おいしそうな和菓子が出てくる小説7選
和菓子に興味がありますか?和菓子にまつわるエピソードや説明が織り交ぜられている小説がたくさんありますよ。たとえば、和菓子職人の日常や苦悩を描いた作品、和菓子を背景に繰り広げられる人間模様、あるいは和菓子が事件や謎解きの鍵を握るミステリーなど。それぞれの作品で、口に入れた瞬間のふわっとした甘さや、季節感溢れる素材の風味が巧みに表現されていて、読んでいるだけで幸せな気分に浸れます。作品の中に出てくる和菓子を実際に食べてみたくなるかもしれませんよ。読書のお供にぜひどうぞ。
『ぐるぐる、和菓子』
作者 | 太田,忠司,1959- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2024年03月 |
『アンと愛情』
デパ地下の和菓子屋「みつ屋」のアルバイト店員・アンちゃんが成人式を迎えます。大人になるには、まだ早すぎる気がするけど……。さらに深くなる和菓子の謎と、少しずつ経験を積むアンちゃんの日常が楽しい、大ヒットシリーズ第3弾。シリーズ累計100万部突破!
作者 | 坂木 司 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2023年08月09日 |
『和菓子迷宮をぐるぐると』
<内容紹介>
ランチの煮魚を食べながら、その作り方を科学的に検証してしまうほどの理系大学生・涼太。ちょっと変わり者と言われる彼が出会ったのは、あまりに美しい「和菓子」だった。その「美味しさ」にも魅せられてしまい、すっかり和菓子の世界の虜に。勢いのあまり大学院に進まずに和菓子職人になることを決意し、製菓専門学校に入学してしまった。
個性豊かな学生たちとともに和菓子作りに精を出すが、和菓子はとにかく答えがない。なんとか自分の和菓子を作ろうと苦心するも、全てを1か0かで考えてしまう理系的思考が、数値だけでは測りにくい和菓子作りの邪魔をしてーー。
<プロフィール>
太田忠司(おおた・ただし)
1959年愛知県生まれ。81年に「帰郷」で「星新一ショートショート・コンテスト」優秀作を受賞。「少年探偵・狩野俊介」「目白台サイドキック」「名古屋駅西 喫茶ユトリロ」シリーズほか、『奇談蒐集家』『遺品博物館』『猿神』など著作多数。
作者 | 太田 忠司 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2021年02月17日 |
『わたしと隣の和菓子さま』
母の看病のため、学生らしい時を過ごせてこなかった慶子さんは、高校三年生を目前とした春の朝、ケーキのような甘い匂いに誘われ和菓子屋「寿々喜」に辿り着く。店員の青年に招かれ店内に入ると、出されたのは小さな“どら焼き”。そう、あの香りの正体はケーキではなく“和菓子”だったのだ。和菓子の魅力に惹かれ、お店に通い始める慶子さん。だが、進級後の新しいクラスで、慶子さんの隣の席になったのは、なんとあの和菓子屋の店員さんで…!?四季折々の和菓子とほんのり甘くじんわり優しい恋物語をどうぞ。
作者 | 仲町 鹿乃子/pon-marsh |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年06月15日 |
『鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のつれづれ』
多喜次は兄が営む『鍵屋甘味処改』のお隣、『つつじ和菓子本舗』の看板娘・祐雨子に絶賛片想い中。祐雨子と兄は幼なじみで、彼女はかつて兄に恋をしていた。少しでも自分を見てほしいとプロポーズした結果、答えは保留。断られたわけではないし、諦めるつもりはない。そして高校卒業後は『つつじ和菓子本舗』へ住み込み、和菓子職人として修業の日々が始まるが…?
作者 | 梨沙/ねぎしきょうこ |
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価格 | 605円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2018年04月20日 |
『いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂 「和」菓子をもって貴しとなす (メディアワークス文庫)』
作者 | 似鳥 航一/わみず |
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価格 | 624円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年03月25日 |
『こまどりたちが歌うなら』
作者 | 寺地,はるな,1977- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2024年03月 |
以上、和菓子が美味しそうに描かれる小説を7つご紹介させていただきました。読みながらまるでその香りや味が感じられるかのような、とても魅力的な作品たちですね。文字を通じて和菓子の世界を堪能できるというのは、まさに文学の醍醐味だといえるでしょう。
それぞれの作品には、和菓子に対する敬意や愛情が感じられました。丁寧に作られた和菓子たちは、一つ一つが素敵な物語を持っていて、それを伝える作家の方々の筆致からも読者への想いが感じられます。和菓子が描かれたエピソードを読みながら、自分もその一部になったかのような感覚に陥ることは、本書の楽しみ方の一つでしょう。
また、文字だけでなく、場面場面で出てくる和菓子たちの美しいビジュアルにも注目です。巧みな描写により、まるで目の前にその和菓子があるかのように感じられ、また何度でもそのページをめくってみたくなることでしょう。想像力を掻き立てられ、自然と読書の楽しみが広がるはずです。
これらの作品を通して、和菓子の深い世界に触れることができれば幸いです。和菓子を食べるだけでなく、読みながら味わってみてはいかがでしょうか。これからも、素敵な物語と美味しい和菓子が描かれた作品を引き続きご紹介していきたいと思います。
読んでくださり、ありがとうございました。次回も、皆様の読書の一助になるような情報をお届けできるよう努めてまいります。どうぞお楽しみに。
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