読みやすい小説 おすすめ8選 初心者にもわかりやすい
小説を読むのが初めてという方にも手に取りやすい作品を集めてみました。繊細な人間ドラマからユーモラスな日常系まで、バラエティに富んだ選りすぐりの8作品。登場人物たちの生き様や物語の展開に引き込まれること間違いなし! また、作家の工夫が光る表現も見どころの一つ。負担なく読むことができる読みやすさは、疲れた時や空き時間の息抜きにもピッタリです。そしてなんといっても、これらの作品を通じて小説の魅力に触れていただければ嬉しいです。まるで新たな世界を旅するように、ぜひ一冊から始めてみてくださいね。
『成瀬は天下を取りにいく』
「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」中2の夏休み、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出したー。新潮社主催新人賞で史上初の三冠に輝いた、圧巻のデビュー作!
作者 | 宮島 未奈 |
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価格 | 1705円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2023年03月17日 |
『猫のお告げは樹の下で』
ふと立ち寄った神社で出会った、お尻に星のマークがついた猫ーミクジの葉っぱの「お告げ」が導く、7つのやさしい物語。失恋した相手を忘れたい美容師、中学生の娘と仲良くなりたい父親、なりたいものが分からない就活生、夢を諦めるべきか迷う主婦…。なんでもない言葉が「お告げ」だと気づいたとき、思い悩む人たちの世界はガラッと変わっていくー。あなたの心もあたたかくなる連作短編集。
作者 | 青山 美智子 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2020年06月04日 |
『ランチのアッコちゃん』
作者 | 柚木,麻子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2015年02月 |
『空中ブランコ』
伊良部総合病院地下の神経科には、跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが訪れる。だが色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が…。この男、泣く子も黙るトンデモ精神科医か、はたまた病める者は癒やされる名医か!?直木賞受賞、絶好調の大人気シリーズ第2弾。
作者 | 奥田 英朗 |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2008年01月10日 |
『阪急電車』
隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった…。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車ー人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。
作者 | 有川 浩 |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2010年08月 |
『氷菓』
いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実ー。何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ登場!第五回角川学園小説大賞奨励賞受賞。
作者 | 米澤 穂信/清水 厚 |
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価格 | 572円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2001年10月31日 |
『昨夜のカレー、明日のパン』
7年前、25歳で死んでしまった一樹。遺された嫁・テツコと今も一緒に暮らす一樹の父・ギフが、テツコの恋人・岩井さんや一樹の幼馴染みなど、周囲の人物と関わりながらゆるゆるとその死を受け入れていく感動作。本屋大賞第二位&山本周五郎賞にもノミネートされた、人気夫婦脚本家による初の小説。書き下ろし短編「ひっつき虫」収録!
作者 | 木皿 泉 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2016年01月07日 |
『天国はまだ遠く』
仕事も人間関係もうまくいかず、毎日辛くて息が詰りそう。23歳の千鶴は、会社を辞めて死ぬつもりだった。辿り着いた山奥の民宿で、睡眠薬を飲むのだが、死に切れなかった。自殺を諦めた彼女は、民宿の田村さんの大雑把な優しさに癒されていく。大らかな村人や大自然に囲まれた充足した日々。だが、千鶴は気づいてしまう、自分の居場所がここにないことに。心にしみる清爽な旅立ちの物語。
作者 | 瀬尾まいこ |
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価格 | 572円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2006年10月30日 |
今回は、初心者の方にも読みやすいと思われる小説8作品をご紹介してきました。文字通り本というのは、一人ひとりにとって異なる世界を開く鍵だと思います。新しい視点、新たな思考、予期しない感情。それらは、本を開くだけで手に入る素晴らしい贈り物です。
初めて本を手にする方でもすんなりと進められ、物語の世界に深く浸かることができる作品たち。かつては何も知らなかった世界が、一冊の本とともに広がり、色濃く描かれていく。その瞬間はまさに、魔法がかかったようなものですよね。
それぞれの作品が、あなたの読書のキッカケになれば幸いです。一つ一つの作品が、自分自身の経験や考え方に新たな風を吹き込んでくれるでしょう。おすすめの小説は、あくまで一つの指針に過ぎません。皆さん自身が求めている物語は、きっとどこかにあります。
初めての一冊が成功体験になれば、それが次へのステップへと繋がるでしょう。それがあなたの新たな趣味に発展することを心から願っています。
一冊目に載せた作品は世界をより広く、より深く感じられる良い作品ですよ。そして最後に挙げた作品は、言葉の魔力を感じさせてくれます。どの作品もそれぞれに魅力があり、いろいろな世界を提供してくれます。
数ある本の中から、「私が今、感じたい世界はこれだ!」という一冊に出会える喜びを、どうか皆様に感じていただきたいです。そして、その感情を大切にしてください。それが小説を楽しむ一番のコツだと思います。
たくさん読むことで、自分の中の物語の可能性を広げていけることを、心から楽しんでみてください。おすすめの一冊が、皆様にとって豊かな読書の時間を作り出すキッカケになることを期待しています。
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