老子に関する本 わかりやすい おすすめ6選

老子の哲学を日本人にわかり易く解説した本たちは多数存在しますが、今回はその中から選りすぐりの6冊を紹介します。老子の思想が初めての方も安心の、解説書から漫画まで幅広く揃えました。もちろん、老子研究の専門家の視点から書かれた本もリストに入れていますので、深掘りしたい方も満足いただけるはずです。老子の教えを、日々の生活にどのように落とし込んでいくかのヒントになる一冊もあるので、実践志向の方も一読の価値あり。どの本も、老子の世界観を探求し、自身の人生を豊かにする一助となること間違いなしです。
『超訳老子の言葉 = The Words of Lao Tzu : 「穏やかに」「したたかに」生きる極意 : 「ビジネス老子」の決定版』

作者 | 田口,佳史,1942- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 三笠書房 |
発売日 | 2021年10月 |
『『老子』 その思想を読み尽くす』

『老子』には、「無為自然」「道」「徳」の根本思想、「小国寡民」「無為の治」の政治哲学、「不争」の倫理思想、養生思想など、古代中国の思想の根幹がある。本書は、『老子』の諸思想を総合的・体系的に解明し、その諸思想の内容を分かりやすく解説。充実の【注】は、『老子』成立の諸事情と思想の内容にも深く立ち入る。原文全文と【読み下し】【現代語訳】も収録。『老子』の初学者から専門家までをカヴァーする決定版。
『老子』には、「無為自然」「道」「徳」の根本思想、「小国寡民」「無為の治」の政治哲学、「不争」の倫理思想、養生思想など、古代中国の思想の根幹があります。
後の世の『荘子』『呂氏春秋』『韓非子』『荀子』『淮南子』などに多大なる影響を与えました。
本書は、『老子』に含まれる諸思想を総合的・体系的に解明して、その諸思想のありのままの内容を分かりやすい形で提供します。その際、馬王堆帛書甲本を始めとする各種の出土資料本『老子』を重視して、古い『老子』の本来の姿を紹介することに努めています。
充実した【注】は、『老子』成立の諸事情を解明するとともに、思想の個々の内容にも深く立ち入るものとなっています。
巻末には、『老子』の原文全文と【読み下し】【現代語訳】を収録しています。
『老子』の初学者から専門家までをカヴァーする決定版です。
前書き
凡例
目 次
第1部 人物・老子と書『老子』
第1章 老子という人
1 司馬遷の著わした『史記』老子列伝
2 謎に包まれた老子という人物
3 老子イメージの展開と「道家」の形成
4 ラインアップした道家の書物と人物
注
第2章 『老子』という書
1 戦国時代末期における『老子』の編纂
2 馬王堆帛書『老子』の出土
3 郭店楚簡『老子』の新たな登場
4 北京大学簡『老子』の新たな出現
5 結 論
注
第2部 『老子』の思想
始めに
第1章 『老子』の哲学
注
第2章 『老子』の倫理思想
注
第3章 『老子』の政治思想
注
第4章 『老子』の養生思想
注
第5章 『老子』の自然思想
注
終わりに
『老子』原文・読み下し・現代語訳
後書き
作者 | 池田 知久 |
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価格 | 3300円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年03月11日 |
『哲学として読む 老子 全訳』

★この書籍の小売店頭価格は、2500円+税です。
“2500 年の誤解”をくつがえす画期的解釈!
老子の哲学をいきいきと伝える。
『論語』に並び称される中国古典の最高峰『老子』。
「道」や「無為」を説く難解な書として知られるが、
今回新たな解釈をもとに高校生でも読める
わかりやすい現代語に訳しなおした。
この世界が生まれるまえから存在している「もの」。
老子は、その「もの」について、
「わたしはその名を知らない。
かりそめに『道』とでもよんでおこう。」
と書いている。
「道」はこれまで、学術的には「宇宙の根源」、
一般的には「人生訓」のように理解されてきた。
しかし、それでは『老子』の本当の面白さはわからない。
著者は「道=自然の法則」という新解釈を示すことで、
『老子』を今の私たちにも役立つ、西洋思想に負けない
いきいきとした哲学書として読み直す。
“2500 年の誤解” を解く、渾身の一冊。
作者 | 山田史生/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | トランスビュー |
発売日 | 2020年11月12日 |
『世界最高の人生哲学老子』

