霊感を刺激する!おすすめ心霊ホラー小説10選「シャイニング」「夜は一緒に散歩しよ」など人気作をご紹介

厳選したホラー小説を10冊、ご紹介します。ホテルが舞台の巨匠の作品では、実際には見えない恐怖に背筋が凍りつく。夜の公園で出会う不思議な少女との交流は、ほのぼのとした筈なのにどこかヒヤリとする。それぞれユニークな角度から恐怖を描いていて、一度読んだら忘れられないインパクトがあるんです。そして、全ての作品に共通するのは「霊感」。透視能力を持つ者、霊と触れ合える者、不思議な力を持つ者たちが織りなす物語。さあ、あなたも一緒に、霊感を刺激する心霊ホラーの世界に足を踏み入れてみてください。
『シャイニング. 上』

作者 | King,Stephen,1947- 深町,真理子,1931- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2008年08月 |
『夜は一緒に散歩しよ』

横田卓郎は妻を亡くし、娘の千秋と二人で暮らしていた。千秋は母の死後、奇妙な絵を描くようになるー人ではない、異形のものを。ある日をきっかけに、千秋は「青い顔の女」ばかりを描くようになった。千秋はその顔を「ママ」と呼び絵を描くことに異常に執着する。そしてもう一つ執着すること。それは、夜の散歩だった。『ダ・ヴィンチ』『幽』主催第1回『幽』怪談文学賞長編部門大賞受賞作。
作者 | 黒 史郎/ダ・ヴィンチ編集部 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2007年05月15日 |
『リング』

一本のビデオテープを観た四人の少年少女が、同日同時刻に死亡した。この忌まわしいビデオの中には、一体どんなメッセージが……恐怖とともに、未知なる世界へと導くオカルト・ホラーの金字塔。
作者 | 鈴木 光司 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 1993年04月22日 |
『残穢』

この家は、どこか可怪(おか)しい。転居したばかりの部屋で、何かが畳を擦る音が聞こえ、背後には気配が……。だから、人が居着かないのか。何の変哲もないマンションで起きる怪異現象を調べるうち、ある因縁が浮かび上がる。かつて、ここでむかえた最期とは。怨みを伴う死は「穢(けが)れ」となり、感染は拡大するというのだが──山本周五郎賞受賞、戦慄の傑作ドキュメンタリー・ホラー長編!
作者 | 小野 不由美 |
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価格 | 781円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2015年07月29日 |
『向日葵の咲かない夏』

夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。
作者 | 道尾 秀介 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2008年08月 |
『ずうのめ人形(1)』

オカルト雑誌で働く藤間が受け取った、とある原稿。読み進めていくと、作中に登場する人形が現実にも現れるようになり……。迫りくる死を防ぐために、呪いの原稿の謎を解け。新鋭が放つ最恐ミステリ!
作者 | 澤村伊智 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2018年07月24日 |
『背の眼』

「レエ、オグロアラダ、ロゴ…」ホラー作家の道尾が、旅先の白峠村の河原で耳にした無気味な声。その言葉の真の意味に気づいた道尾は東京に逃げ戻り、「霊現象探求所」を構える友人・真備のもとを訪れた。そこで見たのは、被写体の背中に二つの眼が写る4枚の心霊写真だった。しかも、すべてが白峠村周辺で撮影され、後に彼らは全員が自殺しているという。道尾は真相を求めて、真備と助手の北見とともに再び白峠村に向かうが…。未解決の児童連続失踪事件。自殺者の背中に現れた眼。白峠村に伝わる「天狗伝説」。血塗られた過去に根差した、悲愴な事件の真実とは?第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。
作者 | 道尾秀介 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2005年01月 |
『予言の島』

瀬戸内海の霧久井島は、かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が最後の予言を残した場所。
二十年後《霊魂六つが冥府へ堕つる》というーー。
天宮淳は、幼馴染たちと興味本位で島を訪れるが、旅館は「ヒキタの怨霊が下りてくる」という意味不明な理由でキャンセルされていた。
そして翌朝、滞在客の一人が遺体で見つかる。しかしこれは、悲劇の序章に過ぎなかった……。
すべての謎が解けた時、あなたは必ず絶叫する。
再読率100%の傑作ホラーミステリ!
装画/緒賀岳志
プロローグ
第一章 警告
第二章 禁忌
第三章 惨劇
第四章 怨霊
第五章 呪縛
エピローグ
解説 霊能者の娘に生まれて
作者 | 澤村伊智 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年06月15日 |
『夜波の鳴く夏』

大正の世、名無しのぬっぺほふことおいらは財閥家の令嬢コバト姫に飼われ、純愛を捧げていた。だが、コバトが義理の兄・秋信と関係を持っていることを知ってしまい、おいらは観る人を不幸にする絵「夜波」を使って秋信を抹殺しようと決める。夜波の画家ナルセ紳互を妖怪たちが集う無得市に引き込み、ようやく絵を手に入れるが、なぜか想定外の人物にも渡ってしまい…。若き鬼才が奔放な想像力で描く衝撃×禁断の妖奇譚。
作者 | 堀井拓馬 |
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価格 | 691円 + 税 |
発売元 | 角川書店 |
発売日 | 2012年08月25日 |
『るんびにの子供』

作者 | 宇佐美,まこと |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年08月 |
それでは、読者の皆様、いかがでしょうか。今回ご紹介した各作品は、それぞれ異なる視点から心霊現象を描いています。面白いのは、それぞれが異なる「怖さ」を提供している点です。暗闇や知らない場所など、人間が生来怖がる要素はもちろんのこと、あらゆる存在や事象が宿る可能性を秘めた「未知」そのものを恐怖として描き出しています。
著者の独自の世界観を通じて、私たちが認知する現実とは一線を画した、未知の現実が描かれています。そのことで、私たちは鳥肌が立つ恐怖と同時に、興奮や刺激を感じるのでしょう。
また、ホラー小説の面白さの一つは、読み手が自身の恐怖心と向き合うことだと思います。日常生活では避けがちな怖さを直視し、それを乗り越える経験は、一種の成長とも言えるでしょう。あなたがどんな怖さを求めるかによって、一番心に響く作品も変わるはずです。
というわけで、今回は霊感を刺激する心霊ホラー小説10選をご紹介させていただきました。一冊でも気になる作品があれば、ぜひ手に取ってみてください。暗闇の中で、一人静かに読むのがおすすめですよ。
可能ならば、読書の際はリーディングランプなどを使って、雰囲気を一層引き立ててみてはいかがでしょうか。深夜に耳元で囁かれるような物語の結末は、あなたの心を震わせ、確かに霊感を刺激することでしょう。
以上が今回のご紹介となります。次回もまた、おすすめの作品をご紹介する予定ですので、ぜひお楽しみに。それでは皆様、怖い夢を…。
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