小説家の業を描いた漫画10選
普段目にする完成された小説の背後にある、泥臭くも過酷な小説家の過程を描いた漫画を10選しました。執筆に悩む姿から編集者とのやり取り、人間関係のもつれといった現実的な側面から、アイデアが降ってくる異次元的な瞬間まで、さまざまな角度から作家の世界を描いています。決して甘美な世界ばかりではありませんが、そこには確かな魅力があります。リアリティあふれるエピソードに胸を打たれてしまうこと間違いなしです。また、作中に出てくる小説の一節にも注目。創作の苦しみと喜び、作家の魂が詰まったこれら漫画たちは、きっと皆様の創作意欲を刺激することでしょう。
『小説王. 1』
| 作者 | 早見,和真 大沢,形画 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2019年03月 |
『響～小説家になる方法～（１） (ビッグコミックス)』
| 作者 | 柳本光晴 |
|---|---|
| 価格 | 759円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2015年05月15日 |
『違国日記 1』
「へんな人と
暮らしはじめた。
お父さんとお母さんが
死んだので。」
35歳、少女小説家。（亡き母の姉）
15歳、女子中学生（姉の遺児）。
不器用女王と子犬のような姪が
おくる年の差同居譚。
手さぐり暮らしの第1巻！
少女小説家の高代槙生（35）は
姉夫婦の葬式で遺児の・朝（15）が
親戚間をたらい回しにされているのを
見過ごせず、勢いで引き取ることにした。
しかし姪を連れ帰ったものの、
翌日には我に返り、持ち前の人見知りが発動。
槙生は、誰かと暮らすのには不向きな
自分の性格を忘れていた……。
対する朝は、人見知りもなく
“大人らしくない大人”・槙生との暮らしを
物珍しくも素直に受け止めていく。
| 作者 | ヤマシタトモコ |
|---|---|
| 価格 | 748円 + 税 |
| 発売元 | 祥伝社 |
| 発売日 | 2017年11月08日 |
『先生のおとりよせ』
| 作者 | 中村,明日美子 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | リブレ出版 |
| 発売日 | 2014年06月 |
『ストロボライト』
| 作者 | 青山 景 |
|---|---|
| 価格 | 858円 + 税 |
| 発売元 | 太田出版 |
| 発売日 | 2013年10月16日 |
『僕はどこから（1）』
文章を書き写すことで、思考をコピーできる
小説家志望の青年・竹内 薫。
人生に追い詰められた彼が、
エリートヤクザ・藤原智美の導きで
“自分さがし”を決意するとき、
大いなる犯罪の幕が上がるーー!!
小説家志望＆エリートヤクザの
青春逆走クライムサスペンス!!
『A-BOUT!』『バカビリーバー』の
市川マサ、驚愕の新境地!!
文章を書き写すことで、思考をコピーできる小説家志望の青年・竹内 薫。人生に追い詰められた彼が、エリートヤクザ・藤原智美の導きで“自分さがし”を決意するとき、大いなる犯罪の幕が上がるーー!!
| 作者 | 市川 マサ |
|---|---|
| 価格 | 649円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2018年06月06日 |
『ちはるさんの娘（1）』
| 作者 | 西炯子 |
|---|---|
| 価格 | 785円 + 税 |
| 発売元 | 双葉社 |
| 発売日 | 2010年10月 |
『だって愛してる. 1』
| 作者 | 彬,聖子 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2009年03月 |
『VANILLA FICTION（1）』
『魔王』『Waltz』の大須賀最新作！！
「どう考えてもバッドエンドにしかならない」
『魔王』『Waltz』で伊坂幸太郎とタッグを組んだ俊英、
大須賀めぐみが今、待望の完全オリジナル作品に挑む!!
とある小説家に突きつけられた
「タチの悪い冗談みたいな現実」の行き着く先は!?
1ページ先で何が起きるか、予想も出来ない
相次ぐ衝撃を目の当たりにせよ!!
連載開始当初から待ち望まれたコミックス第1巻、
ついに発売!!
| 作者 | 大須賀めぐみ |
|---|---|
| 価格 | 628円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2012年12月12日 |
『ライトノベル 1』
| 作者 | なるしま,ゆり |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2011年05月 |
皆さん、いかがだったでしょうか。ここまで、小説家の業を描いた漫画の数々をご紹介してきました。キャラクター個々の個性や背景、そして彼らが成長していく様子に、きっと心打たれるものがあったはずです。
言葉を紡ぐこと、物語を生み出すことの大変さを描いた作品ばかりだったので、視覚的に表現されるその苦悩と成功が、誰もが共感できるものだと思います。自分自身が小説家になる夢を持っている方や、そうではない方でも、ただ単純に良い物語を好む方々にとって、これらの作品は非常に感動的なものとなるでしょう。
一方で、誰もが一度は抱くであろう「自分の物語を語る」というテーマに深く踏み込んだ作品たちを通じて、自己表現の大切さを改めて認識することもできます。物語を生み出す側の視点を描いた作品は、読む側だけでなく書く側、つまり創作する側に立つことの難しさや喜びを改めて教えてくれます。
そして何より、これらの作品を読めば、きっとひとつひとつの言葉がどれだけ大切に紡がれているのかを、改めて感じることができるでしょう。漫画という表現形式を通じて、小説家の業の本質と向き合うことは、私たちの創造力を喚起し、新たなインスピレーションをもたらすことでしょう。
それぞれが異なる視点から小説家の世界を描いていますが、それぞれの物語は唯一無二の世界を紡いでいます。これらの作品から感じ取ることができる「小説家たちの情熱」は、紛れもなく、我々が自身の生活の中で感じる創造の喜びと同じものだと思います。
以上が私たちが選んだ、小説家の業を描いた漫画10選でした。皆様の中には、これを機に新たな作品に興味を持ち、挑戦してみる方もいらっしゃるかもしれませんね。それでは、それぞれの作品がもたらす楽しさや感動、そして小説家の世界に触れる深い洞察を、どうぞお楽しみください。一冊一冊の漫画が、あなたの心に新たな物語を刻むことを願っています。
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