最新知識で備える防災の本5選
自然の力に振り回されるのはもう終わり!時代と共に進化を遂げている科学の力を借りて、防災を見直してみましょうよ。今回紹介する5冊は、最新知識を駆使した防災本です。第一弾は科学者が語る地震と津波のメカニズム、第二弾は体験者の生々しい視点から描かれた避難の実態、第三弾は災害時における食事・衣服・温度管理の知識、第四弾は災害レベル別の応急手当てと避難の準備、最終的にテクノロジーを利用した最新の防災対策!これらは多くの災害や生活の不便からあなたを守るための「知識の盾」です。
『ラクして備えるながら防災 : フェーズフリーな暮らし方』
作者 | CAMMOC |
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価格 | 不明 |
発売元 | 辰巳出版 |
発売日 | 2024年09月 |
『防災イツモマニュアル』
昔の「常識」はいまの「非常識」?
がんばらなくても「備え」はできる。
おすすめの防災グッズ一覧&いつも持ち歩ける「ミニマニュアル」付き
隣の人とあいさつをする。それも大きな防災です。近所の人たちと顔見知りであれば、「モシモ」のとき助け合える。防災をきっかけに、地域に知り合いが増えたら、「イツモの暮らし」も豊かになる。地震、台風や豪雨など、災害は毎年起こるから、「イツモの暮らし」を「備え」にしませんか。注目の企業が防災に役立つ情報を紹介するコラムも収録。
*本書は、2020年にポプラ社より刊行した単行本に大幅に加筆修正し、新書化したものです
◎目次(一部抜粋)
1 知ることから始める防災
・地震から身を守るポイント
・津波から身を守るポイント
・台風・豪雨の備え
2 最初に確認しよう! 家の安全
・知っておきたい耐震基準
・車中泊の基礎知識
・テント泊のおすすめグッズ
3 小さな工夫で大きな効果! 家具の転倒防止
・身近なものを活用する転倒防止策
・リビングの安全対策
・おすすめの家具転倒防止用グッズ
4 サバイバル×電気&ガス
・消火器の使い方
・ガスメーターの復帰方法
5 サバイバル×水
・水の節約術
・水がない時のオーラルケア
6 サバイバル×トイレ
・携帯トイレの種類と選ぶポイント
・携帯トイレはどれくらい必要?
7 サバイバル×キッチン
・おすすめの「非常食」
・水がない時に役立つキッチングッズ
8 身のまわりのものでできる! 応急手当
・知っておきたい「救命の流れ」
・止血の応急手当
9 あの手この手を知っておく! 連絡手段
・家族で決めておく連絡のルール
・いろいろな連絡手段
10 本当に役立つ防災グッズ
・家に置いておく「在宅避難用グッズ」
・おすすめの防災グッズ
11 防災×イツモの暮らし
・散歩という防災
・なじみの店という防災
監修:NPO法人プラス・アーツ
2006年、現在の理事長である永田宏和が設立。企業や自治体、地域団体とともに、防災プロジェクトを展開。また、一般向けに「地震イツモ講座」を数多く開催している。http://www.plus-arts.net/
作者 | 防災イツモプロジェクト/NPO法人プラス・アーツ/寄藤 文平 |
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価格 | 1045円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2024年08月07日 |
『全災害対応!最新子連れ防災BOOK--被災ママパパ1648人と作りました』
最新防災情報を網羅!
被災ママパパの体験談をもとに検討し、
更新し続けてきた防災術の決定版。
子連れ家庭に「本当に必要なこと」が1冊に。
この一冊で家族を守る!
◎目次より抜粋
●まえがき
■1 そのとき、どうやって身を守ったか
・こんな場所で被災したら?
