老婦人が活躍する本10選

老婦人が主人公の作品は少ないかもしれませんが、その醍醐味を知る者にとっては宝物です。普通、余暇の大半を子育てや家事に割かれる女性たちが、歳を重ねて自由になった時間をどう活かすのか?この10選では、色んなジャンルの物語を楽しんでいただけます。ミステリやファンタジーに活躍する不思議でステキな老婦人、日々の生活に奮闘する普通の老婦人、夢を追う老婦人など、様々な人生の閉じ方を体験できるはずです。「老い」て「活」かる女性たちの、世界を直視する視点と強さに触れ、何か新しい発見があればと思います。
『ハートブレイク・レストラン : 連作ミステリー』
| 作者 | 松尾,由美,1960- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 光文社 |
| 発売日 | 2008年07月 |
『萩を揺らす雨 : 紅雲町珈琲屋こよみ』
| 作者 | 吉永,南央 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2011年04月 |
『静おばあちゃんにおまかせ = Grandma Shizuka knows best.』
| 作者 | 中山,七里 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2012年07月 |
『旅のお供に殺人を (老人たちの生活と推理) 〈海の上のカムデン〉騒動記 (創元推理文庫)』
| 作者 | コリン・ホルト・ソーヤー/中村 有希 |
|---|---|
| 価格 | 1222円 + 税 |
| 発売元 | 東京創元社 |
| 発売日 | 2015年03月04日 |
『ミス・マープルと13の謎【新訳版】』
「未解決の謎か」--ある夜、ミス・マープルの家に集った客が口にしたその言葉がきっかけで、〈火曜の夜〉クラブが結成された。毎週火曜日の夜、ひとりが個人的に知っている謎を提示し、ほかの五人が推理を披露するのだ。凶器なき不可解な殺人「アシュタルテの祠」、動機と機会の奇妙な交錯「動機対機会」など傑作ぞろいの13 編。ミステリの女王クリスティの生んだ名探偵として、エルキュール・ポワロと双璧を成すミス・マープル。いまなお世代を超えて愛される名探偵が初めて読者の前に登場した短編集が、新訳でリニューアル!
| 作者 | アガサ・クリスティ/深町 眞理子 |
|---|---|
| 価格 | 990円 + 税 |
| 発売元 | 東京創元社 |
| 発売日 | 2019年01月12日 |
『よろずを引くもの お蔦さんの神楽坂日記』
僕のおばあちゃんの手にかかれば
どんな騒動もたちまち解決!
粋も人情も美味しい手料理も
たっぷり味わえるシリーズ第4弾!
高校生の望と祖母のお蔦さんが暮らす神楽坂では、近頃万引きが多発しているという。商店街全体で警戒していた矢先、逃げる犯人に突き飛ばされ和菓子店の主人が怪我をしてしまう。正義感に駆られる望は、友人と万引き犯を捕まえようと思い立つのだが……。商店街で起きた騒動を描いた表題作の他、全七編を収録。粋と人情、そして美味しい手料理が味わえる大好評シリーズ第四弾!
■収録作品
「よろずを引くもの」
「ガッタメラータの腕」
「いもくり銀杏(ぎんなん)」
「山椒(さんしよ)母さん」」
「孤高の猫」
「金の兎」
「幸せの形」
| 作者 | 西條 奈加 |
|---|---|
| 価格 | 770円 + 税 |
| 発売元 | 東京創元社 |
| 発売日 | 2024年12月18日 |
『破果』
| 作者 | ク ビョンモ/小山内 園子 |
|---|---|
| 価格 | 2970円 + 税 |
| 発売元 | 岩波書店 |
| 発売日 | 2023年02月22日 |
『ソルトマーシュの殺人 (世界探偵小説全集)』
| 作者 | グラディス ミッチェル/Mitchell,Gladys/孝雄, 宮脇 |
|---|---|
| 価格 | 2750円 + 税 |
| 発売元 | 国書刊行会 |
| 発売日 |
『静子の日常』
おばあちゃんは、あなどれないー果敢、痛快、エレガント。75歳の行動力に孫娘も舌を巻く。味わい深くユーモラスに、年齢を重ねてこそのしなやかな境地を描く。チャーミングで心ほぐれる家族小説。
| 作者 | 井上荒野 |
|---|---|
| 価格 | 704円 + 税 |
| 発売元 | 中央公論新社 |
| 発売日 | 2012年06月 |
『ミシンと金魚』
| 作者 | 永井,みみ,1965- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2024年05月 |
それでは、我々が日々忘れがちな、豊かな経験と知識を秘めた老婦人たちが活躍する作品を10冊、ご紹介させていただきました。小説や漫画の中には、年齢や性別を超えた普遍的なメッセージが込められていますよね。老婦人たちが主役の作品では、それが非常に鮮明に描かれているように思います。
顔に刻まれた皺の一つ一つが歴史や経験を物語り、時に厳しく、時に優しく、私たちを導く老婦人たち。しかしその一方で、彼女たちは人間らしい弱さや苦悩も抱えていて、それらが読み手に共感や深い感動を与えるんですよね。
また、老婦人たちが描かれた世界は、複雑で繊細な人間関係が織り成す社会の断面を見せてくれます。絆や思いやり、対立や葛藤、そしてそれらを通じて見えてくる生と死の真実。そんな普遍的なテーマを、老婦人たちの視点から描くことで、新たな視点や気づきを得ることができるのが、このジャンルの作品の魅力です。
この10冊を読んで、老年期の彼女たちがまだまだ活躍の場を持ち、私たちに物語を通じて教えてくれる色々な事を探してみて下さい。そして、それが皆さんの生活に何らかの豊かな影響をもたらすことを願っています。それがフィクションであっても、それらのメッセージは私たちの現実世界にも共通するものばかり。
今回紹介した10作品は、ただのお話しではなく、深い洞察と人間への思いやりで溢れています。老婦人たちから学べること、感じること、それらを大切にしていきたいと思います。おすすめの10選が、皆さんにとって新たな視野の開放や発見のきっかけになれば幸いです。
これからもたくさんの作品を紹介して参りますので、何卒、よろしくお願いいたします。
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