映画制作が学べる本 おすすめ5選
映画制作に興味をお持ちのあなたに、絶対に読んでほしいおすすめの本を5冊、ご紹介します。初心者でも理解するのは容易な1冊目は、スクリプト作りの基礎を学べます。2冊目はカメラ操作と撮影テクニックを丁寧に解説。3冊目は照明と色彩に焦点を当て、ビジュアル表現のコツを教えてくれます。4冊目は編集の技術。どのシーンをどのようにつなげるべきか、その判断基準もしっかり学べますよ。最後は映画制作におけるプロデュースの役割やマネージメントについて詳しく学べる1冊です。これらを読めば、映画制作のイロハからプロ級のスキルまで身につけることができますよ。
『映画制作の教科書 プロが教える60のコツ 〜企画・撮影・編集・上映〜』
★ 監督からスタッフ、演者まで、
すぐに活用できる『実践ノウハウ』を凝縮。
★ 作品をもっと『魅力的』に!
★ 進行をもっと『スムーズ』に!
★ できる監督の指示や接し方とは。
★ 最終の出来を決める仕上げスキル…
★ 機材のイロハ&応用テクニック。
◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆
これま30年、自らも映画を作る一方、
人生で初めて映画を作る方々のお手伝いをしてきました。
今では専門学校の講師を務めています。
それで分かってきたことがあります。
「映画は誰にでも作れる」
時代はアナログからデジタルに移行し、
コンピュータが映画製作の現場で利用されるようになり、
機材や撮影コストは劇的に低減、
「何かを作ってみたい」というあなたの想いは
確実にかなえられます。
しかし、実際、世の中は映像会社なのに、
映画の教科書となる撮影技術や
編集などに特化した職業訓練用の専門書しか目につきません。
この本は、私が多くの映画監督の卵を育ててきた経験から、
単なる技術だけではなく、
映画制作の始めから終わりまでのすべてを盛り込みました。
それぞれの過程においては、
できるだけ具体的で実践的なコツを
分かりやすく解説するようにしています。
きっと、「みんなの映像文化時代」への新しい架け橋になることでしょう。
「あなたにも面白い映画が作れる」
衣笠 竜屯
◆◇◆ 本書について ◆◇◆
自分の映画、作りたくありませんか…
映画制作に取り組んでいるんだけど、
どうも上手くいかなくて…
気持ちはあっても、才能がないと
難しいに決まっているよね。
教本はどれも専門過ぎて…
カンタンに分かる本がないんだ。
企画から脚本、撮影、上映まで…
そんなの一人で不可能だよね。
動画は得意だけど、映画となるとどうしていいか…。
学園祭やサークル、町おこしにコンテスト…
機会はたくさんあるのに。
深刻にならなくても大丈夫。
映画作りは思ってるよりカンタン。
アイデア、スタッフ集め、機材の揃え方、
売り込み、みんなコツがあるんだ。
撮影や編集技術だけじゃない。
映画作りのすべてが、
この一冊にはぎゅっと詰まっているんだよ。
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆SCENE1 面白い映画にするコツ
Pre-Production プリプロ[準備]
全23TAKE
☆SCENE2 順調に撮影を進めるコツ
Production プロダクション[撮影]
全15TAKE
☆SCENE3 成功する仕上げのコツ
Post Production ポスプロ[編集・仕上げ]
全12TAKE
☆SCENE4 感動をみんなに届けるコツ
Release [公開]
全5TAKE
☆SCENE5 秘伝ツールを使う
Special Tools [お役立ち道具]
全5TAKE
| 作者 | 衣笠 竜屯 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | メイツ出版 |
| 発売日 | 2020年02月03日 |
『低予算の超・映画制作術』
『カメ止め!』撮影の裏話、
低予算映画の裏話……赤裸々すぎ!(映画監督・上田慎一郎)
2017年公開で日本だけでなく世界に大旋風を巻き起こした映画『カメラを止めるな!』。
本書は、予算300万円のインディーズ映画ながらも国内及び海外の映画賞を数々と受賞し、興行収入31億円という大ヒットとなった奇跡の映画の撮影監督として、第42回日本アカデミー賞 優秀撮影賞を獲得した著者が、『カメ止め』を例に挙げながら、低予算でいかに映画を制作するかを赤裸々に語っています。
企画から脚本、撮影、編集、字幕付け、DCP作成、映画祭出品、宣伝、宣伝用の販促物制作、売り込みなどを、予算がないなかでどうやって工夫して効率的に行うか、その究極のノウハウが詰まった一冊です。
【Contents】
■第1章 企画
夢はアカデミー賞! 上田監督のビジョン
クレーンが使えないなら、組体操は!?
