SNS中毒の人に読ませたい本10選

あなたがSNSにはまってしまっているなら、きっとこの本たちは癒しになるはず。現代依存症の解決法を描いた作品から、テクノロジーに関するディストピアまで揃えてみました。人間関係やプライバシーについて考えさせられる作品もあり、少し冷静になりたいときにピッタリです。また、SNSの利点・リスクをユーモラスに描いた作品もピックアップ。いつもスマホばかり見ているあなたに、読書の楽しさと静寂を思い出させてくれるはずです。そう、世界はSNSだけじゃないんです。ぜひ、この記事を機に読書を再開してみてはいかがでしょうか。
『感情の可視化 = VISUALIZATION OF EMOTIONS : 人類総SNS時代における"自分の価値"の見つけ方』

作者 | 岡城,良太,1978- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2025年02月 |
『被害者にも加害者にもならないために SNSから心をまもる本』

作者 | 小木曽健 |
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価格 | 不明 |
発売元 | Gakken |
発売日 |
『知識ゼロからのSNS・ネットトラブル対策 : 弁護士が教える炎上解決法』

作者 | 清水,陽平 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2025年01月 |
『家庭でマスター!中学生のスマホ免許 : 依存・いじめ・炎上・犯罪…SNSのトラブルを防ぐ新・必修スキル』

作者 | 遠藤,美季 坂本,ロクタク,1981- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 誠文堂新光社 |
発売日 | 2014年12月 |
『SNS時代のメディアリテラシー』

ニュース、SNSの投稿、動画からAIまで。情報にあふれた現代で、デマに流されず信頼できるものを選びとり、自分の世界を広げるためにはどうしたらいい? よく考え、ちゃんと対話するための道具として情報を使いこなす、あたらしいメディアリテラシーの教科書。
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●気がつけばネットばかり見ていた! 気を付けることは?
●誤情報はSNSよりも直接の会話で広まる?
●新聞記者はどうやって事実確認をしている?
●人間のバイアスにはどんなものがある?
●すべての情報は切り取られている……
演習も交えつつ、メディアリテラシーの必須知識を網羅。子どもから大人まで役に立つ、学校の先生にもおすすめの本です。
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(・・・)総じて言えばアメリカ人全体で、マスメディアを信頼している人は3割程度にまで下がってしまっています。
私はアメリカのそうした姿をみて衝撃を受け、メディアとは何か、どういう問題がありどういう役割を果たすべきなのかについて、真剣に考えるようになりました。そして日本に戻ってきたときに、人々のメディア接触と価値観との関係を客観的に調べるための世論調査や、メディアに関する教育に携わりたいと思い、現在のスマートニュース メディア研究所に転職しました。
問題意識の根っこには、日本がアメリカのような分断社会になってほしくないという思いがあります。一人一人がマスメディアやソーシャルメディアの仕組み、それと人間の心理や社会との関係についての理解を深め、物事を多様な視点でみていくことが、暮らしやすい社会に結びつくと思うからです。
この本では、第4章まで、1つの章ごとにポイントを示します。そして最終章である第5章では、そのポイントに通底する「クリティカルシンキング」について解説し、「メディアや情報と上手につきあって自分の人生に活かせる人になること」、つまりメディアリテラシーを身につけてもらうことを目指したいと思います。(「はじめに」より)
作者 | 山脇岳志/本文 |
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価格 | 1200円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2024年11月07日 |
『シェアしたがる心理~SNSの情報環境を読み解く7つの視点~』

作者 | 天野 彬 |
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価格 | 1250円 + 税 |
発売元 | |
発売日 | 2018年01月17日 |
『SNSカウンセリング入門』

相談してくれてありがとう!
この言葉からはじまる 新時代のカウンセリング
SNS相談の実際を伝え,今後の展望を開く!
中・高生の身近なコミュニケーションツールであるSNSは,自殺やいじめ等に悩む若年層の支援で活用が期待されている。その一方で支援者は新たなツールに戸惑うことも多い。本書では,行政初のLINE相談事業の取り組みを示し,その経験知を伝える。短い言葉の交互やり取りによる支援の実際と課題も論じ,今後の展望を開く。
■本書を推薦します!
LINE株式会社 執行役員・公共政策室長 江口清貴氏
一般財団法人全国SNSカウンセリング協議会
一般社団法人全国心理業連合会
認定特定非営利活動法人育て上げネット
公益財団法人関西カウンセリングセンター
■コラム
アカデミック・アドバイザーのコラム:
LINE 相談と変化のステージ……杉原保史(京都大学学生総合支援センター)
相談員のコラム1:
相談初日に飛び込んできた子どもたちからの問い……河越頌子(公益財団法人関西カウンセリングセンター)
相談員のコラム2:
LINE 相談の経験から学んだこと……古賀和香子(認定特定非営利活動法人 育て上げネット)
相談員のコラム3:
重たい相談への対応の工夫……上野大照(オフィス・コミュニケーションズ/日本ブリーフセラピー協会)
相談員のコラム4:
SNS を相談ツールに……伊藤吉美(公益財団法人関西カウンセリングセンター)
相談員のコラム5:
扉をたたく勇気に応えたい……乙倉恵子(公益財団法人関西カウンセリングセンター)
相談員のコラム6:
LINE 相談室の中……高間量子(公益財団法人関西カウンセリングセンター)
作者 | 杉原保史/著 宮田智基/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 北大路書房 |
発売日 | 2018年05月30日 |
『ソーシャルメディア・プリズム SNSはなぜヒトを過激にするのか?』

