東洋哲学の本 おすすめ5選
東洋哲学への門出にぴったりな一冊から始めることで、世界が新たな角度で見えてきますよ。例えば、禅の思想を噛み砕いて解説した一冊は、シンプルな発想の転換で心のあり方が変わる瞬間を教えてくれます。また、道教の原理を元にした作品は、自然と人間、宇宙の関係性を理解する手助けになります。古代インドの哲学を追求した一冊は、人生とは何か、真実とは何かという深遠な問いに挑戦します。インドや中国の思想が詰まった一冊など、人生の悩みに立ち向かう力をくれる作品達ですよ。
『自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学』
作者 | しんめいP |
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価格 | 1485円 + 税 |
発売元 | サンクチュアリ出版 |
発売日 | 2024年04月23日 |
『図解「東洋哲学」は図で考えるともっと面白い 生き方を考えはじめた人への思考の手引き』
存在とは何か、無とは何か、慈悲とは何か。インド哲学、孔子や孟子、そして法然・親鸞の世界へ。
作者 | 白取春彦 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 青春出版社 |
発売日 | 2005年03月 |
『ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義』
ハーバード大学で絶大な人気を誇る東洋思想講義を再現。孔子、孟子、老子らの教えに、欧米のエリート学生たちが熱狂する訳とは!?
作者 | マイケル・ピュエット/クリスティーン・グロス=ロー/熊谷 淳子 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2018年06月19日 |
『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち (河出文庫)』
作者 | 飲茶 |
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価格 | 911円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2016年10月28日 |
『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』
「人工知能は欲望を持てるのか?」
人工知能の足場となる西洋哲学を解説した『人工知能のための哲学塾』に続く、待望の第二弾! ゲームAI開発の第一人者・三宅陽一郎氏が、荘子や道元、龍樹、井筒俊彦らの思想から人工知能を探求する一冊です。
今の人工知能に足りないものは何か? 人工知能に欲望を与えるには何が必要なのか? そもそも知能の実体とは何か? 本書はさまざまな角度から、問いを投げかけます。西洋哲学では語られることのない部分、階層構造で示される知能モデルの"果て"に何があるのかをあぶり出し、すべてが存在する世界から”知能が拠って立つ場”を形成しようという試み。人工知能の次なるステージに迫ります。
今の人工知能はいわば解脱した状態なのだ。
その人工知能に、この世界への興味や欲求を持たせたい。
生への執着を築き、この世界で生きる苦しみと喜びを与えたい。
(三宅 陽一郎)
人工知能のための哲学塾の遊び方(犬飼 博士)
はじめに
本書の全体像
第零夜 概観
1 はじめに
2 西洋の構成主義、東洋の混沌
3 混沌と知
4 阿頼耶識と人工知能
5 唯識論と世界の立ち上がり方
6 人工知能の歴史と東洋哲学との交面
第一夜 荘子と人工知能の解体
1 荘子の「道」
2 荘子と知の解体
3 知能と身体とイマージュ
4 荘子の知に対する批判の根底
5 道理に則る知性
コラム:荘子の時代、近代、夏目漱石と森鴎外
第二夜 井筒俊彦と内面の人工知能
1 キャラクターAIの知能モデル
2 東洋と西洋をつなぐ井筒の理論
3 井筒俊彦の意識の構造モデル
4 イブン・アラビーの存在論
コラム:井筒ハイウェイと人工知能の未来ー井筒俊彦の知的体系ー
第三夜 仏教と人工知能
1 時と存在
2 人工知能にとって時間とは
3 エージェントアーキテクチャに流れる時間
4 二つのアーキテクチャ
第四夜 龍樹とインド哲学と人工知能
1 ホメオスタシス(存在)とアポトーシス(行為)
2 龍樹の空の理論
3 持続と身体と精神
4 中観思想と人工知能のアーキテクチャ
第五夜 禅と人工知能
1 禅とは何か
2 人工知能の体験を作る
3 人工知能の禅
コラム:道元、時、ベルクソン
総論 人工知能の夜明け前
解説 言葉が尽き、世界が現れる(大山 匠)
作者 | 三宅陽一郎 |
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価格 | 2750円 + 税 |
発売元 | ビー・エヌ・エヌ新社 |
発売日 | 2018年04月20日 |
以上、深遠な東洋哲学の世界に触れるための5冊をご紹介させていただきました。それぞれに、心に響くメッセージや新たな視点に出会える可能性が満載です。
東洋哲学は、西洋哲学とはまた違った視点で、人間や社会、自然、宇宙について考える引き出しを与えてくれます。それが自分の思考の幅を広げ、日々の生活に新鮮な風を吹き込むかもしれません。それぞれの作品からは、古代から伝わってきた知恵や、日常のささやかな中に存在する美しさ、問題への独特なアプローチが感じられることでしょう。
もちろん、本を読むだけが東洋哲学という大海原に触れる手段ではありません。ヨガや瞑想、茶道などの練習を通した体験からも学びが得られますし、旅行や映画、音楽などからも散見されるこの哲学のエッセンスに触れることができます。
だからこそ、ここでご紹介した5冊が、あなたが東洋哲学という深海を探検するきっかけになることを心から願っています。どの本も一筋縄では読み解けない深さがありますが、それだけに読み込むほどに自分だけの解釈や気づきを見つけることができるでしょう。
一歩踏み出して東洋哲学の世界を旅してみてください。きっと無数の光と影と向き合い、自分自身を見つめ直す機会になるはずです。何より、この美しい世界への感謝と畏怖の心に包まれながら、自分自身の生きる道が少しでも明澄して見えることを願っています。これからどんな冒険があなたを待っているのか、私たちもあなたと一緒に楽しみにしています。
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