邪馬台国に関する本 おすすめ10選

邪馬台国の謎を解き明かすエキサイティングな作品から、古代の日本を描いた歴史小説まで幅広くご紹介します。紀元前から存在したとされる邪馬台国、その女王卑弥呼の生涯を描いた作品も見逃せません。現代の学者の解釈を取り入れたり、創作による空想の世界を楽しむこともできます。また、一部の漫画では、現代と古代が交錯する展開に目が離せません。あの時代の風景や服装、食べ物まで細かく描かれている作品もあったり、邪馬台国や卑弥呼に関するあらゆる視点を楽しめます。これらを読めば、古代日本の歴史にスポットを当てた読書タイムがまるでタイムトラベルのように感じられるでしょう。
『最終結論「邪馬台国」はここにある』

作者 | 長浜,浩明 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 展転社 |
発売日 | 2020年07月 |
『よもやま邪馬台国 邪馬台国からはじめる教養としての古代史入門』

本居宣長、新井白石らから三〇〇年以上続く邪馬台国論争の魔力とは──?
古代日本史において、いまだ謎多き「邪馬台国」。それがあったとされる場所については畿内(近畿)説と九州説を中心に数十箇所以上もの比定地があり、百家争鳴の観がある。しかし、どの候補地も「決定打」となる物証を欠き、そのことがまた論争をエスカレートさせ今日まで古代史ファンを熱くさせている。
本書は、特定の説に偏るのは避け、何につけても「諸説あり」の邪馬台国ワールドを、ありのままに楽しんでいただくことを念頭に取材・執筆された一冊。本文中には、さまざまな説を唱える学者や在野の研究者らが登場する他、邪馬台国をめぐる「よもやま話」というタイトルの通り、取り扱う時代の幅も少し広げ、どこまでが史実か判別し難い伝承や地元に残る伝説なども取り上げる。
卑弥呼探訪の旅を通じて見えてくる、古代日本の実像。
古代史がわかれば歴史はもっと面白い!
作者 | 豊田滋通/著 |
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価格 | 1800円 + 税 |
発売元 | 梓書院 |
発売日 | 2023年06月20日 |
『考古学から見た邪馬台国大和説 畿内ではありえぬ邪馬台国』

果たして、邪馬台国は「大和」にあったのか?!
古代史の中でも、特に謎が多い「邪馬台国」。
邪馬台国については、江戸時代以降主な候補地として「九州説」、「大和・畿内説」があげられる。昨今では、「大和・畿内説」が有利とみられている。
「大和・畿内説」で中心として考えられるのが、纒向遺跡、箸墓古墳である。
本書の著者は、長年、纒向遺跡をはじめ、箸墓古墳など多くの大和地域の発掘・調査に携わってきた。
そんな著者が出した結論は、「邪馬台国の存在を大和地域に認めることは出来ない」
数々の史跡、遺跡を発掘してきた著者が語る本当の「邪馬台国大和説」。
第1章 邪馬台国と大和の考古学
第2章 大和地域の弥生時代遺跡
第3章 纒向遺跡の実態
第4章 大和地方の遺跡動向と邪馬台国
第5章 箸墓古墳と邪馬台国
第6章 箸墓古墳と古墳出現年代
第7章 考古学が示す邪馬台国大和説の不成立
第8章 邪馬台国の位置と今後の行方
作者 | 関川尚功 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 梓書院 |
発売日 | 2020年09月20日 |
『物理学者が解き明かす邪馬台国の謎 : 卑弥呼の本名は玉姫であり、邪馬台国は太宰府にあった』

作者 | 下條,竜夫,1964- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 秀和システム |
発売日 | 2022年07月 |
『真・古事記の邪馬台国 : 正統竹内文書より』

作者 | 竹内,睦泰,1966-2020 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 青林堂 |
発売日 | 2021年02月 |
『邪馬台国をとらえなおす』

作者 | 大塚,初重,1926-2022 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2012年04月 |
『邪馬台国は「朱の王国」だった』

作者 | 蒲池,明弘,1962- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2018年07月 |
『続々・邪馬台国論争の新視点』

