小説の書き方をテーマにした本5選
小説を書くという創作行為への興味を引き立てる5冊をピックアップしました。まずは、初心者も安心して読める、一歩一歩丁寧に小説執筆の方法を教えてくれる一冊。続いて、小説のコンセプト策定からキャラクター創造までを深堀りした知的な一冊。また、巧みな物語を紡ぎ出すためのテクニックを刺激的に伝授する現代作家のマスタークラスも抜かりなく紹介。少し変わった視点を持つ一冊として、小説の書き方が数学的に解説されている本も選びました。最後に、創作のストレスを癒してくれる実体験型の書籍を一つ。どれも貴重な手法と視点を教えてくれ、あなたの創作活動に活きること間違いなしです。
『1冊目に読みたい小説の書き方の教科書』
小説を書きたい。そう思いながらも、どこから始めればいいのかわからない。書き進めても途中で止まり、未完の原稿だけが増えていくーー。そんな悩みを抱える方が最初に読む一冊が「1冊目に読みたい小説の書き方の教科書」です。
著者の額賀澪さんは、松本清張賞と小学館文庫小説賞をダブル受賞してデビュー。小説を執筆する傍ら、大学で担当する小説創作の講義から松本清張賞受賞者を輩出。本書のもととなったオンラインの人気講座「拝啓、小説を書いてみませんか」からも現役作家や文学賞の選考通過者が生まれています。
プロの小説家であることはもちろん、小説の書き方を教えるプロでもあります。
本書は小説家が無意識のうちにやっていることを言語化して、基本から学べるように構成しています。小説を書くために必要なライティングのテクニックから、ストーリーを考えるためのプロットの作り方、人称と視点を意識して、読者にどう物語を実感させていくかについて、わかりやすく解説します。
第1章 小説というメディアの特徴を知ろう
小説というメディアの特徴について知りましょう。小説は他のメディアと何が違うのか? 何が得意で、何が苦手なのか? 面白い小説を書く最初の一歩です。
第2章 小説のための文章力を身につけよう
小説を書くための基本テクニックである「描写」の書き方について解説します。「描写」と「シーン」が書けないと小説は始まりません。
第3章 情報処理をマスターしよう
「どんな情報をどんな順番で伝えていくか」について説明します。読者が「情景を浮かべやすくなる文章」の書き方を身につけましょう。
第4章 小説の設計図「プロット」を作ろう
これまでの章で文章力は身につきました。ここでは、どうストーリーを考えるかについて。プロットの書き方や登場人物の作り方、物語の展開のさせ方について解説します。
第5章 小説がもっと面白くなるテクニック
人称と視点の違いとは何か。物語を説明するのではなく、エピソードとして実感させるにはどうすればよいのか。執筆時に役立つテクニックを伝授します。
第6章 ワンランク上の原稿へ
改稿・推敲してブラッシュアップするといった小説を書き切ってから必要となる作業や、体裁の整え方、新人賞への応募など。ワンランク上の原稿を目指します。
実践編 創作力を向上させる課題にチャレンジ
文章は実際に書いてみることでしか上達しません。ここにある課題に取り組んでみることで、自分ができることと、できないことが見えてきます。
発行:株式会社日本ビジネスプレス
発売:ワニブックス
| 作者 | 額賀 澪 |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | 日本ビジネスプレス |
| 発売日 | 2026年03月16日 |
『プロだけが知っている小説の書き方 = How to write novel that only professionals know : あなたの才能も一気に開花』
| 作者 | 森沢,明夫,1969- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 飛鳥新社 |
| 発売日 | 2022年07月 |
『文章作法 小説の書き方』
・直木賞作家が、自作にもとづいてやさしく解説する、実践的文章読本。
・著者は、講談社フェーマススクールズ文芸講座、読売文化センター小説講座の講師を20年にわたり務めてきた。
・小説講座をそのまま紙上再現する構成で、具体的かつ実践的内容。
・詩作から私小説、戦場小説、時代小説、また戦記文学と、著者の執筆経験にもとづいた、ジャンル別解説。
・例文はすべて、著者の実作品に拠っている。小説入門としてのみならず、著者の多彩な作風を一望できる「伊藤桂一読本」でもある。
・巻末には、池波正太郎との対談「捕物小説あれこれ」を増補、池波式小説作法との比較も面白い。
| 作者 | 伊藤桂一 |
|---|---|
| 価格 | 1430円 + 税 |
| 発売元 | 中央公論新社 |
| 発売日 | 2025年11月20日 |
『プロの編集者&小説家が教える クリエイターのための賞を勝ち獲る小説の書き方』
☆☆大人気クリエイターシリーズ最新刊☆☆
小説編集者×小説家
読み手と書き手のプロたちがタッグを組んで
賞を勝ち獲るための小説の書き方を教えます!
