不動産登記がわかる本 おすすめ7選
初めて不動産登記に触れる方でも安心な一冊から、法律や税制について詳しく解説している本まで、さまざまな角度から不動産登記を学べる7冊をご紹介します。ビジュアル重視の方には、図解やイラストが豊富な一冊がおすすめ。一方、深掘りしたい方には専門的な内容を分かりやすく解説した本をピックアップしました。また、実例を交えた解説書もあるので、具体的なイメージを持ちながら学べます。各本ともに、不動産登記の基礎知識はもちろん、トラブル防止のための知識も身につけられる内容となっています。
『不動産登記の教科書【改訂版】』
作者 | 山口 里美 |
---|---|
価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | プラチナ出版 |
発売日 |
『6訂版 わかりやすい不動産登記の申請手続』
一般の方が自力で登記申請できる手引書、法務局職員および不動産登記に何らかのかかわりがある方々の手ごろな解説書として好評をいただいている書籍の最新改訂版!
参考法令、通達、実務の実例を検索しやすいように記載している。
<本書はしがきより>
令和3年に民法の一部が改正され、また、それにともない不動産登記法も一部が改正されました。改正された一部は令和5年4月1日から施行されましたが、残りは今後、順次段階的に施行されていく予定です。
また、「相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律」が、令和3年4月21日に成立し、令和5年4月27日から施行されました。
不動産登記法の大きな改正は、相続登記と所有権の登記名義人の表示変更登記の申請が義務化されたことでしょう。相続登記の申請義務化は令和6(2024)年4月1日からであり、所有権の登記名義人表示変更登記の申請義務化がスタートするのは令和8(2026)年頃です。
これらは、所有者不明土地をなくすための方策ですが、法務省も相続登記をやりやすいように工夫をしているところです。たとえば、法定相続情報一覧図の写しの制度、登記所が自筆遺言書を保管する制度の創設などです。
作者 | 日本法令不動産登記研究会 編 |
---|---|
価格 | 3300円 + 税 |
発売元 | 日本法令 |
発売日 | 2023年07月21日 |
『自分でできる不動産登記(第2版)』
大切な財産である不動産の登記。複雑でないものなら自分でやりたいという方へ。
*引越しや結婚などをした場合の住所・氏名変更登記
*住宅ローンなどを完済した後の抵当権抹消登記
*相続・贈与・財産分与・売買などによる所有権移転登記
*建物を新築したときの所有権保存登記
*建物を取り壊したときの建物滅失登記 など
平成29年にスタートした法定相続情報証明制度
令和6年までに義務化が予定されている相続登記
令和8年までに義務化が予定されている住所・氏名変更登記
など、最新情報に対応した第2版。
不動産登記をするならこの1冊!
(目次)
巻頭グラフ 15分でわかる不動産登記のこと
第1章 不動産登記の基本を確認しよう ?不動産登記の基礎知識?
第2章 登記申請書の基本を確認しよう ?登記申請書の基礎知識?
第3章 登記申請準備の基本を確認しよう ?登記申請準備の基礎知識?
第4章 引越し、結婚などにより住所・氏名が変わったら? ?住所・氏名変更(更正)登記?
第5章 抵当権を抹消・設定するときは? ?抵当権抹消登記・抵当権設定登記?
第6章 マイホーム、投資用、親子間…不動産を購入したら? ?売買による所有権移転登記?
第7章 相続対策、夫婦間…不動産を贈与したら? ?贈与による所有権移転登記?
第8章 離婚に伴い財産分与をしたら? ?財産分与による所有権移転登記?
第9章 不動産の所有者が死亡したら? ?相続による所有権移転登記?
第10章 建物を取り壊したら? 新築したら? ?滅失登記・建物表題登記・所有権保存登記?
第11章 申請書を組み上げて登記申請 ?登記申請から完了までの手続?
