岸田奈美のエッセイ本 おすすめ5選 人気のエッセイスト
岸田奈美さんのエッセイは、日常の何気ない出来事をユーモラスに描写し、読者に共感を呼び起こします。彼女の持つ卓越した観察眼と独特な視点で綴られたエッセイは、日々の生活の中に潜む喜びや驚きを改めて気づかせてくれるでしょう。その魅力は、彼女の深い人間理解と、温かな人間愛に満ち溢れています。また、彼女のエッセイの中にはちょっぴり切なさもあるので、読後には何とも言えない余韻が残ります。岸田奈美さんのエッセイ本は、心にゆとりを与えてくれる優れた休息の場です。おすすめの5冊をご紹介します!あなたもきっと、彼女の鋭い洞察力と柔らかな筆致に魅了されることでしょう。
『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし』
作者 | 岸田,奈美,1991- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2023年04月 |
『国道沿いで、だいじょうぶ100回』
なんだか「だいじょうぶ」な気持ちになる本
近くにいる人を見つめて抱きしめる日々こそが、
世界を慈しむことだって確信した。
奈美さんはそういうための力を持ちすぎている。
ーー河合優実さん
大丈夫な家族と大丈夫じゃない日々を、
笑いと涙と他者への想像力とともに軽やかな筆致でつづる自伝エッセイ。
令和のホームドラマとして話題の連続ドラマ
『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』
(NHK地上波放送・2024年7月9日スタート予定)の原作者で
気鋭の著者・岸田奈美による人気エッセイシリーズ第3弾です!
今回は、弟・良太さんがカレンダー職人になってお金を稼いだり、
岸田奈美さんが空港で札束の詰まったリュックを見つけたり、
人生最悪の病院で注射を打たれたり…
岸田家に降り注ぐハプニングの数々から目が離せません。
SNSでも話題になったエッセイ「国道沿いで、だいじょうぶ100回」、
「魂をこめた料理と、命をけずる料理はちがう」など厳選エッセイ18本を再録。
【編集担当からのおすすめ情報】
本書は、岸田奈美さんエッセイシリーズの3作目になります。
1作目の『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』は、NHKで連続ドラマ化され、かつ採録された「ミャンマーで、オカンがぬすまれた」は、難関国立大学の入試問題として出題されました。
2作目の『傘のさし方がわからない』は、朝日新聞「天声人語」で紹介(2024年3月7日)されるなど、数々の話題をつくった伝説のシリーズです。
前作から2年半ぶりとなる3作目の本書は、この2年半にnoteに書かれた膨大な数のエッセイの中から、岸田奈美さんとともに選んだ傑作ぞろいです。書籍用に、岸田さんがさらに手を入れてブラッシュアップされています。
ぜひみなさんもご一読ください。
作者 | 岸田 奈美 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2024年05月29日 |
『飽きっぽいから、愛っぽい』
作家・岸田奈美の新たな代表作。
著名人からも絶賛&感動の声続々!
笑えて、泣けて、救われる。
新時代の書き手が綴る、心を揺さぶる傑作エッセイ。
「大好き」を言葉にし続けることが、
こんなに笑えて泣けるなんて。 --藤崎彩織
笑いと悲しみは同じところにあって、希望と絶望も同じ場所から生まれる。
それを軽やかに教えてくれる、処方箋みたいな本だ。
しかもとびきり笑えるんですよ。 --佐久間宣行
腰を下ろした、彼女の目線。優しさと逞しさ。そして、ユーモア。
今、世界に足りていないこれらに満ち溢れた、最高峰のエッセイ。
岸田奈美は、運命に愛されている。 --リリー・フランキー
わたしがしなければならなかったのは、わたしを好きになることではなかった。
嫌いなわたしの中にしか起き得ない感情を、わたしの中にしか生まれない言葉で、書くことだった。
どんなにつらくても。難しくても。時間がかかっても。飽きても。褒められなくても。
ようやくたどり着けたここから先に、たぶん、愛がある。
本作は小説誌『小説現代』で連載をしていた「飽きっぽいから、愛っぽい」を書籍化に際して、加筆修正したものです。
作者 | 岸田 奈美 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2023年03月22日 |
『傘のさし方がわからない』
作者 | 岸田,奈美,1991- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2021年10月 |
『もうあかんわ日記』
父は他界
弟はダウン症
母は車いすユーザー、からのコロナ禍に生死をさまよう大手術
間におじいちゃんの葬式が挟まって
ついには、おばあちゃんに異変が
ーー残された長女(作家)にすべてのタスクは託された
次々におそいかかる「もうあかんわ」なラインナップ
なのにどうして、こんなに面白い文章が出来上がってしまうのか
読んでる側はいったいなんで、こんなに救われてしまうのか!?