「本書は、データに基づく解決策が私たちを崖っぷちから救い出してくれるという希望を与えてくれる」
J・ゴルベック(『サイエンス』誌)
「エコーチェンバーが作用しているという仮説に、スマートかつ魅力的に挑戦している」
F・ブルニ(『ニューヨーク・タイムズ』紙)
「ベイルによる発見は、社会の成り立ちについての興味深い結論を教えてくれる」
N・ヘラー(『ニューヨーカー』誌)
「われわれのチームは、何千何万というソーシャルメディア・ユーザーの複数年にわたる行動を記述した億単位のデータポイントを収集してきた。自動化されたアカウントを使って新実験を行ったり、外国による誤情報キャンペーンが与える影響について先駆けとなる調査を実施したりしてきた」
「その真実とは、ソーシャルメディアにおける政治的部族主義の根本原因が私たち自身の心の奥底にあることだ。社会的孤立が進む時代において、ソーシャルメディアは私たちが自身をーーそして互いをーー理解するために使う最重要ツールのひとつになってきた。私たちがソーシャルメディアにやみつきなのは、人間に生得的な行動、すなわち、さまざまなバージョンの自己を呈示しては、他人がどう思うかをうかがい、それに応じてアイデンティティーを手直しするという行動を手助けしてくれるからである。ソーシャルメディアは、各自のアイデンティティーを屈折させるプリズムなのだーーそれによって私たちは、互いについて、そして自分についての理解をゆがめられてしまう」(本文より)
計算社会科学Computational Social Scienceの最先端を走る研究者が、政治的分極化への処方箋を提示する。
1 エコーチェンバーの伝説
エコーチェンバーについてのエコーチェンバー
分極化に向ける新たなレンズ
2 エコーチェンバーを壊したらどうなのか?
エコーチェンバーを壊す
悪いボット、良いボット
謎の解明
3 実際に壊すとどうなるか?
群れることを習うパティー
ジャネット
正しいことはいい気分
ハードリセット
4 ソーシャルメディア・プリズム
大して合理的ではない大衆
ソーシャルメディアとステータス追求
プリズムの威力
5 プリズムが過激主義をあおる仕組み
孤独な荒らしたち
あなたの知らない荒らし
過激主義というカルト
プリズムから映し出される過激主義
6 プリズムは穏健派を“ミュート”する
穏健な大多数
過激主義者との遭遇
失うものが多すぎる穏健派
穏健派の抱く絶望感
穏健派の不在
7 アカウントを削除すべきか?
離れられない理由
プラットフォームが独力では私たちを救えないわけ
私たち次第
8 プリズムをハックする
認識のずれを狭める
プリズムを見て取る
プリズムを通して自分を見る
プリズムを壊す
9 より良いソーシャルメディア
コロナ時代のソーシャルメディア
新手のプラットフォーム
目的を定めたプラットフォーム
付録 調査手法
ボットを使った量的な実験
ボットを使った質的な実験
シミュレーションされたソーシャルメディア・プラットフォーム実験
謝辞
索引/原注/参考文献
作者 | クリス・ベイル/松井信彦 |
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価格 | 3740円 + 税 |
発売元 | みすず書房 |
発売日 | 2022年06月03日 |
『「ぴえん」という病 : SNS世代の消費と承認』

作者 | 佐々木,チワワ,2000- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 扶桑社 |
発売日 | 2022年01月 |
『偽情報と独裁者 SNS時代の危機に立ち向かう』

各界著名人・各紙誌絶賛!英国『ガーディアン』紙ブック・オブ・ザ・イヤー。「私の国で起きていることは、いずれ世界のほかの国でも起きる」ノーベル賞ジャーナリストの警告!!
作者 | マリア・レッサ/竹田 円 |
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価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2023年04月26日 |
それでは、ここまでの「SNS中毒の人に読ませたい本10選」の紹介を締めくくりたいと思います。紹介した作品たちは、それぞれ違った角度からSNSと数々の問題に向き合っています。しかし共通しているのは、SNSの怖さ、そしてそれが私たちの生活にどのように影響を与えているかということを描いていることではないでしょうか。
もちろん、現代社会においてSNSは必要不可欠な存在であり、情報共有やコミュニケーションの手段として利用することは否めません。しかし、それがあまりにも生活の一部となりすぎて、現実を見失いがちなときもあるのが現状です。一冊の本を読むという行為は、そんな現実から少し距離をおくことで自分自身を見つめ直す時間を持つことができます。
本を読むということは、情報を受け取るだけでなく、そこに書かれた物語やメッセージを自分自身で解釈し、それを自分の一部として取り入れることなのです。普段は何気なくスクロールしているSNSの情報とは違い、じっくりと時間をかけて物語を進めていくことで得られる深みというのは、きっとあなたの視野を広げたり、新たな洞察をもたらしてくれることでしょう。
まあ僕が言いたいのは、たまにはスマホを手から放って、ゆっくりとした時間の流れの中で本を読んでみてはどうか、ということですね。それが自分の中に新たな風を吹き込んでくれるかもしれませんよ。
以上、僕からの少々長くなりましたが、そんな提案でした。これからも本という素晴らしいパートナーと一緒に、自分自身と向き合う時間を大切にしていきましょう。それでは最後に、あなたのSNSタイムを少しでも読書タイムに変えて、新たな世界と出会えることを願っています。
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