大きな決断をする時に−オススメ4選

ある小説は、苦渋の選択を迫られた主人公がどう立ち向かうかを描いています。葛藤と決断の連続が、読む者の心を揺さぶります。一方で、不可能を可能にする勇気を描いた漫画もあります。この作品では、主人公が決断を選ぶことで見えてくる新たな世界が見どころ。次に、人間の選択を試す独特な設定の小説もおすすめ。彼らの選択が何を意味するのか、読み終わった後も考えさせられます。そして、最後に紹介するのは、人間関係の中での微妙な決断を描いた漫画。些細な一瞬の選択が運命を左右する――そのリアルさに引き込まれますよ。
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』

本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を知って、あなたのこれからの人生はどう変わるのか?もしくは、なにも変わらないのか…。さあ、青年と共に「扉」の先へと進みましょうー。
作者 | 岸見一郎/古賀史健 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2013年12月13日 |
『幸せになる勇気』

作者 | 岸見,一郎,1956- 古賀,史健,1973- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2016年02月 |
『一日一生』

「一日を一生のように生きよ、明日はまた新しい人生」。現代の“生き仏”と称される酒井雄 ・大阿闍梨の慈雨の言葉集。生々流転を経て、比叡山・千日回峰行を二度満行、いまだ歩き続ける。なぜ生きるのか。いかに生くべきか。人生に迷うすべての人に。
作者 | 酒井雄哉 |
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価格 | 924円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2008年10月10日 |
『一日一生(続)』

地球一周分を歩く千日回峰行を二度成し遂げ、二〇一三年九月に八七歳で逝去ー「現代の生き仏」「稀代の行者」と称された酒井雄哉・大阿闍梨が最後に語り尽くす「生老病死」の真の意味。
作者 | 酒井雄哉 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2014年03月 |
では、皆さんもそんな局面に立たされた時には、どのように決断をすべきか、少しでもヒントを得られるために今回ご紹介した作品たちをぜひ手に取ってみてください。それぞれの物語の主人公たちがどのように自分自身と向き合い、何を優先し、どう行動していったのか。そして、その結果をどう受け止め進んで行ったのか、じっくりと観察してみてください。
もちろん、これらの作品が描くのは、一つの事例、一つの可能性です。しかし、自分が似たような状況に立ちふさがれた時、どうするべきか勇気をもって決断するための一助にはなるのではないでしょうか。
また、それぞれの作品はエンターテイメントとしても充分に楽しめる作品ばかりですから、決断するシーンを読むだけでなく、ストーリー全体を楽しんでいただけたらと思います。それぞれの作品が描く世界に浸りながら、自然と自身の中に眠る決断力を引き出してくれることでしょう。
そして何よりも、どの作品も作者の想いが詰まっています。その想いを受け取ることで、自分自身の感性もまた深まり、広がることでしょう。冒険は自分の中から始まります。今回ご紹介した作品たちと共に、一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。楽しい読書の時間になりますように。
最後に、大切なことを一つ。物語は何よりも「読む人次第」です。どんな名作も、それを読むあなた自身が最も重要。自分の視点で、自分だけの解釈で、自分だけの物語を読み進めてください。あなたが描く物語が、最高の物語となりますように。
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