大きな決断をする時に−オススメ4選

ある小説は、苦渋の選択を迫られた主人公がどう立ち向かうかを描いています。葛藤と決断の連続が、読む者の心を揺さぶります。一方で、不可能を可能にする勇気を描いた漫画もあります。この作品では、主人公が決断を選ぶことで見えてくる新たな世界が見どころ。次に、人間の選択を試す独特な設定の小説もおすすめ。彼らの選択が何を意味するのか、読み終わった後も考えさせられます。そして、最後に紹介するのは、人間関係の中での微妙な決断を描いた漫画。些細な一瞬の選択が運命を左右する――そのリアルさに引き込まれますよ。
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』

"「あの人」の期待を満たすために生きてはいけないーー
【対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る“勇気”の対話篇】
世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。
「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、
対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、
現代の日本にこそ必要な思想だと思われます。
本書では平易かつドラマチックにアドラーの教えを伝えるため、
哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていきます。
著者は日本におけるアドラー心理学の第一人者(日本アドラー心理学会顧問)で、アドラーの著作も多数翻訳している岸見一郎氏と、
臨場感あふれるインタビュー原稿を得意とするライターの古賀史健氏。
対人関係に悩み、人生に悩むすべての人に贈る、「まったくあたらしい古典」です。
作者 | 岸見 一郎/古賀 史健 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2013年12月13日 |
『幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え2』

3年ぶりに哲人を訪ねた青年が語る衝撃の告白。それは「アドラーを捨てるべきか否か」という苦悩だった。アドラー心理学は机上の空論だとする彼に「貴方はアドラーを誤解している」と哲人は答える。アドラーの言う、誰もが幸せに生きるためにすべき「人生最大の選択」とは何か? 貴方の人生を一変させる哲学問答、再び!
作者 | 岸見 一郎/古賀 史健 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 株式会社ダイヤモンド社 |
発売日 | 2016年02月26日 |
『一日一生』

作者 | 酒井,雄哉,1926-2013 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2008年10月 |
『一日一生(続)』

地球一周分を歩く千日回峰行を二度成し遂げ、二〇一三年九月に八七歳で逝去ー「現代の生き仏」「稀代の行者」と称された酒井雄哉・大阿闍梨が最後に語り尽くす「生老病死」の真の意味。
作者 | 酒井雄哉 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2014年03月 |
では、皆さんもそんな局面に立たされた時には、どのように決断をすべきか、少しでもヒントを得られるために今回ご紹介した作品たちをぜひ手に取ってみてください。それぞれの物語の主人公たちがどのように自分自身と向き合い、何を優先し、どう行動していったのか。そして、その結果をどう受け止め進んで行ったのか、じっくりと観察してみてください。
もちろん、これらの作品が描くのは、一つの事例、一つの可能性です。しかし、自分が似たような状況に立ちふさがれた時、どうするべきか勇気をもって決断するための一助にはなるのではないでしょうか。
また、それぞれの作品はエンターテイメントとしても充分に楽しめる作品ばかりですから、決断するシーンを読むだけでなく、ストーリー全体を楽しんでいただけたらと思います。それぞれの作品が描く世界に浸りながら、自然と自身の中に眠る決断力を引き出してくれることでしょう。
そして何よりも、どの作品も作者の想いが詰まっています。その想いを受け取ることで、自分自身の感性もまた深まり、広がることでしょう。冒険は自分の中から始まります。今回ご紹介した作品たちと共に、一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。楽しい読書の時間になりますように。
最後に、大切なことを一つ。物語は何よりも「読む人次第」です。どんな名作も、それを読むあなた自身が最も重要。自分の視点で、自分だけの解釈で、自分だけの物語を読み進めてください。あなたが描く物語が、最高の物語となりますように。
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