「魏志」倭人伝や「後漢書」東夷伝は、倭をどのようにみていたのか。
中国の史料と邪馬台国時代遺跡における遺物の発掘状況などをもとに、2〜3世紀の中国・朝鮮半島と日本の関係、そして邪馬台国の実態に迫る。
第1章 本居宣長と偽僭説
第1節 本居宣長と古代史
(本居宣長を取り上げた理由/本居の「やまとこころ」/『偽僭説』の生まれた背景/『馭戎慨言』)
第2節 倭の二元国家論
(新井白石と本居宣長/『魏志』倭人伝が描いた世界/新鮮な本居の『偽僭説』)
第2章 邪馬台国時代の年代
第1節 邪馬台国時代とは
(邪馬台国時代の定義/邪馬台国時代は弥生時代か古墳時代か/考古学知見と邪馬台国論争)
第2節 土器型式と絶対年代
(九州の土器と近畿の土器/倭の大乱と環濠)
第3節 九州の土器
(西新式土器とは何か/西新式土器の年代/西新式土器と庄内式土器の関係)
第3章 中国がみた「倭」
第1節 前漢との交渉のはじまり
(「倭」から始めた交渉/前漢時代の「倭」の地域/「倭」の語源/楽浪郡設置以前の倭の交渉)
第2節 「倭」認識のはじまり
(「倭」の存在をにおわせる伝説/倭への渡来の原因/衛満朝鮮と楽浪郡設置/楽浪郡設置の影響)
第3節 一つでない「倭」
(変化する「倭」の領域/「敵の敵は味方」的な邪馬台国論)
第4章 邪馬台国時代の北部九州
第1節「ツクシ」とは
(神話に登場するツクシ/ツクシの語源/ツクシの遺跡/もともとの「倭」とその拡大)
第2節 ツクシを取り巻く北部九州の世界
(トヨの世界/国境としての筑豊地域/立岩以後の遠賀川流域)
第3節 ツクシの南、狗奴国の問題
(ヒの世界/菊池川流域の地形/邪馬台国時代の菊池平野の特徴/肥の土器文化/菊池平野の邪馬台国時代遺跡/菊水地峡帯の遺跡/菊鹿盆地の環濠集落群) 第4節 邪馬台国と狗奴国
(邪馬台国との境/邪馬台国と狗奴国の火だね/狗奴国と魏の関係)
第5章 倭人とそとの世界の接点
第1節 持衰とは何者か
(航海儀礼/持衰) 第2節 邪馬台国の使者はどこまで行ったのか
(倭国王帥升/卑弥呼以前の朝貢/卑弥呼の朝貢/対馬の銅矛が語るところ)
第3節 魏の使者はどこまで来たのか
(魏が送った三回の使者/魏の使者が来たところ)
第4節 考古学からみた交易
(交易形態の変化/大倭・一大率の役割)
第6章 『魏志』倭人伝と東アジア
第1節 陳寿が『魏志』倭人伝を著した背景
(魏志が書かれた背景/歴然とした文明の差/倭人伝にはどうして「人」が入るのか)
第2節 中国は日本をどうみていたのか
(『魏志』倭人伝は歴史書か)
作者 | 片岡宏ニ |
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価格 | 2640円 + 税 |
発売元 | 雄山閣 |
発売日 | 2021年09月28日 |
『邪馬台国は宮崎市にあった! : 論争に終止符を打つ新証拠』

作者 | 土田,章夫,1956- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ビジネス社 |
発売日 | 2021年08月 |
『決定版 邪馬台国の全解決 中国史書がすべてを解いていた』

学術書の緻密さ+謎解きのエンタテインメント
日・韓 歴史教科書の書き換え必至!
中国史書特有の「春秋の筆法」という記述原理を史料解読に適用、推理小説顔負けの謎解きの楽しみに富む。★『魏志』「倭人伝」だけでは解けない「謎」「矛盾」を『後漢書』『晋書』との連立方程式によって解決!
その解とは↓
1「邪馬台国」は女王を盟主とする九州北部三十国の総称で「七万余戸」だった。
2「女王の都」とは「邪馬台国」ではなく「奴国」である。これは倭国の最南端に位置する。「大和説」に代表的な「南⇒東」という方位の読み替えは成り立たない。
3従来から論争の焦点になっていた「万二千余里」(里数記事)と「水行十日陸行一月」(日数記事)の解釈。⇒「帯方郡(朝鮮半島)」から女王国への距離であることを論証。魏の「使節団」が目指したのは「伊都国」だった。なぜか⇒
4「一大率」は最大の政治権力者であり「伊都国王」だったから。それは卑弥呼の弟だった。
5卑弥呼は弟に殺されていた!
1 魏志の再発見へ…中国史書とその論理の特徴/孔子が書いたとされる春秋の筆法
2 中国史書の論理に学ぶ…『晋書』を解読すれば/『後漢書』を解読すれば
3 『魏志』里程記事を読む…道里記事と極南の国
4 3世紀の実相…帯方郡より倭国へ/女王の周辺
5 一大率と伊都国王について…伊都国王が最大の権力者では
6 東アジアの中の倭国…卑弥呼の死 ほか
作者 | 孫 栄健 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 言視舎 |
発売日 | 2018年02月13日 |
さて、いかがでしたでしょうか? 邪馬台国に関する本の紹介、皆さんの参考になったでしょうか。これらの楽しみながら読むことができる作品の数々は、あの古代の世界を身近に感じさせてくれますよね。それぞれの作家が丹念に調査し、その上で独自の解釈を加えて描かれた物語は、私たちが邪馬台国やその時代というものについて深く考え、理解するための大切なヒントにもなります。
また、みなさんも当然のことながら、ただ物語を楽しむだけでなく、その中で描かれている歴史的背景や人々の生活・思考について理解を深めることで、さらにその魅力を満喫していただけると思います。登場人物たちの生きざまを通じて、2千年も前の時代の息吹を感じることができるのは、やはり本を読む醍醐味の一つですよね。
それぞれ違った視点や解釈で描かれている邪馬台国の世界。いずれの作品もそれぞれの魅力があり、どれから手に取っても間違いないでしょう。全てを読むことで、より多角的に邪馬台国を理解することができ、ある意味で、邪馬台国が持つ謎を楽しむこともできるのではないでしょうか。
いずれにしても、本はあくまで道具の一つです。その楽しみ方は読む人次第。それぞれの作品を通じて、邪馬台国の世界へ飛び込み、その神秘をじっくり楽しんでみてください。それがあなたの中で新たな質問を生み出すことでしょう。そして、その答え探しの旅が、さらなる興奮と発見をもたらします。それでは、あなた自身の邪馬台国探訪を、心から楽しんでください。
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