労働安全衛生法の本 おすすめ6選 わかりやすい
「労働安全衛生法」はなかなかに難解ですよね。でも大丈夫、私があなたにじっくりわかりやすく説明してくれる6冊を厳選しました。一部では、ドラマチックな物語を交えながら法律を解説。あっという間に読み終えてしまうのに、知識はしっかり頭に残ります。また、漫画形式のものもあるので、「難しい」と感じていた方も楽しく読み進められますよ。そしてプロの解説家による本ももちろんピックアップ。理論をしっかり学びたい方にはピッタリです。どれもこれもあなたの理解を助けてくれること間違いなしの1冊ですよ。
『改訂10版図解よくわかる労働安全衛生法』
労働安全衛生法の基本を的確に理解することは、安全衛生管理活動の出発点だと言われています。
その一方で、労働安全衛生法は、多種多様な労働者の安全や健康に関する事項をまとめて規制しているため「複雑でわかりにくい」という側面もあります。
本書は、このような労働安全衛生法の特徴を前提として、この法律の全体像を視覚的に把握しやすいように、130ものチャート図を収録して、チャート図のイメージによって労働安全衛生法の各条文を理解することができるように工夫しています。
本書のおもな読者としては、事業場の管理職、産業医、安全管理者、衛生管理者、安全衛生推進者(衛生推進者)や労働安全コンサルタント、労働衛生コンサルタント、社会保険労務士、作業環境測定士などを想定していますが、合わせて、これらの資格の取得を目指す人にとって最適な参考書となるように、資格取得に必要な知識が身に付くように構成に工夫を凝らしています。
改訂10版は、「化学物質の自律的な管理を基軸とする規制」への移行を趣旨とした省令改正や一人親方等に対する安全衛生対策の義務化などの改正内容を中心に、2024年7月現在の労働安全衛生法の内容に対応するよう改訂しました。
収録したチャート図に関しても、はじめて労働安全衛生法を学ぼうとする人でも、容易にその内容が理解できるように、わかりやすく見直しを図っています。
第1章 総則
第2章 労働災害防止計画
第3章 安全衛生管理体制
〈特定元方事業者の安全衛生管理体制の全体像(第15条〜第16条)〉
第4章 労働者の危険又は健康障害を防止するための措置
〈元方事業者の講ずべき措置の全体像(第29条〜第32条)〉
第5章 機械等並びに危険物及び有害物に関する規制1
第1節 機械等に関する規制
第2節 危険物及び有害物に関する規制
第6章 労働者の就業に当たっての措置
第7章 健康の保持増進のための措置
第7章の2 快適な職場環境の形成のための措置
第8章 免許等
第9章 事業場の安全又は衛生に関する改善措置等
第1節 特別安全衛生改善計画及び安全衛生改善計画
第2節 労働安全コンサルタント及び労働衛生コンサルタント
第10章 監督等
第11章 雑則
第12章 罰則
資料1 労働災害による死亡者数の推移
資料2 労働安全衛生法と他の法律との連携
資料3 労働安全衛生法の全体像
資料4 労働安全衛生法令における労働安全衛生マネジメントシステム
資料5 業種別、規模別の安全衛生管理体制(法第10条から第13条)
資料6 作業環境測定を行うべき作業場の種類等(法第65条)
資料7 健康診断の種類等
資料8 医師の時間外・休日労働の上限特例と面接指導等の概要図
資料9 安衛法第27条に基づき事業者が講ずべき措置の主な安全衛生基準等
資料10 安衛法第26条に基づき労働者が守るべき事項(罰則付き)
試料11 じん肺法の概要
索引
作者 | 木村 嘉勝 |
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価格 | 2640円 + 税 |
発売元 | 労働調査会 |
発売日 | 2024年11月06日 |
『労働安全衛生法がよくわかる本 '24〜'25年版』
労働災害を防止すべく制定されたのが労働安全衛生法です。本書は、どのような規程があり、事業者は何をしなければならないかを、イラストと図版でわかりやすく解説。
年間スケジュールと、各種手続き等に必要な書類のサンプルも紹介。
労務担当者や衛生管理者は必読。電子申請の原則義務化など、最新の改正に対応。
◇ 労働安全衛生法 最新の法改正情報!