【人生は、一人で抱え込めば悲劇だが、人に語って笑わせれば喜劇だ】
3月10日から4月15日までの岸田奈美のnoteに書かれた、泣けて笑える祈りの日々
放った言葉を本人の手で見事に体現した、読後、拍手喝采のエッセイです
<3/10 岸田奈美のnoteより>
現代社会が抱える闇の全部盛りが、かっぱ寿司のすし特急に飛び乗ってやってきた!?!?!?!??!!
チャップリンは「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」と言った。
わたしことナミップリンは「人生は、一人で抱え込めば悲劇だが、人に語って笑わせれば喜劇だ」と言いたい。
悲劇は、他人ごとなら抜群におもしろいのだ。
ユーモアがあれば、絶望に落っこちない。
常々そう思っていたけど、気づいたのは、ユーモアは当事者に向けるものじゃない。
悲劇を喜劇に変えるためのユーモアは、そこにいない聞き手、つまり第三者にしか向けられないものなのだ。
理不尽なこの日々を、こうやって笑い飛ばしてもらえたら、わたしはそれで救われる。
同情も憐憫もほしくない。
やるべきことも全部わかっているので、家に来て手伝ってほしいわけでもない。
ただ、笑ってほしい。
だって、このストレスフルな時間も、心のどこかでわたしは「たしかにしんどいけど、これはこれで、おもしろいよな」って思っているのだ。
そういう明るい自分を、わたしは見失いたくない。
でも、このままやったら、もうあかんわ。
そんなわけで、前置きが長くなりましたが、読者さんにお願いがあります。
今日から母が退院して落ち着くまで、毎日21時に、noteで日記を書きます。
時間のある人は、どうか、読んでいってください。
読んでくれる人がいるだけで、わたしは、語る意味があります。
悲劇をわたしがnoteで書けば書くほど、喜劇になっていきます。
タイトルは「もうあかんわ日記」です。
もうあかんので。あかんくなる前に、助けてください。
もくじ(一部抜粋)
○「もうあかんわ日記」をはじめるので、どうか笑ってやってください
○ プリズンブレイクドッグ
○ 祖父のアルゴリズム葬儀
○ 他人のためにやることはぜんぶ押しつけ
○ 何色かわからん龍の背に乗って
○ いつも心にクールポコ
○ もしも役所がドーミーインなら
○ 姉弟はそういうふうにできている
○ まだあかんくないわ
○ 退院ドナドナ……ほか
作者 | 岸田 奈美 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | ライツ社 |
発売日 | 2021年05月31日 |
これまで岸田奈美さんのエッセイ本5冊をご紹介しました。どの作品も、すべて岸田さん独特の視点と温かい言葉によって作られていますが、それぞれに違うテーマやメッセージが詰まっています。日常のふとした瞬間に気付いたこと、誰かと過ごした時間の中で感じたこと、自己と向き合いながら思い描いたこと。それらを丁寧に言葉にすることで、読者それぞれに様々な気づきや共感を届けてくれるのが、岸田さんのエッセイの魅力だと思います。
あなたがこれから岸田さんの作品を手に取るとき、それがどの作品であれ、きっとあなた自身の中に何か新しい風を吹き込んでくれることでしょう。そしてそれは、もしかしたら新たな視点を提供してくれるかもしれませんし、心に残る一節を贈ってくれるかもしれません。あるいはただ、あたたかい気持ちでいっぱいにしてくれるかもしれない。
エッセイとは、その名の通り「試み」の意味があります。それは書き手の側だけではなく、読み手であるあなた自身にとっても同じ。それぞれが自分の中から新しく何かを見つけ出す試みの場であり、一冊一冊の本がその道しるべとなる、そんな旅を楽しんでいただけたら嬉しいです。
この記事を読んでいただいた皆様には、岸田奈美さんのエッセイの世界を存分に楽しんでいただきたいと思います。岸田奈美さんのエッセイは、どんな日常も特別なものに変えてくれる魔法のような力を持っています。皆さんもぜひ、その魔法のような言葉に触れてみてくださいね。あなた自身の心にも、きっと何かを動かす力を感じていただけるはずです。
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