ハイデガーに関する本 おすすめ8選 20世紀最大の哲学者

ハイデガーの深遠な思想を理解するためにはどの本から手をつければいいのでしょうか?20世紀最大の哲学者とも称される彼の思想は誰もがふと立ち止まって考えさせられます。その複雑さを知識に変えるには、読みやすめの入門書から手をつけるのがおすすめ。彼の名著を分析した解説書や、彼の思想を基に自己を見つめ直す自己啓発書もオススメです。そして、ハイデガーが生きた時代を描いた歴史本もピックアップ。個々の著作に囚われず、彼の哲学を多角的に探求するための8つの本をご紹介します。あなたのハイデガー探求の旅に少しでも役立てれば幸いです。
『ハイデガー入門』

作者 | 竹田,青嗣,1947- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年04月 |
『誰にもわかるハイデガー 文学部唯野教授・最終講義』

死を恐れつつも死について知りたいのが人間だ。そんな我々のために、あの唯野教授による世界一わかりやすい講義がよみがえる。名著『存在と時間』がはじめて理解できた、との声続々。「専門家が一生かけても汲み尽くせぬ難解な書を驚くほどわかりやすく、正確に抽出」(大澤真幸・解説)。これが教授の遺言です、読まずには死ねません。
作者 | 筒井 康隆 |
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価格 | 759円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2022年03月08日 |
『ハイデガー事典』

作者 | ハイデガーフォーラム |
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価格 | 不明 |
発売元 | 昭和堂 |
発売日 | 2021年06月 |
『ハイデガーの思想』

作者 | 木田,元,1928-2014 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 1993年05月 |
『マルティン・ハイデガーの哲学』

同書全体の詳細な註解に加え、『形而上学とは何か』『根拠の本質』『ヘルダーリンと詩作の本質』『芸術作品の根源』の解説を収録するほか、フッサール、ヤスパース、ディルタイ、キルケゴール、ニーチェとの比較考察なども充実。フランスにおけるハイデガー受容初期の金字塔にして、今なお最良の入門書のひとつ。
作者 | アルフォンス・ド・ヴァーレンス/峰尾公也 |
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価格 | 4950円 + 税 |
発売元 | 月曜社 |
発売日 | 2020年11月 |
『ハイデガーの哲学と気分の問題』

《気分の発見》から《哲学の気分の喚起》へ
気分の問題は、ハイデガーの哲学とつねに密接な関係をもっていた。しかし、彼の哲学はけっして〈気分についての哲学〉ではない。むしろ彼にとって重要であったのは〈哲学のための気分〉であり、哲学の根本気分を喚起することは人間存在の有限性の明示化を意味した。ハイデガーの気分理解を探究することをつうじて、その人間理解に迫る論考。
序 章 ハイデガーの思索と気分の問題
第一章 《事実性の解釈学》と気分の哲学的発見
--初期フライブルク講義をめぐって
第一節 生の根源学
第二節 宗教的な生の現象学
第三節 事実性の解釈学
第四節 事実性と気分
第二章 《現存在の現象学》と情態論
--『存在と時間』を中心として
第一節 『存在と時間』と情態論
第二節 ハイデガーのパトス解釈と情態論
第三節 不安の情態
第四節 ハイデガーの情態論と気分論の諸相
第三章 ハイデガーの《解釈学》の哲学的可能性
第一節 ハイデガーの《解釈学》と直覚の問題
第二節 ハイデガーの《解釈学》と哲学の学問性の問題
第三節 ハイデガーの《解釈学》に対するガダマーの批判的評価
第四節 「事実的な生」の気分と詩作の解釈学的可能性
第四章 《現存在の形而上学》と根本気分論
--『存在と時間』以後
第一節 「現存在の形而上学」の理念と有限性の問題
第二節 存在問題と不安の気分
第三節 哲学と根本気分としての退屈
第四節 根本気分論の展開
第五節 ハイデガーと西田における根本気分の問題
終 章 人間存在の有限性の思索に向けて
作者 | 佐々木 正寿 |
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価格 | 4400円 + 税 |
発売元 | 晃洋書房 |
発売日 | 2024年08月02日 |
『ハイデガー入門』

作者 | 細川亮一/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2001年01月01日 |
『ハイデガー哲学入門 : 『存在と時間』を読む』

作者 | 仲正,昌樹,1963- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2015年11月 |
それぞれの作品を紹介してきましたが、いかがでしたか?ハイデガーというとやはり込み入った哲学思想が飛び交うイメージがありますよね。でも、今回紹介した作品はどれもそれを理解してもらうための十全なるガイドブック。一冊一冊が、哲学者ハイデガーの思想を深く、そして分かりやすく解き明かしてくれます。
ちょっぴり難しそうなイメージがあるかもしれませんが、実はそれぞれの作品は、誰もがハイデガーの世界に触れられるように書かれています。これらの本を通じて、哲学の世界を深く知り、人間とは何か、世界とは何かを問いかけてみるきっかけになれば幸いです。
また、これらの中から自分にぴったりの一冊を見つけてみてください。ハイデガーの思索の旅に一緒に出かけることで、普段何気なく過ごしている日常を新たな視点で見つめてみることもできます。それこそが、哲学を学ぶ一番の楽しさかもしれませんね。
ただし、どの本も一読するだけで全てを理解できるというものではないのが現実です。しかし、それは逆に言えば、一冊の本だけで無尽蔵の哲学の世界が広がっているということ。繰り返しつつ、ゆっくりとハイデガーの思考を追体験してみてください。
最後に、哲学者ハイデガーの深淵を見つめる旅は簡単なものではありませんが、それ以上の価値と魅力が詰まっています。きっと新たな発見と出会いが彼の思想のなかにはあるはず。ご自身の手でそれをつかみ取ってみてはいかがでしょうか?今回の記事がその旅の一助となれば幸いです。
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