◇ 事業者が行うべき義務の年間スケジュール例
◇ 本書の特長と使い方
◇ 略語一覧
【第1章】 総則(1条〜5条)
01: 安衛法の目的と基本用語
02: 安全配慮義務について
03: 事業者に関する規定の適用
【第2章】 労働災害防止計画(6条〜9条)
01: 第14次労働災害防止計画
【第3章】 労働衛生管理体制(10条〜19条の3)
01: 体制の全体像と総括安全衛生管理者
02: 安全管理者の職務と選任
03: 衛生管理者の職務と選任
04: 安全衛生推進者等の職務と選任
05: 産業医の職務と選任
06: 作業主任者の職務と選任
07: 安全・衛生・安全衛生委員会など
08: 建設業、造船業等の安全衛生管理 ほか
【第4章】 労働者の危険又は健康障害を防止するための措置(20条〜36条)
01: 危険や健康障害の防止措置の概観
02: 特定機械等の危険防止措置
03: 爆発性・発火性・引火性等の危険防止措置
04: 掘削作業等から生ずる危険防止
05: 有害物質・要因からの障害防止その1
06: 有害物質・要因からの障害防止その2
07: 作業環境による健康障害について
08: 化学物質の有効な用後処理方式など ほか
【第5章】 機械等並びに危険物及び有害物に関する規制(37条〜58条)
01: 特定機械等に対する厳しい規制
02: 特定機械等「以外」の譲渡制限等
03: 定期自主検査と特定自主検査
04: 危険物及び有害物に関する規制
05: 譲渡・提供への表示・SDS通知の義務
06: 表示・通知対象物のリスクアセスメント
07: 新規化学物質の製造・輸入の調査と届出
【第6章】 労働者の就業に当たっての措置(59条〜63条)
01: 安全衛生教育
02: 能力向上教育
【第7章】 健康の保持と快適な職場環境の形成(65条〜71条の4)
01: 作業環境測定
02: 健康診断の種類と項目
03: 健康診断の結果の通知・保健指導等
04: ストレスチェックの義務と概要
05: 快適な職場環境の形成のための措置
【第8章】 免許等・改善措置・監督等(72条〜100条)
01: 安全衛生改善計画について
02: 各機関の監督と権限など
【第9章】 雑則と罰則(101条〜123条)
01: 事業者の周知義務と書類の保存等
02: 罰則
o さくいん
作者 | 太田 雅幸/コンデックス情報研究所 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 成美堂出版 |
発売日 | 2024年10月16日 |
『担当者の共通の悩みはコレ!条文だけでは分からない労働安全衛生の実務Q&A 改訂版』
労働衛生コンサルタントである著者が、労働安全衛生関係法令の誤りやすいポイントを厳選して解説。Web版商品『安全衛生セレクション』の相談室機能に寄せられた2,000件以上の個別相談から110問を厳選し、リライトの上掲載。令和6年4月1日施行の法改正に関する内容もフォローした改訂版。
○実際に企業の担当者から寄せられる相談をベースに、実務上の対応や判断基準をQ&A形式で解説。
○初心者だけではなく、ベテラン担当者でも判断に迷う・悩むような解釈上の疑問を厳選。
○令和6年4月1日施行の法改正を踏まえて見直しを行った、110問のQ&Aによる充実した内容。
○根拠条文と関係通達の豊富な掲載により、スムーズな原文の参照を実現。
○自信をもって労働災害防止対策ができるようサポートする1冊。
第1章 労働安全衛生法の適用
第2章 安全衛生管理体制
第1節 安全衛生管理体制
第2節 請負関係における安全衛生管理体制
第3節 安全委員会・衛生委員会
第4節 作業主任者
第3章 労働者の危害・健康障害防止措置
第1節 事業者の講ずべき措置
第2節 化学物質の自律的管理
第3節 元方事業者、特定元方事業者、注文者の措置
第4章 機械等、ラベル・SDSに関する規制
第1節 機械等に関する規制
第2節 ラベル・SDS
第5章 労働者の就業にあたっての措置
第1節 安全衛生教育(雇入れ時等教育、特別教育、職長等教育)
第2節 職長等教育
第3節 就業制限
第6章 健康の保持増進のための措置
第1節 作業環境測定
第2節 健康診断・ストレスチェック
第3節 面接指導
第7章 届出・監督・報告
第1節 計画の届出
第2節 監督機関
第3節 報告
第8章 書類の保存等
第9章 安全配慮義務
作者 | 中山絹代 |
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価格 | 3740円 + 税 |
発売元 | 第一法規 |
発売日 | 2024年03月11日 |
『労働安全衛生法のポイント』
作者 | 労働調査会 田中,正晴 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 労働調査会 |
発売日 | 2024年03月 |
『労働安全衛生法クイックガイド. 2024』
作者 | 後藤,博俊 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 第一法規 |
発売日 | 2024年03月 |
『わかりやすい労働衛生管理』
作者 | 角森,洋子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 産労総合研究所出版部経営書院 |
発売日 | 2024年05月 |
以上、誰もが「労働安全衛生法」について学びやすいと感じられる6作品をご紹介しました。これらの本を通じて、法律は難解なものであるという先入観を払拭できればと思います。すべて詳しくかつわかりやすく解説されており、特に初心者の方にとっては非常に助けになると思います。
長い文章での法律説明が苦手な方や、視覚的に理解する方には、豊富なイラストや図解が用いられた作品がオススメです。また、実際の現場での事例をもとに解説されている作品などは、文字だけでは理解しにくい抽象的な概念も実感として捉えられます。
今回ご紹介した作品の中には、一部分だけをピックアップして読むこともできるものもご紹介しております。毎日の移動時間や空き時間を使って、少しずつ知識を積み重ねてみてはいかがでしょうか。また、知識だけではなく、現場での対応や対策も書かれているものもありますので、自身の職場環境を見つめ直すきっかけにもなるかと思います。
快適な労働環境作りは、法律の理解から始まります。正しい知識を身につけて、働く自分自身や周囲の人々を守っていきましょう。あなたの日々の労働が安全で、そしてより良いものとなりますように。これからもおすすめの作品をご紹介し続けますので、お楽しみに!
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