幕末の志士が活躍する歴史小説おすすめ10作品

幕末の動乱期には、多くの志士たちが活躍しました。彼らが示した信念や行動は、その後の日本を大きく変えたと言えるでしょう。そんな幕末を舞台にした歴史小説は数多くありますが、おすすめの10作品を紹介します。時代背景や人物像を描写した詳細な描写が特徴の作品から、戦いや策謀を追いかけるドラマティックな作品まで幅広く取り揃えました。幕末に魅了された方はもちろん、歴史好きな方にもおすすめです。ぜひ一読して、当時の情勢と人々の思いを感じ取ってみてください。
『幕末遊撃隊』

江戸の名流・伊庭道場に生まれた伊庭八郎は、剣の腕冴える若き美剣士。ある秘密を抱える八郎は、幕府が組織する「遊撃隊」の一員となり、恋仲である遊女も、自分を慕う幼なじみの娘も、家までも捨てて、江戸を発つ。官軍と闘う遊撃隊として転戦を続ける八郎は、箱根で重傷を負いながらも、榎本武揚と共に五稜郭に向かった──。激動の世に身を投じた剣士の恋と信念を描き切る、幕末青春物語。
作者 | 池波 正太郎 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2020年04月25日 |
『青山に在り』

学問と剣術、いずれにも長けた川越藩国家老の息子、小河原左京。彼はある日、城下の村にある道場で自分と瓜二つな農民の少年、時蔵に出会う。一度は互いの出自を疑うが、次第に身分の差を超えた友情を育み、平穏な青春を過ごす2人。しかし世間は世直し一揆や農兵の導入に揺れ、激動の時代を迎えつつあった。そんな中ある武士が2人の眼前に現れ、彼らの出自を疑い、その姿を執拗に追うようになる。彼の狙いはいったい何なのかーー。美しい川越を舞台に、幕末の人々の生き様を鮮やかに描き出した傑作時代長編。
序章
一章 縁
二章 甘酒
三章 さらぬ別れ
四章 武州世直し一揆
五章 青山の賦
六章 お通の客
七章 子の日の松
八章 富津陣屋
九章 烈日
十章 道
作者 | 篠 綾子 |
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価格 | 902円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年11月20日 |
『酔って候』

幕末の混迷期、なす術を知らない三百諸侯のなかで、自らの才質をたのみ、また世間の期待を集めた「賢侯」たち。かれら土佐の山内容堂、薩摩の島津久光、伊予宇和島の伊達宗城、肥前の鍋島閑叟は「藩主なるがゆえに歴史の風当りをもっともはげしく受け、それを受けることによって痛烈な喜劇を演じさせられた」。
作者 | 司馬 遼太郎 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2003年10月10日 |
『夜汐』

やくざ者の蓮八は遊女に身を落とした幼なじみを助けるため、無宿人たちの賭場を急襲した。報復のために差し向けられたのは、謎に包まれた無敵の殺し屋・夜汐。蓮八は身を隠すため、新選組隊士となるが……。
作者 | 東山 彰良 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年10月21日 |
『二十歳の炎 : 幕末歴史小説』

作者 | 穂高,健一,1943- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 日新報道 |
発売日 | 2014年06月 |
『壬生義士伝(1)』

義とは何か、愛とは何か──。
「鬼」「人斬り」と畏れられ、新選組で一番強かったと言われた男・吉村貫一郎──。愛する者のために守銭奴と罵られ、愛する者のために人を斬り続けた武士の生涯が今、語られる…!
浅田次郎&ながやす巧の両巨匠が贈る、魂を震わす新たな「新選組」伝説!!
作者 | 浅田次郎/ながやす巧 |
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価格 | 638円 + 税 |
発売元 | ホーム社(千代田区) |
発売日 | 2014年04月17日 |
『世に棲む日日 一』

嘉永六(1853)年、ペリーの率いる黒船が浦賀沖に姿を現して以来、攘夷か開国か、勤王か佐幕か、をめぐって、国内には、激しい政治闘争の嵐が吹き荒れる。この時期骨肉の抗争をへて、倒幕への主動力となった長州藩には、その思想的原点に立つ吉田松陰と後継者たる高杉晋作があった。変革期の青春の群像を描く歴史小説全四冊。
作者 | 司馬 遼太郎 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2003年03月07日 |
『麒麟児』

慶応四年三月。鳥羽・伏見の戦いに勝利した官軍は、徳川慶喜追討令を受け、江戸に迫りつつあった。
軍事取扱の勝海舟は、五万の大軍を率いる西郷隆盛との和議交渉に挑むための決死の策を練っていた。
江戸の町を業火で包み、焼き尽くす「焦土戦術」を切り札として。
和議交渉を実現するため、勝は西郷への手紙を山岡鉄太郎と益満休之助に託す。
二人は敵中を突破し西郷に面会し、非戦の条件を持ち帰る。だが徳川方の結論は、降伏条件を「何一つ受け入れない」というものだった。
三月十四日、運命の日、死を覚悟して西郷と対峙する勝。命がけの「秘策」は発動するのかーー。
幕末最大の転換点、「江戸無血開城」。命を賭して成し遂げた二人の“麒麟児”の覚悟と決断を描く、著者渾身の歴史長編。
作者 | 冲方 丁 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年11月20日 |
『天璋院篤姫』

作者 | 宮尾,登美子,1926-2014 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1984年09月 |
『人斬り半次郎. 幕末編』

作者 | 池波,正太郎,1923-1990 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 角川グループパブリッシング |
発売日 | 2007年06月 |
以上、幕末の志士たちが織りなす激動の時代を描く歴史小説のおすすめ10作品をご紹介しました。それぞれに個性的な登場人物たちが繰り広げる戦いや恋愛模様、あるいは日本の歴史に対する洞察など、数多くの魅力が詰まっています。幕末の時代背景に興味がある方はもちろん、歴史小説に初めて手を出してみたいという方にもぜひおすすめしたい作品ばかりです。幕末の志士たちが描かれた作品は、個性的なキャラクターたちが織りなす人間ドラマが魅力的な一方で、日本の歴史に対する見識も深められる点があります。ぜひ、これらの作品を読んで、幕末の志士たちの熱い魂を感じ取ってみてください。
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