | 松木,武彦,1961- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2019年06月 |
『古墳図鑑 訪れやすい全国の古墳300』
これまでに有りそうで無かった全国の古墳をカバーしたハンディサイズの古墳図鑑です。
その中でも訪れやすい古墳を300基ピックアップ。古墳の魅力を余すところなく解説していきます。
軽くて持ち運びも便利なので、古墳を訪れる際に携帯しやすいのも魅力です。
はじめに
この本で使われる記号&アイコン
古墳図鑑ページの見方
古墳のきほん
各地の古墳
東北/関東/中部/近畿/中国・四国/九州
おわりに
さくいん
写真&情報提供の協力機関
主要参考文献
| 作者 | 青木 敬 |
|---|---|
| 価格 | 2640円 + 税 |
| 発売元 | 日本文芸社 |
| 発売日 | 2022年07月21日 |
かつての巨匠たちの手によって生み出された、壮大で神秘的な古墳の世界。その魅力に魅せられてしまったあなたも多いのではないでしょうか。今回紹介させていただいた4冊の入門書を手に取ることで、古墳の奥深さに触れることができると確信しています。
それぞれの本には、その時代の背景や技術、人々の生活等、詳細にわたり丁寧に解説してあるので、古墳についての知識がゼロの方でも安心して読み進めることができます。また、古墳が醸し出す幻想的な雰囲気や歴史の重みを存分に感じられるような表現には、読んでいるだけで時間を忘れて没頭できる魅力が詰まっています。
本を読むことによって得た知識を活かし、実際の古墳を訪れてみるのもオススメです。実際に古墳を眺めながらそれぞれの特徴や構造を思い出すと、より一層古墳の魅力が深く理解できます。
そして、これらの本を読んだ後なら、古墳に関するトリビアを友人たちと共有する楽しみも増えるでしょう。何気ない会話の中で自分が知っている古墳の知識を披露すると、友人からの反応もまた新たな楽しみ方につながることでしょう。
人の手により数千年の歳月を経てもなお、私たちにその存在感を示し続ける古墳たち。それぞれに込められた思いや意味を理解することで、見えてくる景色は一味違ったものになるはずです。
思えば、これらの古墳は私たちの先人たちが今の私たちに向けて残したメッセージのようなもの。時を超えて私たちに語りかけてくるそのメッセージに耳を傾け、そこから学ぶことができる喜びをぜひ味わってみてください。あなたの人生に新たな視点と刺激をもたらす一冊に出会えることを、心より願っています。
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