文学フリマがわかる本10選

フリーマンドだったり、クラウドファンディングだったり、新しい文化・習慣が加わる昨今。文学のフリーマーケット『文学フリマ』もその一つです。参加者の輪が広がり、魅力を発散するこの現象、ピンと来る人は続々と増えています。そんな、版権フリーな世界観に引き寄せられ、知りたい方におすすめの一冊を10選紹介します。セルフパブリッシングの醍醐味を感じたい方には「一から作品を作り上げる過程」、既存の作品をアレンジしたい方には「二次創作の魅力と可能性」。あるいは、文学フリマという場で交流を訴える「コミュニケーション手段としての作品」等、気鋭の作家たちのエッセイや解説本をお届けします。文学フリマを120%楽しむための一冊がきっと見つかるはず。
『東浩紀のゼロアカ道場 伝説の「文学フリマ」決戦』

ゼロ年代のアカデミズム、ここに決着! 「第七回文学フリマ」にて開催された、「東浩紀のゼロアカ道場 第四回関門」の記録。門下生の同人誌4誌全文、道場破りの自著要約、東浩紀氏による解説を収録。
作者 | 講談社BOX/東 浩紀 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2009年03月03日 |
『文学フリマの世界: 【小説】【ノベル】【文学】【本屋】【図書館】【日本文化】【攻略】【戦略】【電子書籍】【エッセイ】【副業】』

作者 | けんいち |
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価格 | 680円 + 税 |
発売元 | |
発売日 | 2025年01月14日 |
『文学フリマの売れるお店の出し方』

作者 | 神樹宮上総進兵衛玉義 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | Independently published |
発売日 |
『ブンガクフリマ 28ヨウ』

作者 | 燃え殻/末吉宏臣/山本隆博(@SHARP_JP)/浅生鴨/ゴトウマサフミ/熊谷菜生/たられば/田中泰延 |
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価格 | 864円 + 税 |
発売元 | |
発売日 | 2019年05月16日 |
『文学フリマを1ミリも知らない理系オジ、はじめてのおつかい(文学フリマ東京37レポ)』

作者 | 株式会社遊学/室長 |
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価格 | 99円 + 税 |
発売元 | 株式会社遊学 |
発売日 | 2024年01月03日 |
『「同人文化」の社会学』

頼まれたわけでもないのにマンガを描き、ゲームを作り、それを自主制作物として商業流通によらず誰かのもとに届ける。
こうした同人活動に着目し、それを支える同人誌即売会や印刷所なども含めて「同人文化」としてとらえ、同人界隈の日常的実践を描き出す。
作者 | 玉川博章/編 |
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価格 | 2600円 + 税 |
発売元 | 七月社 |
発売日 | 2024年03月05日 |
『コミックマーケットへようこそ 準備するから準備会 (星海社 e-SHINSHO)』

作者 | おーちようこ/コミックマーケット準備会 |
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価格 | 1307円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2022年12月20日 |
『コミックマーケット創世記 (朝日新書)』

作者 | 霜月 たかなか |
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価格 | 495円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2013年06月10日 |
『同人誌・ZINE 本文デザイン入門 : 文章を書く人のための』

作者 | welca 髙山彩矢子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | ビー・エヌ・エヌ |
発売日 |
『STEP UP! 同人誌のデザイン 作りたくなる装丁のアイデア』

豊富な作例から広がる、デザインの可能性!
知っておくと役に立つデザインの基礎知識や考え方、表現を広げる印刷・加工のアイデア、魅力的な装丁の同人誌を多数紹介。2017年刊行『同人誌のデザイン』に新たなコンテンツを加え、時代に合わせて大幅アップデート!
PART1では装丁デザインの基本、PART2ではデザインの考え方やコツ、PART3では印刷や加工の基本やアイデア、PART4では素敵な装丁の同人誌を紹介しています。多くの作例を掲載しているので、パラパラと眺めるだけでも表現の幅を広げるアイデアがきっと見つかるはずです。
「表紙のデザインをもっとこだわりたい」「いろいろ試して素敵な本に仕上げたい」と考えている、初心者から中級者におすすめの一冊です。
[読者特典DLデータ]
・デザインに役立つ素材データ100点
・素材を活用した装丁サンプルデータ2点
(PSD/AI/JPG/PNG)
作者 | 高山彩矢子/しまや出版/BNN編集部 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | ビー・エヌ・エヌ |
発売日 | 2023年03月15日 |
以上が私が選んだ「文学フリマがわかる本10選」です。これらの作品を通して、多種多様な表現の幅と、作り手の情熱を感じ取っていただけたら嬉しいです。小説にせよ漫画にせよ、ひとつひとつの作品が独自の世界観を紡ぎ出し、それぞれ特有の魅力を放っています。はためく創作文化の情熱が詰まったこれらの作品は、多くの人々に知られるべきだと私は思います。
あなたが手に取った当たり前の「本」が、いかに多くのアイデアや努力、そして情熱をもって生み出されているか、この10冊を通して感じていただければと思います。自分が普段接している文学がどのようにして生まれているのか、身近な存在として文学を感じる機会を与えてくれるでしょう。
また、これらの作品を読むことで、従来のメジャーな作品とは一線を画す、個人の強いこだわりが感じられる作品に触れることができます。その奥深さは、従来の作品では味わえない独特の醍醐味をもたらすことでしょう。
そして何より、自分も何かを創りたいという気持ちに火をつけてくれるかもしれません。あらゆるジャンル、表現形式が許され、誰もが作者になれる自由な創作の場「文学フリマ」。あなたも一度、足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?
この10冊を通じて、読者の皆様が新たな文学への扉を開くきっかけとなれば幸いです。一冊一冊丁寧に読み解き、深みを楽しむほどに、その価値はより一層高まることでしょう。あなたの文学の旅が、これらの作品でさらに豊かなものになりますように。
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