ポーランドの昔話絵本5選
ポーランドの昔話には、お子様から大人まで幅広く楽しめる素敵な物語が詰まっていますよ。大自然や動物たちが登場するファンタジー風のお話や、さまざまな教訓を教えてくれる人間ドラマなど、その多種多様さは見応え十分。美しいイラストとともに綴られているこの絵本は、一冊を手に取るだけでポーランドの広大な世界へ旅立てます。知らない土地の伝統や文化に触れることができるのも魅力のひとつ。特に親子で読んでみると、新しい会話のきっかけにもなりますよ。
『仕立屋のニテチカさんが王さまになった話 (世界のお話傑作選)』
作者 | コルネル・マクシンスキ(再話)/ボグスワフ・オルリンスキ/足達和子 |
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価格 | 1322円 + 税 |
発売元 | 偕成社 |
発売日 |
『くつやの ドラテフカ ポーランドの昔話』
若い靴屋のドラテフカは、村から村へと古靴を直して歩いていました。ある日、森でアリ塚がクマに蹴散らされているのをみつけました。ドラテフカは散らばった塚を帽子でかき寄せてやりました。すると、女王アリが出てきていいました。「ご親切にありがとう!あなたがお困りの時は、わたしたちが助けましょう」のちに、魔法使いに首を切られそうになったドラテフカは、だれかに助けられるのでしょうか。ポーランドに代々伝わるお話です。
作者 | ヤニーナ・ポラジンスカ/足達和子/ワンダ・オルリンスカ |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 株式会社 福音館書店 |
発売日 | 2015年09月16日 |
『クラクフのりゅう ポーランドの昔話』
ポーランドの昔話の再話。昔ポーランドの首都だった(現在はワルシャワ)クラクフにある、ヴァヴェル城にまつわるお話で、観光ガイドさんは、お城の下にある大きな穴の説明をする時、このお話をします。このお城の地下に、いつのころからか住むようになったりゅうは、大きくなって、動物も人もまるのみしてしまい、ひとびとから怖れられていました。とうとう困った王さまは「恐ろしいりゅうを退治したものは、王女と結婚できる」というおふれをだしました。ところがたくさんの強そうな男達がかかっていっても、あまりの恐ろしさに逃げ出してくる始末。お城に住むかしこい靴職人のドゥラテフカが、智恵を絞って、りゅう退治にのりだします。おそろしいりゅうも、どこかユニークで、のびのびとしたイラストで描かれた昔話です。
作者 | アンヴィル奈宝子 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 偕成社 |
発売日 | 2020年05月23日 |
『くった のんだ わらった ポーランド民話』
ひばりがおおかみにもぐら退治を頼むと、おおかみは3つの条件を出しました。その条件とは……。ポーランドに伝わる愉快な民話を明るい色調で描いた絵本です。
作者 | 内田莉莎子/佐々木マキ |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 株式会社 福音館書店 |
発売日 | 1977年04月03日 |
『はしのうえのしあわせ ポーランドのむかしばなし』
作者 | 足達和子/篠崎三朗 |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | フレーベル館 |
発売日 | 2001年05月 |
今回のテーマは、ポーランドの昔話を描いた絵本のご紹介でした。
昔話と一口に言っても、偉大な英雄の冒険や神聖なる伝説、ちょっとした家庭のエピソードまで様々。そのどれ一つ取っても、それらの物語が生まれた背景には、人々の生活や心情、時代背景がしっかりと反映されていて、それを知ること自体がまた一つの楽しみだと思います。そして、それらを絵本形式で読むからこそ、子供のころに感じたワクワクやドキドキを再び味わうこともできるのではないでしょうか。
私たちが暮らす世界には、あまりにも多くの物語が存在します。その中には未だに日本に翻訳されていないものも含まれているでしょうから、世界中の絵本に触れることで新たな発見もありますね。
特に、故郷の言葉で書かれた物語は、そこに住む人々の思いや文化をダイレクトに伝えてくれる貴重な資源です。ポーランドの昔話も例外ではなく、その美しい言葉と心に響くメッセージに溢れています。
でも、実際に手に取ってその魅力を感じるまでは、ちょっと面倒かもしれませんね。そんなときには、この記事のラインナップが皆さんの参考になればと思います。
生まれ育った地域や文化が違うからこそ、物語の解釈や感じ方も変わるもの。ここで紹介した絵本を通じて、ポーランドの昔話の深みを感じ取れれば幸いです。もちろん、絵本なので絵もぜひ楽しんでくださいね。あなたにとって新たな体験となるであろうこれらの絵本、ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。ポーランドの豊かな文化と歴史を堪能できること間違いなしですよ。
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