シンプルに生きるミニマリズム思想の決定版。捨てる、減らす、手放す。今こそ読むべき21世紀の必読書!
作者 | 守屋洋 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | SBクリエイティブ |
発売日 | 2016年06月30日 |
『世界一わかりやすい「老荘思想」 老子と荘子が話す』

「道とは何か?」「無為自然とは?」-古来「老荘思想」は、中国のみならず、日本においても、多くの人々に影響を与えてきた。本書は、その思想をまとめた『老子』『荘子』を、今の時代によみがえった老子と荘子本人が講演会を行なうという形式で、わかりやすく現代日本語訳した一冊。二人の語りかけの中には、我々がより良く生きていくための“珠玉のヒント”が溢れている。
作者 | 長尾剛 |
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価格 | 523円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2008年05月 |
『バカボンのパパと読む「老子」』

あっ、わしと似ているのだ!!
「バカボンのパパ語訳」による老子本、待望の文庫化!
今、日本はとんでもない問題を数多く抱えている。そんななか、老子の「無為自然」の考えがきっと役に立つはず。生きるということは自然の摂理とともにあるということ。そこから始めるしかないのだ。しかし、漢字だらけの老子の文章を読み解くのは難しい。そんなときにあらわれたのが、「バカボンのパパ」だったーー。とっつきにくい漢文をわかりやすく解説する、「バカボンのパパ語訳」による老子本の登場。これでいいのだ。
老子の全81章を
・原文と読み下し文
・日本語訳
・バカボンのパパ語訳
で読み解く。
「バカボンのパパ」による超訳を試みた画期的な老子本の登場。
バカボン一家のみんなも紙面で活躍!
「わしと一緒に『老子』を読むのだ」
●はじめに 「老子をバカボンのパパと読む理由」
●上巻
第一章 道(TAO)は語れないのだ 〜 第三十七章 欲がないと静かなのだ
●途中で 「老子の中で、レレレと驚く部分」
●下巻
第三十八章 失われて、だんだんバカになっていくのだ 〜 第八十一章 為して争わないのだ
●おわりに 「無為自然なのだ」
作者 | ドリアン助川/フジオ・プロダクション |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2016年11月25日 |
さて、今回は老子の思想や哲学をもっと身近に感じることができる6冊の本をご紹介させていただきました。どの本も、老子の「道教」や「無為自然」、「柔弱は剛強に勝つ」などの壮大な思考を、我々、現代人でも理解し、実生活に適用できるよう、わかりやすく解説しています。
どうですか、少しでも老子について学びたいという気持ちが湧いてきましたか?老子の思想は、中国古代から現代まで長い時を経てもなお、私たち人間の生き方に対するアドバイスとして有益であると感じています。また、この暮らしの中で、老子の教えに照らし合わせて自分自身を見つめ直すという機会を持つことも、貴重な経験となるでしょう。
そして、きっとそうすることにより、普段何気なく過ごしている日常にも、新たな視点をもたらしてくれるかもしれません。ただし、難解なフレーズもあるかもしれませんが、そこは一つ一つ、ゆっくりと時間をかけて読み進めてみてください。その中に、あなただけの「道」が見つかるかもしれませんよ。
また、老子の教えをスルスルと読み進めた後には、ぜひ日々の生活にてその教えを実践し、自身の精神的成長につなげてみてください。それが、一番の学びとなるでしょう。
この記事が、あなたの哲学の旅の一助となれば幸いです。鮮やかな色彩で描かれた、老子の広大な世界観の中で、すてきな発見があることを、心から願っています。それでは、皆さまが選んだ一冊で素敵な時間をお過ごしください。
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