銀行員が読むべき本 おすすめ6選 対処法など

銀行員といえば、お金にまつわる知識をつけることも大切でしょうが、顧客とのコミュニケーションや人間関係の構築も重要ですよね。ここでは、そんな銀行員にオススメの本を6冊ピックアップしてみました。ビジネス書から小説、心理学にいたるまで幅広く選んでいます。資産運用のヒントや金融業界の裏事情を描いた作品、職場での人間関係をスムーズにするための対処法を教えてくれる一冊も。また、銀行員特有のストレスを和らげるための一冊も含めて紹介します。これをきっかけに、自分の職業に対する新たな視点を持つことができたら嬉しいですね。
『銀行員必携! 新規開拓活動の鉄則~壁にぶつかったときの対処の仕方』

新規開拓活動を行っている中で、うまくいかないことは多くあります。そのときに、「もう嫌だ」「向いていない」「転職したほうがいいかな」と思う担当者も少なくありません。
そこで本書は、新規開拓活動の基本が定着できるように、丁寧に各過程や手法などを解説しています。合わせて、楽しくなるマインドや考え方、うまくいくノウハウやテクニックを紹介している類のない一冊です 。
第1章 だれもが直面する「新規開拓活動の壁」!
・新規開拓活動の壁その1--「日々門前払いで断られ続ける」
・新規開拓活動の壁その2--「推進項目の多さと限られた時間」
・新規開拓活動の壁その3--「ノルマに追われて“お願い”に走る」
・新規開拓活動の壁を自覚し乗り越えるすべを知ろう!
第2章 新規開拓活動のスタンスと現状打破の糸口
・こんな意識を持つだけで平常心で気楽に活動できる
・限られた時間の中で多忙な業務をバランスよく行う
・断られ続けて自信を失っても気持ちを立て直す
・ノルマというプレッシャーとうまく付き合う
第3章 お客様の信頼を得る姿勢や対応
・お客様本位の姿勢を徹底する
・前もってお客様の情報を入念に収集する
・様々な外部機関と仲良くなってお客様への支援を重層化する
・お客様もはっきり自覚していない課題を会話で発掘していく
・仮説を立てながら真のニーズを見極めて提案につなげていく
・商品・サービスの説明ではモノではなくコトを中心に話す
・契約直前まで進んでも慌てずにお客様の対応を待つ
・〈参考〉AIDMAの法則のM段階での活動がキモになる
第4章 活動における計画の有効性と立て方
・新規開拓活動においてはしっかりとした計画策定が重要
・「数値計画」「行動計画」でセルフマネジメントを行う
・必要な活動をリスト化しタイムスケジュールを埋める
第5章 法人開拓での目の付け所やアドバイス
・小売業では差別化やインターネット店舗併設が重要
・飲食業の事業は独自性やストーリー性で見る
・製造業は設備や在庫ロスなどに注目してアドバイスする
・事業承継の課題で信頼を深め取引のきっかけを作る
・職域の挑戦により法人開拓と従業員の個人開拓をうまく絡める
第6章 転職が頭にちらついたときに大事なこと
・他の人をまねてみて自分自身を見つめ直す
・周りの人に寄り添えば成功体験も自信も得られる
・「心」「技」「体」を充実させることが仕事でも重要になる
・あきらめるのは早すぎる! 当初の志を思い出そう
第7章 高い業績目標の乗り越え方
・成果や業績目標の高さに目を向けるより小さな成功の積み重ね
・業績目標をノルマと捉えず目的を意識して指標とする
・具体的な目的を持って業績目標の達成に向けて動く
作者 | 神谷 武 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 近代セールス社 |
発売日 | 2021年11月06日 |
『銀行員はどう生きるか』

三井住友がライバルに先んじるためにとった隠密行動とは!?/改革の面で大きく出遅れているメガバンクはどこ!?/銀行員の一生と再就職先とは!?/日本でも支店長の年収は激減し、“一国一城の主”からフロアマネジャーへ!?/若手世代はもう銀行から逃げ出そうとしている!?/銀行はどうやって人員を削減するのか!?……いま、金融業界では何が起きているのか。今後生き残るのはどのような銀行なのか。
■ 銀行の支店はシャッターを開けるたびに赤字!?
■ 三井住友がライバルに先んじるためにとった隠密行動とは!?
■ 証券ビジネスのほうが有望!?
■ 改革の面で大きく出遅れているメガバンクはどこ!?
■ 地方銀行の過半数が赤字!?
■ 銀行員の一生と再就職先とは!?
■ アメリカの銀行では支店長の年収は600万〜700万円!?
■ 日本でも支店長の年収は激減し、“一国一城の主”からフロアマネジャーへ!?
■ 若手世代はもう銀行から逃げ出そうとしている!?
■ 銀行はどうやって人員を削減するのか!?
■ 今後、銀行の人事制度は変わり、配置転換が続出!?
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マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツが
「銀行機能は必要だが、今のかたちの銀行は消えてなくなる」
と唱えたのは、1994年のことだった。
それから20年以上経過した現在、予言は現実化しつつあるともいえる。
進化論的に生き残ったものは、
新たな環境に適合するためにその姿をガラリと変えてきた。
まさにいま、銀行はそのような時代に足を踏み入れつつあるのだ。
銀行は未だに学生の就職志望ランキングの上位にある。
「安定している」ことを理由に、志望する(入行した)人も多いだろう。
しかし、銀行員に安定した人生を期待できる時代は終わった。
本書ではその具体的な光景を、
先行する欧米の銀行の事例を取り上げながら描いてみた。
いま、金融業界では何が起きているのか。
今後生き残るのはどのような銀行なのか。
そして、銀行員はこれからどう生きていけばいいのか。
そのヒントを提供できれば幸いである。
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【本書のおもな内容】
第1章 メガバンク「大量人員削減」の衝撃ーー瓦解した銀行神話
第2章 激変する銀行員人生ーー人員削減・配置転換の深層
第3章 米銀の現状に見る邦銀の未来ーー支店長の年収は激減
第4章 フィンテック時代の銀行ーー金融業の本質とは何か
メガバンク「大量人員削減」の衝撃
激変する銀行員人生
米銀の現状に見る邦銀の未来
フィンテック時代の銀行
作者 | 浪川 攻 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2018年04月19日 |
『ザ・ネクストバンカー 次世代の銀行員のかたち (講談社現代新書)』

