レストランが舞台の本10選

美味しい料理と人間ドラマが織りなすレストランが舞台の物語は、まさに舌鼓と感動を一緒に味わえる醍醐味があります。フレンチから和食まで様々なジャンルのレストランで活躍する料理人たちの情熱や葛藤、そして絶品料理の描写は、読むたびに食欲をそそります。また、レストランや料理を通じて紡ぎ出される人間関係や生き方について、深く考えさせられる作品も数多く存在します。一度読み始めたら止まらないほどの面白さで、食べることが好きなだけでなく、人生ドラマが好きな方にもぜひ読んでいただきたい一冊がここにあります。期待を裏切らない10冊を、あなたにお届けします。
『マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ』

作者 | 古内一絵 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2015年11月 |
『タルト・タタンの夢』

商店街の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。シェフ三舟の料理は、気取らない、本当のフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。そんな彼が、客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解く。常連の西田さんが体調を崩したわけは?フランス人の恋人はなぜ最低のカスレをつくったのか?絶品料理の数々と極上のミステリ。
作者 | 近藤史恵 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2014年04月 |
『コンクールシェフ! : Allez cuisine!』

作者 | 五十嵐,貴久,1961- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2022年03月 |
『真夜中の植物レストラン : 幸せを呼ぶジェノベーゼパスタ』

作者 | 春田,モカ |
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価格 | 不明 |
発売元 | スターツ出版 |
発売日 | 2020年02月 |
『難問の多い料理店』

『#真相をお話しします』で大ブレイクした結城真一郎が仕掛ける、
笑いあり・驚きあり・そして怖さあり……な、新時代ミステリ、ここに爆誕!!
ーーどなたもどうかお読みください。決してご遠慮はありません。
こんなミステリを、私たちはずっと待っていた!!
ビーバーイーツ配達員として日銭を稼ぐ大学生の僕は、注文を受けて向かった怪しげなレストランで、オーナーシェフと出会う。
彼は虚空のような暗い瞳で、「お願いがあるんだけど。報酬は1万円」と、噓みたいな儲け話を提案し、あろうことか僕はそれに乗ってしまった。
そうして多額の報酬を貰っているうちに、僕はあることに気づく。
どうやらこの店は「ある手法」で探偵業も担っているらしいと。
不自然な焼死体が出たアパート火災、空室に届き続ける置き配、 謎の言葉を残して捕まった空き巣犯、なぜか指が二本欠損した状態の轢死体……。
オーナーは、配達員に情報を運ばせることで、どんな難問も華麗に解いてしまう。
そして、配達員にこう伝えるのだ。
ーー「もし口外したら、命はない」
【著者略歴】
結城真一郎 (ゆうき・しんいちろう)
1991年、神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業。2018年『名もなき星の哀歌』で第5回新潮ミステリー大賞を受賞してデビュー。2021年「#拡散希望」で第74回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。「#拡散希望」を収録した『#真相をお話しします』で、2023年本屋大賞ノミネート。その他の著書に『プロジェクト・インソムニア』『救国ゲーム』がある。
作者 | 結城 真一郎 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2024年06月26日 |
『お山の上のレストラン 七歳児参りのふっくらムニエル』

ムカゴにシメジに……カックイまで!
どうりで山のいい香りっこがすっと思ってました。
青森県南に座す葵岳。その登山口にあるレストランでは春夏秋冬、様々な事情を抱えるお客様が訪れる。彼らを迎えるのは都会で修業したイケメンオーナー・登磨と、おっちょこちょいで、すっとこどっこいな店員の美玖。彼女の接客は時に奇跡を起こすのだが、美玖自身にもこの山と店の料理にこだわる理由があって……。
青森のご当地食材がじゅわっと染み入る、絶品&感動お料理小説。
『山の上のランチタイム』改題
作者 | 高森美由紀 |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2024年02月22日 |
『死に神のレストラン』

あの世とこの世の境に存在するレストラン。そこには、この世に未練を残した死者の魂が集まってくる。時の流れのない静かな空間で自分の人生を見つめ直し、そして最期の一皿を注文するのだ。後悔の苦味と情愛の甘さが織り成す、珠玉の短編集――
作者 | 東万里央/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | アルファポリス |
発売日 | 2019年11月29日 |
『レストラン「ドイツ亭」』

