【エンタメ！】短編小説おすすめ３選
この記事では、一味違う短編小説を３つピックアップして紹介します。まず１つ目は、ほのぼのとした家族の絆を描いた心温まる作品。登場人物たちの成長とともに、きっと読者の心もふんわりと暖まること間違いなしです。次に、２つ目は恋愛の物語。しかし、それは一風変わった形の恋愛で、詩的な表現により胸がきゅっと締め付けられるような感覚を味わえます。最後は、3つ目のサスペンス。驚きの展開が待ち受けており、一気読み必至の緊張感が味わえますよ。三つとも読後感が全く異なるので、一度手に取ってみてくださいね！
『謎解きはディナーのあとで』
毒舌執事×令嬢刑事コンビの大人気ミステリ
国立署の新米刑事、宝生麗子は世界的に有名な「宝生グループ」のお嬢様。「風祭モータース」の御曹司である風祭警部の下で、数々の事件に奮闘中だ。
大豪邸に帰ると、地味なパンツスーツからドレスに着替えてディナーを楽しむ麗子だが、難解な事件にぶちあたるたびに、その一部始終を相談する相手は”執事兼運転手”の影山。
「お嬢様の目は節穴でございますか？」--暴言すれすれの毒舌で麗子の推理力のなさを指摘しつつも、影山は鮮やかに事件の謎を解き明かしていく。
「殺人現場では靴をお脱ぎください」他、全6編を収録。
2011年本屋大賞第1位、同年ベストセラー第1位、シリーズ累計400万部突破の国民的ミステリが、ついにジュニア文庫に登場！ 小学生にも大人気な作品が、さらに読みやすくなりました。
【編集担当からのおすすめ情報】
「失礼ながらお嬢様ーーこの程度の真相がお判りにならないとは、お嬢様はアホでいらっしゃいますか」
などなど、推理とともに冴えわたる、影山お約束の”毒舌”も見どころです。
謎解きはもちろん、影山と麗子、風祭の掛け合いも楽しんでくださいね！
| 作者 | 東川 篤哉 |
|---|---|
| 価格 | 825円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2017年05月24日 |
『和菓子のアン』
デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)は、ちょっぴり（？）太めの十八歳。プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは？ 読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリー！
| 作者 | 坂木 司 |
|---|---|
| 価格 | 880円 + 税 |
| 発売元 | 光文社 |
| 発売日 | 2012年10月 |
『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』
☆☆☆テレビドラマ化！！☆☆☆
出演 天海祐希 松下洸平 白石聖 中川大輔 丸山智己 仲村トオル
「合理的にあり得ない 探偵・上水流涼子の解明」
2023年4月17日（月）スタート
毎週月曜よる10時
カンテレ・フジテレビ系全国ネット
法より節義に報いたい。
危うい依頼、ケリつけます！
強すぎる女性探偵がキレ者バディと難題をオールクリア！
『孤狼の血』『慈雨』『盤上の向日葵』著者の鮮烈ミステリー!!
上水流涼子は弁護士資格を剥奪された後、頭脳明晰 な貴山を助手に探偵エージェンシーを運営。
金遣いが荒くなった妻に疑念を抱く夫、賭け将棋で必勝を期すヤクザ、野球賭博絡みのトラブルetc.。
欲に塗れた人物たちの難題を涼子は知略と美貌を武器に解決するがーー。
著者の魅力全開、極上痛快エンターテインメント！
書店員さん驚嘆！
無茶ともいえる依頼を次々と解決していく姿が、清々しい！
丸善名古屋本店 竹腰香里さん
プロフェッショナルなキャラクターと痛快な結末を堪能しました！
ときわ書房本店 宇田川拓也さん
タイムリーな話題も盛り込まれ、想定外な展開に思わず引き込まれました。
芳林堂書店高田馬場店 江連聡美さん
格好いい！ 涼子と貴山のコンビ、最高だ!!
大垣書店イオンモールKYOTO店 辻 香月さん
| 作者 | 柚月 裕子 |
|---|---|
| 価格 | 770円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2020年05月15日 |
以上、短編小説おすすめ３選をご紹介致しました。一作一作が長編とは違った凝縮された魅力に満ちている本たち、それぞれの作品が短いページ数の中に緻密な物語を描き上げています。
短篇と一口にいっても、人生を詰め込んだものから、ちょっとしたひとときを切り取ったものまで、その幅は驚くほど広いです。そんな短篇だからこそ得られる、その緊張感、それぞれの物語が提供してくれる可能性に、きっと皆さんも引き込まれることでしょう。
また、それぞれの作品を何度も読み返し、様々な解釈を楽しむのも短編小説ならではの楽しみ方です。一読しただけでは気づかなかった生き生きとした描写や、物語の奥深さが次々と見えてくるはずです。
読書は時間を忘れてしまうほどの楽しみを提供してくれます。それは短編にも当てはまります。あなたの忙しい日常がちょっとだけ豊かになる一冊に巡り会えたら、それはきっと大切な贈り物です。あなた自身の心にひびく作品に出会い、時間を忘れてその世界に浸ってみてください。
そして、これらの作品があなたの人生の一部となり、新たな視点や考え方を教えてくれることでしょう。どの作品も持っているエネルギーやメッセージを感じ取り、それが何を教えてくれるのかを自分なりに解釈するのも素晴らしい読書体験となります。
本と出会うことは、新たな世界への扉を開くこと。今回の3つの作品もそんな扉の一部となってくれることと思います。新しい視点を提供され、思考を拡げ、最後には自分自身を見つめ直す機会を与えてくれるでしょう。
皆さんもぜひ、短編小説の世界に足を踏み入れてみてください。それがどんな旅になるかは、あなた自身が読み進める楽しみです。次回も素敵な作品をご紹介できることを楽しみにしています。
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