歌舞伎・能……日本の伝統芸能を描いた漫画10選

日本の伝統芸能がテーマの漫画を集めてみました!まずは格調高く、伝統ある能舞台を描いた作品。能楽師の視点から見たその世界は深遠で、新たな魅力を感じること間違いなしです。その次は全力で歌舞伎に挑む若き役者の熱血ストーリー。舞台裏の人間模様や華やかさだけでなく、厳しさもリアルに描かれていますね。また、だれでも気軽に楽しめる浄瑠璃に焦点を当てた作品も。見た目はコミカルですが、その中にも伝統芸能への深い敬意が見て取れます。これらの作品を読みながら、日本の伝統芸能について学び、その美しさに魅せられることでしょう。
『ワールドイズダンシング = THE WORLD IS DANCING. 1』

作者 | 三原,和人 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2021年08月 |
『ぴんとこな(1)』

芸も、恋も、アイツにはかなわない…!解ってるけど…
家柄が重んじられる歌舞伎界において、名門の御曹司として生まれたにも関わらず、実力のない恭之助。
歌舞伎とは無縁の家に生まれながら、実力のみで最底辺から成り上がろうとする一弥。
正反対の2人の男が、なんの因果か同じ女の子・あやめに恋をしたのが物語の始まり。
歌舞伎を愛するあやめに好かれたい恭之助は、コネなんかいらないから実力が欲しいと悔し涙を流す。
あやめの目の前で主役を張りたい一弥は、名門の養子になろうと…?
当代切っての絵師・嶋木あこが描く!
笑って泣ける美麗歌舞伎ラブストーリー 第1巻!!
【編集担当からのおすすめ情報】
私が新入社員時代、初めてデビューに立ち会わせて頂いた作家さんこそ、嶋木あこ先生です。
実は同い年。新人作家と新人編集の二人三脚で、初連載「むちゃくちゃ大好き。」という作品を世に送り出しました。
今だから言えることですが、デビューしたばかりの嶋木先生はぶっちゃけ下手くそで、「どうやったら上手くなれるんだろうね」なんて2人で朝方途方にくれたこともありました。
その後、私の人事異動もあり担当を離れたのですが、なんと10年振りにまた担当させて頂くことになりました。
「あの頃より、ちょっとは上手くなったんだよ」と笑う嶋木先生の絵を見て、私も思わず笑ってこう言いました。「上手くなりすぎだよ」
普通の高校生の恋を描くにはもったいない。10年間磨き続けてきた実力を存分に発揮できる題材を選んで欲しい。
10年振りに朝まで嶋木先生と打ち合わせて、そしてできあがった作品が本作「ぴんとこな」です。
どうか見て下さい。
胸を張って「当代切って」と皆様にお届けできる、素晴らしい絵を描き上げてきて下さいました。
そして、デビュー時からなぜか嶋木先生の描く男の子は、
不幸なほどに輝く!
不器用に恋をする歌舞伎役者・恭一郎の姿に、
笑って泣いて頂ければ嬉しいです。
作者 | 嶋木 あこ |
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価格 | 440円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2010年02月26日 |
『國崎出雲の事情(1)』

作者 | ひらかわあや |
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価格 | 460円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2010年04月 |
『毒と花道 1』

作者 | 猶本,三羽 たしろ,みや |
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価格 | 不明 |
発売元 | 白泉社 |
発売日 | 2020年11月 |
『召しませ、歌舞伎』

カッコよくってうっとり
面白さ体感
コミックエッセイ
読めばゼッタイ観たくなる
歌舞伎の世界へご案内
漫画で読める演目紹介付き
作者 | 狩野真央 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | イースト・プレス |
発売日 | 2010年01月30日 |
『ドーンダンス = DAWN DANCE. 第1巻』

作者 | 庄野,晶 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2024年01月 |
『楽屋裏王子(1) (フラワーコミックス)』

作者 | 桜小路かのこ |
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価格 | 484円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2012年10月05日 |
『かぶきドロップ (リュエルコミックス)』

作者 | 糀谷キヤ子 |
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価格 | 713円 + 税 |
発売元 | 実業之日本社 |
発売日 |
『風姿花デンツァ 1巻』

作者 | 飯田 晴子/奈波 はるか |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | ビーグリー |
発売日 | 2017年03月31日 |
『カブキなさい 1』

作者 | 吉田,まゆみ,1954- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2003年05月 |
このように、日本の伝統芸能を描いた作品は数多く存在します。それぞれの作品では形が違っても、伝統芸能の魅力、深淵、そしてそれを支える人々の情熱や真摯さが生き生きと描かれています。
漫画を通じて日本の伝統芸能に接触することで、読み手は日本文化の豊かな深層を感じることができますし、演じる者、観る者双方の視点から物語を楽しむことができます。また、登場人物たちの心情や成長を経て、芸能そのものだけではなく、その背景にある生活や文化、価値観にも触れることができます。
これらの作品を読むことで、伝統芸能がただ古いものでなく、現代に息づいていて、新たな形を求め進化し続けていることに気づくでしょう。そしてそれは、私たちが日々生きている社会や生活と何ら変わらない、変化と向き合い続ける姿勢を感じ取れると思います。
何より、このような作品を通じて日本の伝統芸能に興味を持つきっかけになればと思います。読んだら終わりではなく、気になった伝統芸能の実際の舞台を観に行ったり、より深く調べて見たり、自分自身で体験してみる。そういった一歩を踏み出すきっかけになればと願っています。
伝統芸能の世界は広く深い。これらの漫画をきっかけに、ぜひ皆さんもその世界にひとつでも足を踏み入れてみてください。決して無駄にはならない、新たな世界との出会いがそこには待っています。
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