ポリコレがテーマの本10選

ポリコレ(ポリティカル・コレクトネス)をテーマにした本は、差別的な表現を避け、全ての人が尊重される社会を目指す思想を学べます。バラエティ豊かな10冊をピックアップしました。ライトなコメディから深い社会派まで、各作品はそれぞれの視点から問題を描き出しています。いくつかは海外作品で、異文化の視点も交え、多様性の大切さを教えてくれます。また、一部の作品では夢や愛、自己肯定感といった普遍的なテーマをポリコレの視点で掘り下げています。少しずつ文化や常識が変わる今だからこそ、新しい視点で物事を考えるきっかけに、ぜひ手に取ってみてくださいね。
『ポリコレの正体 = Unmasking Political Correctness : 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは』
| 作者 | 福田,ますみ,1956- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 方丈社 |
| 発売日 | 2021年12月 |
『ポリティカル・コレクトネスからどこへ』
誰もが手軽に表現するSNS普及後の世界で、人文・社会分野の研究者の視点はどのように活かせるのか。ジェンダーとフェミニズム、セクシュアリティとクィア、障害と社会モデル、エスニシティと社会的な望ましさなど、私たちが生きる現代社会の不均衡を知り、別のありかたへ。
序 章 ポリティカル・コレクトネスをめぐる論点
第1章 クイア・ポリティクスとポリティカル・コレクトネス
第2章 「次善の策」としてのポリティカル・コレクトネス
第3章 バックラッシュ/キャンセルカルチャーと法整備の必要性
第4章 「思いやり」から権利保障へ
第5章 マジョリティ性をどのように考えられるか
第6章 「社会的な望ましさ」をめぐるコミュニケーションとしてのPC
終 章 「正しさ」や「望ましさ」について議論を続ける
| 作者 | 清水 晶子/ハン トンヒョン/飯野 由里子 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 有斐閣 |
| 発売日 | 2022年09月06日 |
『欲望会議 : 性とポリコレの哲学』
| 作者 | 千葉,雅也 二村,ヒトシ,1964- 柴田,英里,1984- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2021年12月 |
『ポリコレ過剰社会』
| 作者 | 小浜,逸郎,1947- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 扶桑社 (発売) |
| 発売日 | 2022年01月 |
『ユートピアズポリティカル・コレクトネス版』
| 作者 | うめざわ,しゅん |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2023年03月 |
『ポリコレの正体』
| 作者 | 福田ますみ |
|---|---|
| 価格 | 1386円 + 税 |
| 発売元 | 方丈社 |
| 発売日 | 2021年12月10日 |
『欲望会議 : 「超」ポリコレ宣言』
| 作者 | 千葉,雅也 二村,ヒトシ,1964- 柴田,英里,1984- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2018年12月 |
『大衆の狂気 : ジェンダー・人種・アイデンティティ』
| 作者 | Murray,Douglas,1979- 山田,美明,1968- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 徳間書店 |
| 発売日 | 2022年03月 |
『傷つきやすいアメリカの大学生たち 大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体』
暴力を伴う講演妨害、教授を糾弾し罵倒……
キャンセルカルチャーやポリコレ問題の背景を知るための必読書。
全米ベストセラー、待望の邦訳!
〈内容より〉
「不快」を理由とする講演妨害が横行
言葉尻を捉えて教員を糾弾、辞職へ追い込む
大学教員の政治的多様性が低下。左に偏向
未熟で脆弱、不安・うつが多い「Z世代」
親はすべてを危険と捉え過保護に育ててきた
大学が極端な市場重視に。学生はお客様扱い
立場の異なる論者の講演に対し、破壊と暴力をともなう激しい妨害を行う学生たち。
教員の発言の言葉尻を捉えて糾弾し、辞任を求める激しいデモを展開。
さらには教授や学部長、学長までを軟禁し、暴言を浴びせるーー。
アメリカの大学で吹き荒れるこれら異常事態の嵐は、Z世代の入学とともに始まった。
彼らはなぜ、そのような暴挙を振るうのか?
言論の自由・学問の自由を揺るがす現象の実態と背景、
さらには対策までを示して高く評価された全米ベストセラーがついに邦訳。
キャンセルカルチャー、ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)問題を知るための必読書。
| 作者 | ジョナサン・ハイト/グレッグ・ルキアノフ/西川 由紀子 |
|---|---|
| 価格 | 3080円 + 税 |
| 発売元 | 草思社 |
| 発売日 | 2022年11月30日 |
『ただしさに殺されないために : 声なき者への社会論』
| 作者 | 御田寺,圭 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 大和書房 |
| 発売日 | 2022年05月 |
ここまで、ポリコレをテーマにした様々な作品をご紹介して参りました。それぞれが描き出すポリティカル・コレクトネスの問題は一概に良し悪しを決めつけられないほど奥が深く、その多様性や個性が読者に多くの気づきや見方を提供してくれることでしょう。
これらの作品を通して、さまざまな背景や状況を持つ人たちが何を考え、どう行動するのか見ることは、自分の視野や認識を広げ、人として成長するための一助となるはずです。一方で、差別やひとまとめにすることの危険性を痛感させられ、我々の思考や行動にも影響を及ぼすでしょう。
また、こうした問題について考えることは決して簡単ではありません。それぞれユニークな視点でポリコレを描いている作品を読み、自分なりの考えを深めることで、モノの見方や自身の価値観が徐々に変わっていくことを実感するでしょう。
しかし、最も重要なのは、これらの作品が人々の心に深く響き、社会問題への理解や共感を深めるきっかけになればうれしいということです。これまでにない視点から自分たちの岐路に立つ社会を見つめ直すことで、私たち自身が成長し、社会の一員としての責任感を持つきっかけになることを期待します。
それらを体感してみてください。そして、得られた知見や感想を他人とシェアすることで、より深い議論が生まれることでしょう。あなた自身がこの社会に与えられる「オピニオンリーダー」になることを願っています。
以上が私の一押しするポリコレがテーマの10選です。どれも重みのあるテーマを、どこかしら共感できる形で描き出しています。読むことで新しい視点を持つことができるでしょう。ただし、読むだけでなく、自分自身の考えを深め、これを社会に発信するアクションを起こしてもらえるとうれしいですね。今後とも、多様性に満ちた素晴らしい作品と皆さんの刺激的な意見交換に期待しています。
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