羽州ぼろ鳶組④

北の大地に広がる羽州の田舎町で起きる日々のドラマにご注目ください。主役はぼろ鳶組の仲間たち。頼れる大黒柱からちょっと変わり者まで、メンバー個々の個性が物語の味わいを深めています。一筋縄ではいかない彼らの人生模様が、コミカルにもせつなくも描かれているんですよ。シリーズ4作目となる今回も、続きを待ち望むほどのエンディングが待っているはず。笑いあり、涙ありで真剣に仕事に向き合う男たちの生き様を見て、あなたもぼろ鳶組の一員になった気分を味わってみてくださいね。
『襲大鳳 上』
| 作者 | 今村,翔吾,1984- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 祥伝社 |
| 発売日 | 2020年08月 |
『襲大鳳(下) 羽州ぼろ鳶組』
「喰ってやる!」
侍火消・松永源吾はひたむきに炎と闘う!
仲間を、友を、誰かを“信じる”ことが未来を紡ぐ。
強く澄んだ眼差しは、火消のそれだったーー。
新庄藩火消頭“火喰鳥”松永源吾は、尾張藩中屋敷を襲う猛火の中、もう一人の鳳と邂逅を果たす。
火事が特定の人物を狙った謀殺と看破した源吾だったが、背後には巨悪の影がちらつく。
ぼろ鳶組の面々、同期の火消たち、そして妻深雪と子平志郎との絆が、源吾を一個の火消たらしめる。
技を、想いを、火消の意志を繫げ!
| 作者 | 今村翔吾 |
|---|---|
| 価格 | 792円 + 税 |
| 発売元 | 祥伝社 |
| 発売日 | 2020年10月15日 |
『黄金雛 羽州ぼろ鳶組 零』
英雄の若かりし日々を描く、零の物語ー十六歳の新人火消松永源吾は、逸る心を抑えられずにいた。同世代には才気溢れる火消の雛たちが台頭していたのだ。そんな折、毒を吐く戦慄の炎が発生。熟練の火消すら生還叶わぬ毒煙に、若輩は出動を禁じられ…。反発する源吾は、加賀鳶の御曹司、最年少火消頭、町火消の新星等くせ者揃いの面々と共に命を救うため立ち上がる!
| 作者 | 今村翔吾 |
|---|---|
| 価格 | 880円 + 税 |
| 発売元 | 祥伝社 |
| 発売日 | 2019年11月01日 |
『恋大蛇 羽州ぼろ鳶組 幕間』
恋と火事は、江戸の華。
咲かせたくもあり、咲かせたくもなし。
流人となった男、酒呑み火消、次代を担う若頭。
三人の脇役たちが織りなす、心ゆさぶる物語。
救えなかった命ーー猛火に包まれた幼子の悲鳴が聞こえる。炎への恐怖に萎む心と躰を麻痺させるため、今日も“蟒蛇〞野条弾馬は、酒を呷って火事場に臨む。京都常火消、淀藩火消組頭取に己を取り立ててくれた心優しき主君が逝った。「帝を、京を、そこに住まう人々を救え」今際の言葉を胸に刻んだ弾馬は……(「恋大蛇」)。
表題作の他二編を収録、シリーズ初の外伝的短編集。
| 作者 | 今村翔吾 |
|---|---|
| 価格 | 759円 + 税 |
| 発売元 | 祥伝社 |
| 発売日 | 2022年03月19日 |
それでもなお、我々は様々な困難を乗り越える力を持つ、人間の営みを描いているこの物語。登場人物たちの生き様には、決して高じらない日常の中にある、小さな営みから大きな力を引き出すことの大切さを感じさせてくれます。彼らの苦しみ、歓び、怒り、涙…すべてが読者に強く訴えかけます。
そして何よりも、現代人が見失いがちな何かを、この作品は私たちに教えてくれているのではないでしょうか。それは、何もかもがうまくいかない中でも、自分自身を信じ、一歩一歩前に進む大切さ。そして、困難を乗り越えた先に待っている小さな喜びや満足感。何気ない日常を大切にすることの意味。そういったことを、私たちは忘れてはいけないのかもしれません。
キャラクターたちの掛け合いも見逃せません。ユーモラスな一面もありつつ、深い感情やこみ上げてくる感動を共有できる場面もたくさんあります。それぞれが個性的で、一人ひとりが主役のよう。読むたびに新たな発見があるのがこの作品の魅力の一つです。
心が動かされ、感情が揺さぶられ、思わず口元が緩む。そんな読後感を味わえる作品です。これからも続きが楽しみでしょうがないですよね。今回ご紹介した作品をまだ読んでいない方は、是非手に取ってみてください。きっと、あなたの日常に新たな風を吹き込んでくれるでしょう。
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