虚しい時に読む本 おすすめ6選 対処法など
虚しい時に読む本、選んでみました。6冊とも、辛い時や迷った時に読むと、気持ちが落ち着きます。ユーモラスで笑える物語、感動で涙が出る物語、等々さまざまです。一つは旅に出た主人公が、人々と出会いながら自己を見つめ直す物語。彼らの挑戦が、読者の心に光を与えてくれます。また、ありふれた日常を丁寧に描いた物語もあり、その穏やかさが心を癒します。心が虚しい時には、いつもと違った世界観に触れることで新たな見方や考え方に気付きましょう。登場人物たちの生きざまや決断を通して、自分らしさを取り戻すヒントを見つけることができるかもしれません。
『「むなしさ」を感じたときに読む本 (角川SSC新書)』
| 作者 | 水島 広子 |
|---|---|
| 価格 | 470円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2014年12月24日 |
『むなしさの正体 正しい幸せの求め方』
【文学/日本文学評論随筆その他】いつもポジティブで上機嫌、誰からも好かれる双雲さんは、実はむなしかった！？ 過去にむなしい日々を送ってきたからこそ、むなしさと上手に付き合う方法を見いだすことができた。満たされている今と過去を比較して、なぜむなしかったか、どのようにすれば満たされるかをひもとく。
| 作者 | 武田双雲 |
|---|---|
| 価格 | 1430円 + 税 |
| 発売元 | 朝日新聞出版 |
| 発売日 | 2015年11月20日 |
『「むなしさ」の味わい方』
自分の人生に意味はあるのか、自分に存在価値はあるのか…。誰にでも訪れる「むなしさ」。便利さや快適さを追求する現代では、その感覚は無駄とされてしまう。しかし、ため息をつきながらも、それを味わうことができれば、心はもっと豊かになるかもしれない。「心の空洞」の正体を探り、それとともにどう生きるかを考える。
序 章 「むなしさ」という感覚
第1章 「喪失」を喪失した時代に
第2章 「むなしさ」はどこからーー心の発達からみる
第3章 「間」は簡単には埋まらないーー幻滅という体験
第4章 「むなしさ」はすまないーー白黒思考と「心の沼」
第5章 「むなしさ」を味わう
おわりにー悲しみは言葉にならない
あとがき
| 作者 | きたやま おさむ |
|---|---|
| 価格 | 1012円 + 税 |
| 発売元 | 岩波書店 |
| 発売日 | 2024年01月23日 |
『＜むなしさ＞の心理学』
心のメッセージーーむなしさは、私たちの人生に何が欠けているかを告げ知らせてくれる貴重なメッセージだ……。だから、私たちのむなしさからの出発は、自分の内側で口を開けているそのむなしさから目を逸らさずに、きちんとそれを見つめることから始めなくてはならない。あるいはこう言ってもいいかもしれない。むなしさと、しばらくの間、いっしょにいること。むなしさに、時折、やさしく触れてみること。そしてそこから、どんな声が聞こえてくるか、ていねいに問いかけてみること。……
心のむなしさに何か大切な意味が秘められているということを、既に暗に感じとっていたはずなのだから。--本書より
| 作者 | 諸富 祥彦 |
|---|---|
| 価格 | 836円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 1997年09月19日 |
『しんどい心にさようなら : 生きやすくなる55の考え方』
| 作者 | きい,1987- ゆうき,ゆう,1976- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2020年03月 |
『私が望むことを私もわからないとき : 見失った自分を探し出す人生の文章』
| 作者 | チョン,スンファン 小笠原,藤子 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | ワニブックス |
| 発売日 | 2021年05月 |
どうでしたか。今回は虚しい気分になったときに読みたい、そんな6つの作品をご紹介しました。みんな違う形で、求めていたものが見つからないときのフラストレーション、達成感の後の空虚さ、日々の繰り返しに取り残される感じに、どう向き合うかを描いています。
深淵に向かって走り続けるキャラクターたちは、彼らなりの「答え」を見つけ、読者に勇気を与えてくれます。切なさや悲しさを抱えて進む彼らの姿から、私たち自身の虚しさの対処法を見つけることができるかもしれません。
読書は個人的な体験ですが、登場人物やストーリーに共感することで、私たち自身が感じている内面的な喜び、悲しみ、そして虚無感を客観的に理解する機会を提供してくれます。それはまるで間接的に自分自身と対話をするようなものです。
それぞれの物語があなたの心に響き、少しでも虚しさを和らげる手掛かりになれば幸いです。ただし、本はあくまで一つの視点であり、人それぞれの痛みやソリューションに対する考え方は異なります。どの物語も必ずしも全ての人にフィットするわけではありません。
それでも、ここに紹介した作品たちは、虚しさを感じているときに自分自身を見つめ直し、新たな視点を提供してくれることでしょう。そして何よりも、私たち全てが同じ経験を共有していることを思い出させてくれます。虚しさは個々の問題ではなく、人間であるという共通の経験なのです。
皆さんも、何かを達成したあとや、日々の生活に疲れて虚無感に襲われることがあれば、一冊の本に手を伸ばしてみてください。そこにはあなたが抱えているものと共感できる物語が必ず待っています。また、新しい物語を探し続けることで、自分自身の心を探る新たな旅路が開けることでしょう。
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