村山早紀の小説 おすすめ6選
村山早紀さんの小説は、その鮮やかな描写力やリアリティあふれる人物造形が魅力です。言葉を紡ぎ出す村山さんの手腕に、読者は自然と引き込まれ、物語の世界に浸ります。青春の輝きと切なさ、探求心と野心、家族愛と友情…あらゆる感情が深く描かれていて、読後感は絶品。個性的なキャラクター達が織り成す人間模様も見どころですね。おすすめはハッピーなものから生々しいものまでバリエーション豊かな6作品。味わい深い表現が鳴り響く村山さんの小説、ぜひご一読を!
『魔女たちは眠りを守る』
作者 | 村山,早紀,1963- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年11月 |
『桜風堂ものがたり』
万引き事件がきっかけで長年勤めた書店を辞めることになった一整。しかしある町で訪れた書店で彼に奇跡のような出会いが起こり……。
作者 | 村山早紀 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2016年09月20日 |
『百貨の魔法』
時代の波に抗しきれず、「閉店が近いのでは?」と噂が飛び交う星野百貨店。エレベーターガール、新人コンシェルジュ、宝飾品売り場のフロアマネージャー、テナントのスタッフ、創業者の一族らが、それぞれの立場で街の人びとに愛されてきたデパートを守ろうと、今日も売り場に立ちつづけるーー。百貨店で働く人たちと館内に住むと噂される「白い猫」が織りなす、魔法のような物語!
作者 | 村山 早紀 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2017年10月06日 |
『さやかに星はきらめき』
作者 | 村山,早紀,1963- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2023年11月 |
『ルリユール』
風早の街でひと夏を過ごすことになった少女・瑠璃は、夢に導かれて訪れた洋館でクラウディアという謎めいた女性と出会う。彼女は本の修復や造本をするルリユール職人、どんなに傷んだ本でも元通りにできるという。ぼろぼろになった依頼人の本を、魔法のような手わざで綴じなおすクラウディア。あるいはそれは本当に魔法なのか。その手伝いをするうちに、瑠璃のなかに秘められていた悲しみも修復されていく。本を愛するひとたちの美しく不思議な物語。
作者 | 村山 早紀 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2016年03月03日 |
『風の港』
そんな時は待とう、
静かに。諦めず。
いい風があなたに吹く日まで。
そこに降り立ち、飛び立つまでのひととき。
旅人たちの人生が交差し、奇跡が起こる。
『桜風堂ものがたり』シリーズの著者が贈る
珠玉の空港物語。
【著者からのコメント】
コロナ以前は、たまに空を飛ぶことが
わたしの日常で、空港で過ごす時間も
また日常でした。
滞在の時間を長めにとって、カフェで
版元さんと打ち合わせしたり、
大きな窓から空や飛行機を見ながら
ラウンジでのんびり仕事をしたり、
本を読んだりしたものです。
ある日、羽田空港のレストランで、
ひとり昼食をとりながら、
ふと、行き交うひとびとの足音や声に、
耳を澄ませたことがありました。
みんな旅の途中なんだな。
それぞれの旅の。そして人生の。
ひとときここで翼を休めて、
またそれぞれに飛び立つんだなーー。
そう思うと、みなが同じ大きな船に
乗り合わせた旅人のように思えて、
愛しくなりました。
その時の気持ちが核になり、
『風の港』は生まれました。
第一話 旅立ちの白い翼
夢破れて、故郷の長崎へ戻る亮二は荷物を
まとめて空港へ。似顔絵画家の老紳士と出会い
思わぬ言葉をかけられる。
第二話 それぞれの空
「本は魔法でできているの」小さな書店を
営んでいた祖母の言葉。いま空港の書店で
働く夢芽子が出会う、ちょっと不思議な物語。
第三話 夜間飛行
恵と眞優梨は33年ぶりに空港で再会する。
少女の日のすれ違いと切ない思い出を
名香の香りに乗せて。
第四話 花を撒く魔女
老いた奇術師幸子は、長い旅の果て、
故国の空港に降り立つ。
自分の人生が終わりに近いことに気づき、
来し方を振り返る。
作者 | 村山早紀 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2022年03月10日 |
以上、村山早紀さんのおすすめ小説6選をご紹介させていただきました。どれも彼女の独特の物語性と緻密で情緒豊かな描写が詰まった作品ばかりです。
村山さんの小説を読むと、物語はもちろんのこと、人間の心情や感情の動きを細部まで描き出すその力に何度も引き込まれます。多くの読者が作品に共感し、感情移入するのも頷けます。主人公たちの内面を丁寧に探り、その深層を浮かび上がらせる特長的な筆法は、まるで読者自身が物語の一部となり、登場人物たちと共に喜びも悲しみも経験しているかのような感覚に陥ります。
小説ごとに異なるテーマを描きつつ、共通するのは人間の心理と感情の複雑さを待って読んでいる我々に提示し、考える機会を投げかけてくれることでしょう。読んだ後に心に残る、ふと思い出しては何度も物語を振り返りたくなる、そんな作品ばかりです。
一度読むだけでなく、繰り返し何度も読むたびに新たな発見や感動がある、そんな村山さんの小説は、文学好きな方ならずとも楽しむことができます。表面的な物語だけでなく、その根底にある真髄を読み解く楽しさも存分に味わえるでしょう。
今回ご紹介した作品以外にも、村山早紀さんの世界はまだまだたくさんあります。機会があったらぜひ本棚に加えてみてください。きっとあなたの心を揺さぶる一冊に出会えることでしょう。また、これからも村山さんの新作を楽しみに待ちましょう。
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