フランクフルトを舞台に、1963年のアウシュヴィッツ裁判が開廷する直前から判決後までの流れを追いながら、主人公の家庭とさまざまな人間模様を交錯させて描いた小説。アウシュヴィッツ裁判は、ドイツの司法がドイツ人を裁いた法廷であり、ドイツ人を初めてアウシュヴィッツに向き合わせた裁判ともいわれる。300人を越える証人が召喚され、ガス室による大量虐殺や親衛隊員による拷問や虐待を詳細に語ったことで、ドイツの人々は初めて、強制収容所で何が行われていたかを知った。一方、「ドイツ亭」とは、主人公の女性の父親が自宅兼用で営む小さなレストラン。この平和な家庭が徐々に裁判に引き込まれ、恐ろしい運命へと大きく変わることになる。
作者 | アネッテ・ヘス/森内 薫 |
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価格 | 3190円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2021年01月19日 |
『瓦礫の中のレストラン』

戦争が終わり、すべてが瓦礫と化した街。復員した丑松(うしまつ)の脳裏に浮かんだのは「食堂の社長になりたい」という戦死した幼なじみが語った夢だった。大阪の闇市に向かった丑松は、戦争孤児や戦友とともに無一文から商売を始める。「皆が腹一杯になる世の中に」。復興を支えた「戦う男(ビジネスマン)」の物語。『ごっつい奴ーー浪花の夢の繁盛記』を改題。
あの頃の日本には、皆の満腹と笑顔のために戦う男たちがいた。
「ぶれない、負けない、諦めない。ゼロからのスタートだ」
戦争が終わり、すべてが瓦礫と化した街。復員した丑松(うしまつ)の脳裏に浮かんだのは「食堂の社長になりたい」という戦死した幼なじみが語った夢だった。大阪の闇市に向かった丑松は、戦争孤児や戦友とともに無一文から商売を始める。「皆が腹一杯になる世の中に」。復興を支えた「戦う男(ビジネスマン)」の物語。
※本書は、2010年1月に小社より刊行された『ごっつい奴ーー浪花の夢の繁盛記』を改題して文庫化したものです。
第一章 終戦
第二章 悶々と
第三章 闇市
第四章 騒動
第五章 闇市解体
第六章 商売開始
第七章 難敵出現
第八章 戦いと挫折
第九章 出直し
第十章 新たな挑戦
第十一章 湊の思い
第十二章 新装開店
作者 | 江上 剛 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2013年11月16日 |
『キッチン常夜灯』

作者 | 長月,天音,1977- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年09月 |
さて、今回はレストランが舞台となる小説や漫画を10作品、皆さまにお勧めさせていただきましたね。読者の皆様の中には、もしかするとレストラン経営を夢見る方や、レストラン業界に興味を持つ方もいるかもしれません。また、ただ単に料理やお店に愛情を持つ方もいらっしゃるでしょう。
ここでこそろふした作品たちは、レストランが生き生きと描かれており、そこで起きる物語は感動的で、食の魅力や人間ドラマをたっぷりと味わえるものばかりです。調理の舞台裏が描かれた作品からはプロの厳しさや努力、さらには創作への情熱を垣間見ることができます。また、レストランの客として描かれた作品からは、一皿の料理が織りなす物語や、そこに結びつく人間関係、また、食が生み出す思い出や感動を感じ取ることができるでしょう。
これらの作品を読むことで、レストランに足を運ぶ嬉しさやワクワク感が増すこと間違いなしです。そして、それぞれの作品が持つ世界観やストーリーが、皆さんのレストランに対する視点を広げ、風味豊かな食文化への理解を深めるキッカケとなるでしょう。
最後になりましたが、今回ご紹介した作品達は今後の皆様の食生活に彩りを添え、美味しい時間をもたらすことを願っています。それが、現実のレストランで楽しむ食事であろうと、これら作品のページをめくる時間であろうと、それぞれが皆様にとって特別なものとなりますように。
さあ、お腹も心も満たされる素敵な読書ライフを、どうぞお楽しみください。
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