日本語の表記の仕方について書いた本3選
日本語には奥深さがありますよね。でも、その奥深さが書くことを難しくさせる場合も。そんな方には初心者向けの参考書をおすすめします。わかりやすい言葉で、日本語のルールやコツを教えてくれます。そして、もう少し深く掘り下げたい方には、新聞記者が書いた実践的なガイドブック。実際の新聞記事から例を出し、文字選びやフレーズの使い方を解説しています。最後に、ちょっと頭を悩ませたい方には、日本語の表記ルールを総合的に解説した本がおすすめ。厳密なルールだけでなく、なぜそのルールがあるのかの背景も述べられています。これら3冊を読めば、書くことへの苦手意識もきっとなくなるはずですよ。
『縦に書け!: 横書きが日本人を壊している』
作者 | 石川 九楊 |
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価格 | 93円 + 税 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 |
『タテ書きはことばの景色をつくる タテヨコふたつの日本語がなぜ必要か?』
タテ書きを捨ててはならない!
中国も韓国もタテ書きを捨てたいま、日本語のタテ書きもグローバル化により
消える運命にあるのでしょうか? 日本でタテ書き文化が根強く残ってきたの
には科学的な理由がある、という観点から、著者は、読み書きをするときの心
と身体の働きを、視野の形、アイカメラを用いた実験、空所埋め問題、鉛筆の
持ち方調査、ワーキングメモリーなど、多角的なアプローチで検証してゆきま
す。これまでの「タテ書き・ヨコ書き」研究で見過ごされてきた部分に光を当
てる、知的刺激と説得力あふれる論考です。タテ・ヨコそれぞれの利点を認め
つつも、だからこそ「タテ書きを消してはならない」という切実なメッセージ。
作者 | 熊谷 高幸 |
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価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | 新曜社 |
発売日 | 2013年10月03日 |
『横書き登場 : 日本語表記の近代』
作者 | 屋名池,誠,1957- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2003年11月 |
それでは、今回は「日本語の表記の仕方について書いた本」を3冊、皆さまにご紹介させていただきました。日本語にはたくさんの難しさがあることはご存知のとおりで、それがむしろその魅力でもありますよね。敬語の使い方に悩んだり、漢字の違いで頭を悩ませたり、あるいは一文字一文字の表記にこだわりたいとお思いの方も少なくないはずです。
今回ご紹介した本たちは、そうした個々の日本語の奥深さを掘り下げ、さらに自身の日本語力を磨きたいという方々に対して、大変有用なガイドとなることでしょう。敬語の使い方や漢字の正しい書き方、それぞれの表記がどのような意味を持つかなど、日本語の魅力や奥深さを理解する助けになること間違いなしだと思います。
そして何よりも、日本語の表記を正確に、美しく書くことで、言葉に対する敬意や自身の感情、思いをより正確に伝える力が身につくでしょう。それこそが、日本語を学ぶ最大の魅力の一つではないでしょうか。
これらの本を通じて、日本語の表記の仕方の学びが深まり、日本語の可能性を更に広げていけることを願っています。さて、次回はまた新たなテーマで、皆さまにおすすめの本をご紹介させていただきましょう。また新たな発見と楽しみが待っていることでしょう。それでは、次回までお元気で、読書の時間をお楽しみください!
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