「後味最悪」なのになぜ読みたくなる?中毒性のある胸くそ系小説3選

胸くそ系小説とは一体何でしょう?それは表面のグロさや後味の悪さを楽しみながら、作中の人間の本質や社会の闇を深掘りする小説のこと。ここでは3つの作品をピックアップしてみました。一作品目は罪と罰を描くサスペンス。恐ろしくも美しいその結末に誰もが心をえぐられます。次にご紹介するのは、現代社会の底辺生活を生々しく描いた作品。悲惨さの中にも微かな希望が見え、心が揺さぶられます。最後に挙げるのは、人間の裏面を描いた心理戦もの。人間の欲望と狂気が織り成すストーリーには中毒性があります。どれも「胸くそ」だけど、やめられないその魅力を味わってみては?
『隣の家の少女』

作者 | Ketchum,Jack,1946- 金子,浩,1958- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 扶桑社 |
発売日 | 1998年07月 |
『ソウ』

老朽化したバスルームで目覚めた二人の男。足首は頑丈な鎖で繋がれ身動きがとれない。二人の間には血みどろの自殺死体とテープレコーダー、一発の銃弾、そして二本のノコギリー。不条理な状況のもとでパニックに陥る二人にテープの耳障りな声が告げた。「六時までに相手を殺せ。さもなくば…」恐怖の極限を超えた悪魔的サスペンスホラー映画を完全ノベライズ。
作者 | 行川渉/ジェームズ・ワン |
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価格 | 481円 + 税 |
発売元 | 角川書店 |
発売日 | 2004年10月 |
『姉飼 (角川ホラー文庫)』

作者 | 遠藤 徹 |
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価格 | 416円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2012年10月01日 |
さて、今回ご紹介した作品たちは、いわゆる後味の悪さが魅力の一部となっています。最初から最後までハッピーで楽しくて笑える作品ももちろん素晴らしいですが、このような胸くそ系の作品には、一味違った魅力があると思います。それは、人間の醜さや狂気、そしてそれを通じて見えてくるリアルな人間像を描き出すことで、読み手に深いインパクトを与えるからでしょう。
それぞれのストーリーは確かに後味が悪いものですが、それだけに非常に記憶に残るものになっています。読み終わった瞬間は「何この作品…」と感じるかもしれませんが、そこから1日、2日と時間が経つとその衝撃が一層深まり、「もしかしたら人間ってこんなにも複雑で脆く…」と、自身の内面に問いかけるきっかけとなるのです。
こうした作品は、喜びや幸せだけが人生ではないということを強烈に思い出させてくれます。また、後味の悪さの中にも作者なりのメッセージや価値観が詰まっているのが特徴で、それがまた読者の心を強く打つのでしょう。
ただし、これらの作品を気軽に読むことはおすすめできません。精神的に落ち込んでいる時や、ちょっとした息抜きに読む本とは違いますからね。準備と覚悟をもって読み進めることで、その本当の価値を感じ取ることができるはずです。
それぞれの作品が描き出すリアルな人間像や社会について、読者それぞれの考えや解釈が生まれる。それがまた胸くそ系の作品が持つ魅力の一つです。もしも普段似たような作品を選んでいるという方がいたら、ぜひ一度チャレンジしてみてください。後味の悪さを感じながらも、その中にある深遠なメッセージに引き込まれること間違いなしです!
人間の持つ闇や複雑さを描き出した胸くそ系の作品。一度は手に取ってみて、その深淵を覗いてみてはいかがでしょうか。
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