新選組がわかる本 おすすめ8選 歴史・実像は?
新選組に興味あるみなさん、こんにちは。今日は、新選組について深く知れるおすすめの本を8冊、厳選してご紹介いたします。これらの本は、歴史的事実だけではなく、新選組の「実像」をより深く、鮮明に浮かび上がらせてくれますよ。映画やドラマで描かれるヒーローとしての彼らも魅力的ですが、彼らが生きていた時代背景や人間性、そしてそこから生まれる葛藤などは、歴史小説や漫画からこそ学べるのではないでしょうか。初心者からマニアまで、それぞれにピッタリの一冊を見つけて、新選組の世界にどっぷり浸かってみてくださいね。
『新選組―2245日の軌跡―(新潮文庫)』
作者 | 伊東成郎 |
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価格 | 781円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2020年06月26日 |
『新選組大全史: 新選組クロニクル通史篇 (別冊歴史読本 65)』
作者 | |
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価格 | 566円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA(新人物往来社) |
発売日 |
『新選組 「最後の武士」の実像 (中公新書)』
作者 | 大石学 |
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価格 | 992円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2014年07月11日 |
『世界一よくわかる新選組』
作者 | 山村,竜也,1961- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2017年09月 |
『新撰組顛末記』
作者 | 永倉新八 |
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価格 | 733円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2009年05月01日 |
『【決定版】図説 新選組 (歴史群像シリーズ)』
作者 | 歴史群像編集部 |
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価格 | 145円 + 税 |
発売元 | 学研プラス |
発売日 |
『新選組 滅びの美学』
維新直前の6年間、幕命で王城を守った新選組。敵か味方か、目まぐるしく変貌する動乱の渦中、尊王・攘夷・佐幕を剣一刀で貫いた集団だった。
草莽の若者がさまざまな思いを胸に上洛して結成した新選組。激闘、分裂、粛清、そして落陽のその日までを、「事件」「組織」「人物像」「エピソード」の4つの視点から徹底的に紹介する。
政治家の才長けた近藤勇、天賦の戦術家だった土方歳三など、これまでとは異なる視点でのアプローチも多数。
<巻頭特集>
写真やイラストなどでわかりやすく軌跡をたどる「見て楽しむ新選組ヒストリー」。
<巻頭インタビュー>
町田明広・神田外語大准教授による「世界は幕末の日本をどう見ていたか」。新選組が活躍した幕末日本を、最新の研究成果を踏まえて世界史的観点から語る。
<第1章「洛陽で斬る 京都の新選組15大事件」>
芹沢暗殺、池田屋事件、禁門の変、山南脱走、伊東分裂、膳所事件、油小路事件……。新選組をめぐる15事件の謎と真相を明らかにしながら、当時の京都の詳細マップで彼らの京での足跡をたどる。来春の大河ドラマ「青天を衝け」の主人公、渋沢栄一と新選組の交わりも取り上げた。
<第2章「内側を覗く 新選組大解剖」>
意外なことに新選組は近代的な組織だった。フランス軍制を模したというその組織、そして違反した者には切腹や血の粛清を強いた鉄の掟「局中御法度」。それらの由来と秘密を明らかにする。
他方、花街での隊士は人気者だった。彼らを取り巻く女性たち、隊内剣豪ナンバーワンは誰か、流派自慢、銘刀自慢、高リスク高収入憧れの就職先である新選組の隊士の給金と報奨金、美男五人衆、潜入する長州間者、意外な除隊制度、生き残った隊士たち……。豊富なミニコラムで、新選組の意外な実態を紹介する。
<第3章「名を刻む 落日の新選組」>
鳥羽伏見の戦いに敗れ堕ちていく隊士が転戦した戊辰戦争の軌跡。近藤亡き後を引き受けた土方歳三が関東小藩から兵力や武器を徴収して宇都宮城を官軍から奪還。軍才を顕した土方は隊士と会津戦を経て箱館五稜郭へ。この地で遂げた最期を描く。章末には主要隊士50人を取り上げた隊士事典を掲載。
<第4章「幕末を知る 19世紀の世界と日本」>
知っておくべき幕末史と世界の動きを5つのキーワードを通して解説する。「なぜペリーは日本をめざしたのか」「大老井伊直弼の狙い」「幕藩体制の再編プラン」「勝海舟らが推進した軍制改革」「倒幕に成功した雄藩の大改革」。知っているようで意外に知らない、こんな疑問から幕末史をわかりやすく説き起こす。
巻末にはブックガイドや年表も。折り込み付録は幕末の京都マップ。島津家久の上洛前後、池田屋事件の新選組ルート、新選組巡回ルートと志士たちの潜伏先などを収録。
作者 | 中央公論新社 |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2021年01月25日 |
『明治維新に不都合な「新選組」の真実』
土方歳三戦没150年…
新選組は「賊軍」「敗者」となり
その本当の姿は葬られてきたが
「剣豪集団」ではなく、近代戦を
闘えるインテリジェンスを持った
「武装銃兵」部隊だった!