今まで何千何万もの作品に目を通してきた小説投稿サイト『Nola』の編集者たち。
数多くの出版社とのコンテストを開催し、多くの作品を世に生み出してきました。
本書では、そんなライトノベル編集のプロが普段は絶対に明かさない、
コンテストで常にチェックしている絶対必要なポイントを徹底解説します。
どうしても文章を書く際は、自分の書きたいことが飽和して読みづらくなりがちですが、
読み手側の視点を取り入れることで、作品の完成度を高めることができます。
そんな編集者のポイントを再現する文章の書き手は、
クリエイターシリーズすべての著者を務めるプロの小説家、秀島迅氏。
編集者が「あっ」と驚く文章構成や、プロなら絶対に押さえておきたい書き方の基本メソッドに加え、
つい書き手がやってしまうNG例も実際に例文を読みながら学べます。
そのほか、本書は物語・シナリオを書くための構想の仕方を教えるだけでなく、
「感情をうまく伝える余白・改行の使い方」
「音で残るタイトルは、読者の頭に染みつく」……etc.
プロの小説家だけが知っている、誰でも即マネできる技法を大公開!
小説の面白さには自信があるけど、なぜだか賞は獲れない……という人に向けて、
プロの編集者と小説家による一段階上の技術を習得できる超実用的な小説の書き方本です。
はじめに
PROLOGUE 1 「面白い作品なのに選考が通らない!」その突破口は”編集目線”を知っておくこと
PROLOGUE 2 賞を勝ち獲る作品かどうかは、書く前からすでに決まっている
PROLOGUE 3 やるだけで選考から外れる!?作家の禁忌3選
本書の見方
PART.1 書く前にやっておきたい 編集目線の下準備
COLUMN 1 編集部に送られてくる原稿あるある
PART.2 編集者の目に留まる 物語創作のセオリー
COLUMN 2 いい原稿、ダメな原稿はどこで判断される?
PART.3 編集者の心をつかむ 人物・情景・心理の文章表現技法
COLUMN 3 編集者は「文章力」をどう見ているか
PART.4 世界観を壊さないための キャラクターと設定の整合術
COLUMN 4 設定はどこまで作りこむべきか?
PART.5 編集者が思わず二度見る タイトルと名付けのコツ
COLUMN 5 編集者が思わずうなるタイトル
PART.6 選考を突破する 編集者の目線で仕上げる最終戦略
COLUMN 6 落選しても連絡を取りたくなる作家とは?
巻末企画 書き込み式 クリエイター検定
模範解答 プロの小説家によるクリエイター検定 解答編
おわりに
| 作者 | 秀島 迅/Nola編集部 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 日本文芸社 |
| 発売日 | 2026年05月01日 |
『テンプレート式 超ショート小説の書き方<改訂新版>』
中日新聞(東京新聞・北陸中日新聞)のサンデー版『300文字小説』は12年以上続く人気企画です。また、ネットでは大手出版社から個人が運営するサイトまで、小説投稿サイトも人気です。
毎日、書いてみたいテーマにはたくさん出合いますが、それを小説にするにはどうすればいいかという明確なノウハウはなかなか見つかりません。
本書では、あえて具体的なパターンをテンプレートとして用意し、短時間で「読ませる・面白い」短編小説が書ける方法を提供しました。前作で要望の多かった長編化への道として「肉付け」の章を追加して発行いたします。
小説執筆の具体的な方法を説く類書は極めて少なく、読者待望の書!
第1章「書ける・読ませる・面白い」小説の簡単テクニック 【葛藤】
第2章「書ける・読ませる・面白い」小説の簡単テクニック 【願望】
第3章「書ける・読ませる・面白い」小説の簡単テクニック 【対立】
第4章「書ける・読ませる・面白い」小説の簡単テクニック 【緊張と緩和】
第5章「書ける・読ませる・面白い」小説の簡単テクニック 【謎】
第6章「書ける・読ませる・面白い」小説の簡単テクニック 【時限爆弾】
第7章もっと「書ける・読ませる・面白い」長編化への簡単テクニック【肉付け】
| 作者 | 高橋フミアキ |
|---|---|
| 価格 | 1540円 + 税 |
| 発売元 | 総合科学出版 |
| 発売日 | 2019年07月01日 |
いかがでしたでしょうか。5冊の本とも、それぞれ違った視点から小説の書き方に迫っています。主人公の描き方、プロットの組み立て、文体のブラッシュアップ…。各冊にはそれぞれ特有の特徴と魅力が詰まっています。実際に小説を書いてみたいと考えている方はもちろん、読書が好きな方にとっても非常に興味深い内容となっています。
小説とは、一つの世界を創造し、それを文字にすること。そのためには、技術だけではなく、情熱や愛情、人間についての理解など、多くの要素が必要となります。今回紹介した本たちは、それらの要素をバランス良く学ぶことができるだけではなく、書くことの楽しさも伝えてくれるはずです。
また、役立つ情報を得るだけではなく、多くの作家たちの苦悩や成功、創作への情熱を垣間見ることもできます。それはまさに、創作活動のエネルギーとなり得るのではないでしょうか。
ただ、一つだけ覚えておいてほしいことがあります。それらの本が与えてくれるのはアドバイスであり、必ずしも絶対的な法則ではありません。自分自身の声に耳を傾け、自分なりの表現を見つけることが何よりの小説作りだと僕は思います。もしかすると、あなたが作り出す作品こそが、未来の誰かにとっての「最高の小説の書き方」になるかもしれませんよ。
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