・被災ママパパ体験談 …ほか
【コラム】 被災証明書と罹災証明書
■2 体験談に学ぶ本当に必要な防災とは
・被災体験から学ぶ防災術
・被災体験に学ぶ「あれがあってよかったグッズ」
・スマホに入れておきたいアプリ …ほか
【コラム】 女性と子どもの防災
■3 オーダーメイドで考える防災
・本当に必要な防災を考える
・オーダーメイド防災 避難バッグの考え方
・オーダーメイド防災 調べておくと安心 …ほか
【コラム】 ペットの防災
■4 もう一歩先へ 自ら動く防災
・体験談から実践するわが家の防災 …ほか
【コラム】 高齢者の防災
■5 医療従事者に聞く 災害時に必要なこと
・災害医療の視点で考える …ほか
●あとがき
●お役立ちサイト
作者 | 冨川万美(NPO法人ママプラグ |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2024年08月02日 |
『防災グッズ完全ガイド』
作者 | |
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価格 | 999円 + 税 |
発売元 | 晋遊舎 |
発売日 | 2024年05月27日 |
『地震を知って震災に備える』
2024年8月8日、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表した気象庁・南海トラフ地震評価検討会会長の平田直さん[東京大学名誉教授・元東京大学地震研究所所長]の最新刊!
◤日本列島に暮らすかぎり、いつどこで地震に遭うかわからない◢
だから、防災の基本姿勢は「過去の地震をよく知って、つねに準備をしておく」こと。
正しく地震を怖がるために必要な情報をハンディにまとめた防災本!
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【本書より】
★たとえば関東なら、体には感じませんが、少なくとも1時間に数回ぐらいは地震が起きています。風が吹くのと同じです。いつもはそよ風が吹いていますが、台風が来ると風速何十メートルというような強い風が吹き被害が出る。同じように大地はつねに揺れていますが、非常に強い揺れはたまにしか来ない……これが日本に住んでいる人々が基本的に理解するべきことなんです。
★多くの人がいつどこで地震が起きるのかという地震予知を好みますが、それは多くの人がしばらくは自分のところでは起きないというふうに読み替えるからです。そもそも事前に地震を予知することはできないです。仮に関東で5年後に巨大地震が起きる可能性が何%あるという地震予測が出ると、関西の人は関西では起きないと安心してしまうんです。
5年後に地震が発生するという地震の予測をしたときに、メディアはそれまでに準備をしましょうという報道をするでしょうか。どちらかというと、あと何年間かは地震が起きないというニュアンスをつけてしまう。これではやはりいけないんですね。
★地震予知はできませんが、南海トラフで巨大地震が起きた場合は、起きた後で、注意情報や警戒情報が出ます。「ふだんに比べて地震の発生する確率が高くなりました」という巨大地震警戒は出るんです。でもこれが出されるときは、すでにM8を超える大きな地震が南海トラフのどこかで起きたときです。後なのです。これは、その近隣、それを含んだ領域でまた起きますよという警報なんです。大きな地震は一度起きるとまた起きると思ったほうがいいというのが、ふつうの防災上の注意点です。
作者 | 平田直/著 |
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価格 | 1200円 + 税 |
発売元 | 亜紀書房 |
発売日 | 2024年08月30日 |
各々の本を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。作者たちの独自の視点から描かれた、最新の科学的な知識や実体験をもとにした具体的なアドバイス、心構えまで、非常に幅広い内容が詰まっています。
それぞれの本に共通して言えるのは、予測が難しい自然災害を前にしたら、知識こそが自分たちの力になるということ。自然災害は何時、どこで起きるか予測するのは難しいですが、それにどう立ち向かうか、身を守る術を考えるのは決して無駄ではありません。
それに防災の本を読む事で、普段の生活も見直すきっかけになったり、日常的な備えの大切さを改めて認識することになるでしょう。さらに、これらの本は自分だけでなく、家族や友人にもシェアしたい一冊と言えます。一人でも多くの人が防災に関する知識を身につけていれば、災害時の混乱を少しでも軽減することも可能になります。
また、これらの本を読むことで、私たちの周りに何が起きているのか、どんな危険が潜んでいるのかを実感することもできます。身近に感じることで、防災意識を持続することができると思います。
これまで防災についてあまり考えたことのない方、既に防災に興味を持っている方、どのような方でも、手にとる価値のある1冊に出会えるはずです。ぜひお手元に一冊、最新知識で自分と大切な人を守る力を持つことをおすすめします。選んだ5冊の本たちが皆さんの防災ライフに役立つことを願っています。
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