いまこそ「官軍の正義」を疑え!
「新選組の歴史」が変わる!
初公開を含む「豊富な図版点数」を収録。
いまこそ「新選組」の本当の姿をお伝えしよう
◆ 長州&土佐は上洛直後の新選組のスカウトに動いた
◆ 新選組は剣豪集団ではなく「武装銃兵」部隊だった!!
◆ 「俺たちはいくらでも近代戦を戦える!」
ーーーーーそう語ったと読み取れる土方歳三の言葉とは!?
◆ 新選組の組織と理念は、本当は芹沢鴨が作った?
◆ 近藤勇より格上の天然理心流師範が多摩に実在!
◆ 新選組は幕末アウトロー界の頂点に君臨していた!?
◆ 幕末の「真の改革者」はみな江戸幕府の側にいた!!
ともすると幕末・明治は、国論が「勤王・佐幕」の2つに割れて、守旧派の幕府が、開明的な近代主義者の「維新志士」たちによって打倒され、「日本の夜明け」=明治維新を迎えたかのような、単純図式でとらえられがちです。ですが、このような善悪二元論的対立図式は、話としてはわかりやすいものの、議論を単純化するあまりに歴史の真実の姿を見えなくする弊害をもたらしてきました。
しかも歴史は勝者が描くもので、明治政府によって編まれた「近代日本史」は、江戸時代を「封建=悪」とし、近代を「文明=善」とする思想を、学校教育を通じて全国民に深く浸透させてきました。
そんな「近代」の担い手たちにとって、かつて、もっとも手ごわかった相手が新選組でした。新選組は、明治政府が「悪」と決めつけた江戸幕府の側に立って、幕府に仇なす勤王の志士たちこそを「悪」として、次々と切り捨てていきました。
新選組の局長近藤勇は、自己の置かれている政治空間と立場を体系的に理解しており、一介の浪士から幕閣内で驚異的な出世を遂げた人物です。そんな近藤の作った新選組という組織を、原資料を丁寧に読み込み、編年形式で追いながら、情報・軍事・組織の面から新たな事実を明らかにしていきます。
そこには「明治維新」にとって不都合な真実が、数多くみられるはずです。
作者 | 吉岡 孝(國學院大學教授) |
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価格 | 946円 + 税 |
発売元 | ベストセラーズ |
発売日 | 2019年10月07日 |
今回は新選組について深く知れる、おすすめの8つの作品を紹介しました。実像から比較的脚色されたフィクションまで、バラエティー豊かな選択肢をご覧いただいたかと思います。どの作品もそれぞれの魅力があふれ、ひとつひとつが新選組についての理解を深める助けになるでしょう。
彼らが直面していた時代背景、個々の人間が抱えていた思いや苦悩、そして何より新選組という組織がどのように動き、活動し、歴史に名を刻んでいったのか。そうした全体像が少しずつ明らかになるのは、ある種の感動すら覚えるものです。
新選組はただの武力組織ではなく、時代の流れの中で生き抜こうとする人間たちの群れでした。武士道精神を胸に秘め、自己の信念を持ちつつも時代の荒波に翻弄され、なんとか生き残ろうと戦ったのです。それは、何を重んじ、何に生きるのかを問いかける、現代にも通じる普遍的なテーマと言えるでしょう。
さて、一読を終えたあなたが、次に手に取る作品はどれになるのでしょうか。好みや興味、そして何を知りたいかによって、答えはきっと変わるはずです。どの作品も、あなたの新選組への理解を深め、想像の幅を広げること間違いなしです。
この記事が、あなたの読書選択の一助になれば幸いです。新たな視点で新選組を見つめ直すための、素晴らしい冒険が待っています。手に取る作品が、あなたにとって価値ある時間となり、新選組という組織や人々について新たな理解を与えてくれることを願っています。それでは、あなたと新選組の出会いを心から楽しみにしています。
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