作者 | 浪川攻 |
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価格 | 446円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2019年08月21日 |
『銀行員のための“売れるセールスコミュニケーション”入門改訂版』

「セールスコミュニケーション」こそ「売れる人材」になる第一歩!セールスがうまい人とは、お客様に安心感、信頼感、親近感などを与えることで、お客様の悩みを解決するための適切な「手段」を提供できる人のこと。「トーク」や「話法」の巧拙のことではない。
作者 | 白戸三四郎 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 同文舘出版 |
発売日 | 2017年08月 |
『銀行マンの凄すぎる掟 : クソ環境サバイバル術』

クソ掟の「無力化」で日々を変える!金融機関は厳しいノルマ、厳格な管理体制、世間からの目、上司からの人権を無視したかのような叱責、旧態依然とした環境、謎の風習など、人間性を損なう〝機会"が数多くちりばめられている。そして勤務する人間は心を麻痺させ、その世界観に染まっていく。しかし、それでよいのだろうか?一度きりの人生、給料をもらえれば、会社の意向に自分を染めあげて、それで幸せになれるのか?本書では、そんな「クソ環境」でも、人間として自分の納得できる日々を送るための考え方、行動の仕方をその道二十数年の金融機関の現役課長が伝授する。ポイントは「視点を変え、自分の半径5mを変える」こと。銀行マンを筆頭に、息の詰まりそうな日々を過ごすサラリーマン必携の書!
作者 | 猫山課長/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | さくら舎 |
発売日 | 2023年10月05日 |
『40歳を過ぎたら読む! 銀行員のハッピー・サバイバル術』

銀行員の多くは40歳を過ぎた頃から、ポストオフ、希望退職の募集、出向、転籍など、その後の人生を左右する「転機」に直面することになります。
また、他行との統合・合併により、新たな環境に置かれる人もいます。
本書は、そうした銀行員人生の「転機」において、間違った選択をすることのないよう、
また、落とし穴にはまることのないよう、正しい選択のためのヒントを提供するものです。
・ポストオフは銀行からの裏切りなのか。
・希望退職という選択をどう考えるべきか。
・銀行からの転職で失敗しないためにはどんな注意が必要か。
・出向するなら関連先か、一般先か。
・出向先ではどのように周囲に関わり、どんなスタンスで仕事に取り組めばいいのか。
・合併や経営統合の犠牲にならないために必要なこととは……等々。
ちなみに、書名にある「ハッピー・サバイバル」というのは、単に出世競争にガツガツと生き残るサバイバルではなく、銀行員生活の終盤を幸せに過ごし、そして幸せなリタイアにつなげるための「サバイバル」を意味しています。
40歳を過ぎ、銀行員生活の終盤を迎えつつある皆さんが、これから直面する「転機」で正しい選択をし、幸せなリタイアを迎えることができるように、本書をぜひ参考にしてください。
作者 | 吉村輝寿/著 |
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価格 | 1400円 + 税 |
発売元 | 近代セールス社 |
発売日 | 2023年07月11日 |
今回ご紹介した6冊の本は、銀行員のあなたにとって貴重な知識を持っておくべき一冊になること間違いなし。それぞれが独特の視点から銀行業界、金融業界の理解を深めるとともに視野を拡げるものばかりです。
これらの本の中には現場で実際に活用できるスキルや対処法を学べるものもありますが、それ以上に大切なことは、立ち位置や角度、視点を変えて物事を見る力を養うことです。金融業界というのは非常に広範で深い分野であり、多角的に考えることが求められます。
そんな中で、これらの本は様々な視点から自分自身を客観的に見つめ直す時の手がかりを提供してくれることでしょう。また、客観的な視点を持つことは、発信力や交渉力を高めるうえでも非常に重要です。どんな立場の人と接する場合でも、自分の立場と見方、他者の立場と見方を理解し、その上で最善の答えを導き出すことが求められます。
これらの本を通して、銀行員としてだけでなく、一人の人間としての視野や思考の深さを深めてみると、新たなる発見や成長があるかもしれません。あなたのキャリアや人生において、これらの本が一助となれば幸いです。
最後に、1冊でも多くの本を手にとって読むことで、新たな視点や考え方を持つことができるようになります。その一方で、深く考えるためには時間が必要です。一冊一冊をじっくりと時間をかけて味わうことも大切です。
これらの本があなたの日々の仕事や生活に役立つことを心から願っています。そしてあなたがこれらの本を通じて得た知識と見識が、あなた自身だけでなく、あなたに関わる人々の成長にも寄与することを望みます。
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