大隈重信に関する本 おすすめ5選 功績・生涯は?
大隈重信は、教育家としてだけでなく政治家としても活躍した偉大な人物です。訪英経験を生かし、早稲田大学の創設に尽力しました。その後、総理大臣にも就任。彼の生涯はまさにドラマのようです。本記事では、そんな大隈の挑戦と成果を描いた作品5選を紹介します。政治や歴史に興味がある方はもちろん、日本の近代化を進めた一人の人間として、大隈の生き様を描いたこれらの作品は非常に読み応えがあります。エッセンスを捉えた伝記から詳細に渡る評伝まで、あなたにとって最適な1冊を見つけてみてくださいね。
『明治から大正の危機を救った大隈重信の功績 : 議会政治をつくる苦闘の道』
佐賀の大隈は、薩長の失敗をカバーして西郷、大久保、木戸に次ぐ“第四の男”にのし上がった――「民衆の大火事は、早稲田のポンプでしか消せない」(長州の長老 三浦梧楼)大隈重信の知られざる政治家生涯に迫る!
作者 | 鈴木荘一/著 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 共栄書房 |
発売日 | 2023年10月10日 |
『大隈重信(上) 「巨人」が夢見たもの』
幕末の志士として活動し、維新後には官僚として頭角を現した大隈重信。政治の道へ進んだ彼は、大久保利通、木戸孝允、伊藤博文らと時に協調し、時に意見を戦わせた。近代日本の政党政治に深く関わり、実力を得た大隈はついに念願の組閣へ……。近代日本の「巨人」の実像が見えてくる。
作者 | 伊藤 之雄 |
---|---|
価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2019年07月22日 |
『大隈重信と早稲田大学[改訂版]』
大隈重信については、これまで多くの伝記が書かれてきたが、大隈がどのような教育を受け、教育に対してどのような思いを抱き、どのような志のもとで早稲田大学を創設したのかについて、十分に扱われたものはそう多くはなかった。内閣総理大臣を二度も務めた大隈の伝記は、当然のことながら当時の政治や社会情勢に関する記述が中心となるためである。本書は、そうした大隈の教育者としての側面に注目し、その来歴を紹介しつつ、大隈と共に政府を下野し立憲改進党を結成、東京専門学校(現・早稲田大学)の開校に加わった小野梓をはじめ、「早稲田四尊」と呼ばれる高田早苗、坪内逍遥、天野為之、市島謙吉らの業績、そして歴代総長の事績に至るまで、今日の“Waseda Vision 150 and Beyond”に連なる早稲田大学の歴史が、一気に俯瞰できる内容となっている。他にも、各学術院設立の経緯や、オリンピアンをはじめとする早稲田大学出身のアスリートの活躍などにも言及、巻末の参考文献リスト「さらに深く知りたい人のために」も大変重宝する。「早稲田大学」を知るうえで、必読かつ最良の入門書。
緒言
はしがき
第一章 大隈の受けた教育
第二章 殖産興業
第三章 政党内閣
第四章 教育と文化
第五章 三大教旨
第六章 留学生・女性教育とスポーツ
第七章 早稲田大学の歩み
さらに深く知りたい人のために
作者 | 渡邉 義浩 |
---|---|
価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 早稲田大学出版部 |
発売日 | 2023年04月03日 |
『大隈重信 民意と統治の相克』
数々の挫折を経験しつつも、政治的姿勢を変えながら、常に理想を追求した大隈重信の素顔を第一級史料から描く。また、「円」の導入をはじめ、鉄道、自動車、飛行機の発展やスポーツの振興に残した功績、私邸で専念した温室栽培や提唱した人生一二五歳説に纏わるユニークな逸話も紹介。自らを「歴史の大勢」の一部として位置づけ、近代日本の基盤の形成に貢献した巨人の足跡を辿る決定版評伝。
作者 | 真辺将之 |
---|---|
価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2017年02月 |
『大隈重信 : 1838-1922』
作者 | 島,善高,1952- 杉谷,昭,1928-2016 青木,歳幸,1948- 大園,隆二郎,1952- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 佐賀県立佐賀城本丸歴史館 |
発売日 | 2011年01月 |
皆さんいかがでしたか?今回ご紹介した5作品は、全部で一つの大隈重信像を描くためのパーツとも言えますね。通常は「早稲田大学の創設者」や「明治・大正の総理大臣」といった一面だけを捉えがちな大隈重信ですが、今回紹介した作品を通して、彼の様々な側面を見て頂ければと思います。
大隈重信の人間らしさ、リーダーとしての厳しさ、志を持って突き進む勇気、時代の先を読む智慧。そして何より、早稲田をはじめとした多くの教育機関を創設し、未来の日本を担う若者たちに教育の機会を提供する為に尽力したその情熱。彼の生き様はまさに、私たちが現代に生きるヒントに溢れています。
大隈重信は、明治時代から大正時代の大激動の中、日本という国の形を創り上げた人物のうちの一人です。歴史の中で活躍した彼の視点から見れば、今の日本はどのように映るでしょうか?自分自身を見つめ直すキッカケにもなるかもしれません。
今回ご紹介した5作品が、大隈重信への新たな理解、日本史への興味、そして何より読書への楽しみを提供できることを、心から願っています。あなたの手元に、その一冊が届きますように。そして、読み終えたあとには、新たな視野が広がっていることでしょう。今後も皆様の読書のお供ができますように、私も精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。