ありふれた低予算ホラーみたいな脚本?
失敗をするために臨んだロケハン
現実不可能!? “ワンカット〞の現実
希望か? 絶望か? 低予算映画の現実
コラム1 最も過酷だった撮影現場…
■第2章 撮影1
映画を撮るのに機材はたったこれだけ?
屋内〜屋外移動でカメラ設定どうする?
ダサカッコいい? ズーム効果の裏側
ワンカットの違和感はこうして作った
カメラが止まってしまった、あぁ絶望…
コラム2 『カメラを止めるな!』撮影機材のすべて…
コラム3 中国の撮影機材のススメ…
■第3章 撮影2
豪雨…急遽予定を変更してのクランクイン
ワンカット番組以前のシーン撮影
廃墟にある控え室はまったく別の場所
日暮の家のシーンは監督の家で撮影
梅雨真っ只中で悪戦苦闘!
屋内と屋外の明暗差をどうする?
まるでドキュメンタリー撮影!?
抜け殻状態?での最終日
コラム4 iPhoneで誰でも映画撮影できる時代…
■第4章 編集
一部のカットは監督宅で追加撮影
追加された描写とカットされた幻のシーン
カラーグレーディングは劇場で観ている感覚で
コラム5 超超超低予算の映画編集〜編集費用は0円!?
■第5章 公開
空前のブームはいかにして起きたのか?
海外でも大ヒットを目の当たりに!?
自主製作映画を作ったあとの展開は?
コラム6 海外に映画を売るには?
■第6章 スピンオフ企画
短編企画『白昼夢 OF THE DEAD』
スピンオフWebドラマ『ハリウッド大作戦』
おわりに…
嬉し涙と悔し涙のまんなか
| 作者 | 曽根 剛 |
|---|---|
| 価格 | 2420円 + 税 |
| 発売元 | 玄光社 |
| 発売日 | 2020年04月30日 |
『映画制作、はじめの一歩。 サクッと学べる39のキーワード』
映画を観るのが好き!自分で撮ってみたい!……けれど、どうやって撮影すればいいかわからないあなたへ。
ユーモアあるイラストとともに学ぶ、「映画好き」のための「映画作り」入門!
なんとなく映画を撮ってみたいと思っている一方で、何から始めればいいか分からなくて困ってはいませんか? そんなときはこの本を手に取りましょう。プロの現場では必須となっているポイントが、39のステップでまとめられています。
名作映画の例もたくさん載っているので、映画好きにはもちろん、これから観ようと思っている方にとってもよい鑑賞ガイドになるでしょう。
本書の付録として、計画表や絵コンテのテンプレートもついており、気軽に映画制作を始めるにはもってこいのクイックスタートガイドとなっています。
今の時代、高画質な映像を撮る機材も、それを発表&アップロードする環境も整っています。あとは映画のテクニックや文法を学ぶだけです。この本で、その入り口に立ちましょう!
イントロダクション
準備
1.分解
2.絵コンテ
3.傑作から盗む
4.計画を立てる
5.予算
6.限界を受け入れる
7.役割
8.場所
9.リハーサル
10.道具
撮影
11.フォーマット
12.構図
13.顔
14.モノクロ
15.状況設定
16.マスターショット
17.ツーショット
18.一線を越える
19.位置関係
20.動き
21.ズーム
22.ドリーとトラック
23.手持ち撮影
24.屋内
25.屋外
26.マジックアワー
27.夜間
28.運転中
29.逃走中
30.連続性
31.カットアウェイ
32.台詞の録音
33.環境音
撮影後
34.整理
35.素材を選ぶ
36.リズム
37.音楽
38.最後の仕上げ
39.観客を見つける
付録
予算編成
撮影スケジュール
機材チェックリスト
ショットサイズ一覧表
撮影の計画
絵コンテ
お役立ちリソース10選
索引
| 作者 | Little White Lise/Matt Thrift/牧尾晴喜 |
|---|---|
| 価格 | 2200円 + 税 |
| 発売元 | ビー・エヌ・エヌ新社 |
| 発売日 | 2018年02月19日 |
『映画制作ハンドブック インディペンデント映画のつくりかた (玄光社MOOK)』
| 作者 | 林 和哉/ビデオSALON編集部 |
|---|---|
| 価格 | 2680円 + 税 |
| 発売元 | 玄光社 |
| 発売日 | 2013年08月30日 |
『映画はこう作られていく』
心に残る映画、心を揺さぶる映画、画期的な映像を支えるアイデアやテクニックとは?