巻末資料 不動産登記お役立ち情報と主な法務局一覧
作者 | 児島 充/高橋 輝/児島 明日美 |
---|---|
価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 自由国民社 |
発売日 | 2021年12月13日 |
『6訂版 読解 不動産登記Q&A』
登記書類を徹底的に読み解く!令和3年改正民法・不動産登記法を盛り込む!わかりやすいQ&Aと豊富な事例解説で実務家の多様なニーズに応える。
作者 | |
---|---|
価格 | 3850円 + 税 |
発売元 | 清文社 |
発売日 | 2022年03月11日 |
『図解ポケット 不動産登記手続きがよくわかる本』
不動産登記を自分でやってみたいと思ったことのある人は多いかもしれません。しかし、いざ自分で登記申請書を作ると「なんて細かいルールが多いんだ!」と痛感することでしょう。
本書では、一般の方でもできるよう、司法書士が身につけている職人芸のエッセンスを一般の方向けになるべくわかりやすく解説しています。
すべてをまねするのは難しくても自分でできる部分は必ずあります。本書の内容は登記申請の役に立つことでしょう。
CHAPTER1 不動産登記のキホン
CHAPTER2 不動産登記申請手続のキホン
CHAPTER3 ケース別 不動産登記申請書の書式と解説
CHAPTER1 不動産登記のキホン
CHAPTER2 不動産登記申請手続のキホン
CHAPTER3 ケース別 不動産登記申請書の書式と解説
作者 | 岡住貞宏 |
---|---|
価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 秀和システム |
発売日 | 2021年01月22日 |
『図解 最新 不動産登記の基本と実務がわかる事典』
相続登記や住所氏名変更登記の義務化などを定めた令和3年4月成立の民法・不動産登記法改正に対応!
不動産登記の基本事項、売買、贈与、担保権、相続と登記の関係、登記簿の見方、登記申請の仕方を網羅的に解説。
さまざまなケースについての登記申請書などの書式も豊富に掲載。
第1章 不動産登記の基本
第2章 登記簿の読み方
第3章 登記申請の仕方
第4章 売買・贈与と登記手続き
第5章 担保と登記手続き
第6章 相続と登記手続き
第7章 住所・氏名の変更その他の登記手続き
巻 末 知っておきたい ケース別不動産登記の書式
作者 | 中村啓一 |
---|---|
価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 三修社 |
発売日 | 2021年07月26日 |
『不動産登記法入門 第3版』
【令和3年民法・不動産登記法改正に対応。不動産登記法の基礎と本質がつかめる入門書】
本書は、不動産登記法に触れる機会のある企業や自治体の方、資格試験の受験者、さらには予備知識のない一般の方を対象に、全42講の講義を通して基礎の基礎をわかりやすく解説。無味乾燥な解説書が多いなか、軽妙な語り口で予備知識ゼロから制度の本質に迫る唯一無二の入門書。
これまで土地の所有者が死亡しても相続登記されないことなどを原因として、不動産登記簿により所有者が直ちに判明せず、あるいは判明しても連絡がつかない所有者不明の土地が数多く生じてきた。こうした問題を解消するため、2021年に民法・不動産登記法が改正された。
また、相続法が改正され、夫婦の一方が亡くなった場合に、その人物が所有する建物に、残された配偶者が無償で居住し続けることができる配偶者居住権がという制度が創設された。
本書は、これらの法改正に対応して項目を改めるとともに、一部の数字等を改訂した最新版。
第1部 不動産登記制度を理解するために
第2部 権利に関する登記
第3部 表示に関する登記および地図
第4部 これからの不動産登記制度
作者 | 山野目 章夫 |
---|---|
価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 日経BP 日本経済新聞出版本部 |
発売日 | 2022年02月17日 |
これまでにご紹介した7冊は、いずれも不動産登記に関する知識を深めるために非常に有用な本ばかりです。初心者から専門家まで、読者のレベルに合わせて選ぶことができるよう、幅広い選択肢をご紹介しました。
私も実際にこれらの本を読むことで、不動産登記の世界がどれほど奥深いものであるかを改めて認識しました。敷居が高いと感じるかもしれませんが、一つ一つ理解していくことで不動産経済の大きな流れや、不動産買取や売却の際の手続きについても理解が深まるでしょう。
また、法律について理解することは、私たちの日々の生活にも役立つことが多いです。具体的な事例を通じて学べる本もあるので、そのような本から始めてみるのも手ですね。
どの本も一貫して伝えているのは、不動産登記に関する知識は難解なものではなく、誰でも学べるものだということです。自身の資産を守りつつ、また投資としての視点も増やすために、少しずつでも学んでみることをおすすめします。
これらの本さえあれば、不動産登記に関する基本的な知識から、より専門的な知識まで身につけることができます。あなたのライフスタイルや不動産に対する理解をさらに豊かにしてくれることでしょう。素敵な不動産ライフを送るための第一歩として、ぜひ手に取ってみてくださいね。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。