災害に備えよ!地震、津波を題材にした小説6選

災害は突如として私たちの生活を脅かします。そんな中、事前の備えが命を救う大切さを伝えるのが今回紹介する小説たち。大地震によるパニックや津波の脅威を描く作品や、その後の生存競争をリアルに描いたもの、さらには科学的予知に基づくものまで幅広く選びました。これらの小説は、緊迫感あふれるストーリー展開と共に、災害時の行動の重要性を教えてくれます。読んでいるだけでなく、自身の行動を想像することで、何気ない日常の中で災害への備えを意識するきっかけになるはずです。
『チェーン・ディザスターズ (集英社文芸単行本)』

作者 | 高嶋哲夫 |
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価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2024年11月05日 |
『M8(エイト)』

28歳の若き研究者、瀬戸口の計算式は、マグニチュード8規模の直下型大地震が東京に迫っていることをしめしていた。十年前の神戸での震災、あのとき自分は何もできなかった。同じ過ちを繰り返したくはない。今、行動を起こさなければ…。東京に巨大地震が起こったら、高速道路は、地下鉄は、都心のビル街は、いったいどうなるのか。最新研究に基づいてシミュレーションした衝撃の作品。
作者 | 高嶋哲夫 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2007年08月25日 |
『GEQ 大地震 (角川文庫)』

作者 | 柴田 哲孝 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年02月17日 |
『冬と瓦礫 (集英社文芸単行本)』

作者 | 砂原浩太朗 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2024年12月05日 |
『小説Fukushima50』

作者 | 周木,律 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年01月 |
『ブルーネス』

はぐれ研究者たちの情熱溢れる理系エンタメ小説!
「津波監視システムの実現に手を貸して欲しい」--。
東日本大震災後、地震研究所を辞めた準平は、学界で異端視される武智に誘われる。
武智のもとに集まったのは、海洋工学や観測機器などのエキスパートながら、個性が強すぎて組織に馴染めない“はみ出し者”たち……。
前人未到のプロジェクト、はたして成功するのか!?
「この作品は、私たち『変動帯の民』が覚悟を持って試練に備えることの大切さを説いている」--「解説」・巽好幸(神戸大学海洋底探査センター教授・センター長)
作者 | 伊与原 新 |
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価格 | 1078円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2020年04月08日 |
いかがだったでしょうか。「災害に備えよ!地震、津波を題材にした小説6選」を紹介してきましたが、こうして読み進めていくと、自然の力の凄まじさを改めて実感しますね。一方で人々がどう立ち向かい、どう生き抜こうとするか、その姿には心打たれます。
私たちは技術が進化し、色々な便利なものに囲まれて生活する一方で、自然災害に対しては無力な時があります。それが地震や津波のような「突然の災害」であったり、液状化やリニアモーターカーのトンネルをつくるための爆破など、「人間活動に伴う災害」であったり。しかし、そんな中でも、人間は想像力を働かせ、どうすれば少しでも多くの人々を守ることが出来るか考えます。小説や漫画はその想像力を具現化する手段の一つです。
今回紹介した作品群は、まさにその顕著な例で、私たちが僅かながらでも災害について知識を深めるための一助になると思います。また、主人公たちの選択や行動が、もし自分が同じ立場になったときの参考になることでしょう。ただ、胸を打つストーリーだけでなく、それぞれの作品が持つ情報を持って一人でも多くの人が災害対策について考えるきっかけになればと願います。
我々が住む地球は、大自然との共存を求められる場所です。いつ何が起こるか分からない状況に、恐怖を感じるのは当然です。しかし、その恐怖を無力感に変えるのではなく、対策を練る力に変えてほしい。今回の作品紹介がそんなあなたの力になれば嬉しいです。
それでは、読書の旅を続けてくださいね。次回も素敵な作品をお届けしますので、お楽しみに!
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