映画史に残る、126本以上の作品を新たな視点で分析!
「ムーンライト」:孤独な少年の疎外感を演出した撮影テクニックは?
「ダンケルク」:それぞれの戦いを紡ぎあげた編集テクニックは?
「ゼロ・ダーク・サーティ」:緊迫のドラマをリアルに伝えるライティング戦略は?
「市民ケーン」のディープフォーカス、「レザボア・ドッグス」のスローモーションといった映画史に残るテクニックも幅広く取り上げています。本書を読んだ後は、映像表現の可能性を広くとらえられるようになります。
映画制作を5つの主要な工程に分割
ーアクティング
ーディレクティング
ーライティング&カメラ
ー編集
ー脚本
見事な定番手法の実践例、ひねりを利かせた例外的なアイデア、画期的な取り組みなどを具体的な作品の画像で解説し、映画・映像のスタイルを掘り下げます。
映画・映像を作りたい学生、映像作家志望者の必読書です。
また、カメラの向こう側で何がどう行われているかを知りたい映画ファンには、読み物として楽しめる1冊です。
取り上げる監督(一部抜粋):
スティーヴン・スピルバーグ
マーティン・スコセッシ
マイク・リー
ソフィア・コッポラ
スパイク・リー
バリー・ジェンキンズ
フランシス・フォード・コッポラ
スティーヴ・マックィーン
ティム・ミラー
スタンリー・キューブリック
アルフレッド・ヒッチコック
チャールズ・チャップリン
ロマン・ポランスキー
アンドレア・アーノルド
ティム・バートン
ケネス・ブラナー
取り上げる映画(一部抜粋):
「つぐない」
「ビール・ストリートの恋人たち」
「フェリスはある朝突然に」
「デッドプール」
「ゴッドファーザー」
「少年は残酷な弓を射る」
「スター・ウォーズ」
「レザボア・ドッグス」
「シャイニング」
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
「サイコ」
「グッドフェローズ」
「007/カジノ・ロワイヤル」
「インセプション」
「フリーソロ」
「キング・コング」
「風と共に去りぬ」
「レザボア・ドッグス」
「ロッキー」
「地獄の黙示録」
「ムーンライト」
| 作者 | ティム・グリアソン |
|---|---|
| 価格 | 3300円 + 税 |
| 発売元 | ボーンデジタル |
| 発売日 | 2021年06月27日 |
それでは、ここまで映画制作について学べるおすすめの本を5つご紹介させていただきました。初心者からプロフェッショナルまで、それぞれの立場にあった作り方やノウハウが詰まった本たちです。
ある作品は映画制作の基本的な流れを丁寧に解説していますし、ある作品は実際の現場で使われる専門用語を学べます。また、ある作品は脚本作りやキャスティング、撮影技術、編集などの具体的なノウハウを紹介していたりと、それぞれ重点を置いている箇所が異なり、一冊一冊の本が映画制作の一面を照らしています。
あなたがこれらの本を読むことで、きっと普段見ている映画が更に深く理解できるようになるでしょう。自身で作品を作るチャンスがあるかもしれませんし、それがなくても、映画の制作工程を知ることで見えてくる新たな面白さに触れられるはずです。
それぞれの本について、しっかりと目を通し、映画制作の全体像を把握しましょう。そして、その中で最も関心を引いた部分から深掘りしてみるのも一つの方法です。逆に、課題だと感じる部分を補強するために読むのもおすすめです。まずは自分の興味や目的に合わせて選んでみてくださいね。
学ぶことは、新しい視点を持つこと。これらの本はあなたの世界を広げ、映画という芸術の更なる奥深さを感じさせてくれるはずです。ぜひ手に取って、映画の魅力を再発見してみてください。これらの本が、あなたの映画への情熱を更に燃え上がらせる一助となることを願っています。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。









