教育格差を解説した本 おすすめ6選 原因や現状などを学ぶ

教育格差というと、なんとなく難しいテーマに感じがちですが、この6冻の本たちがリアルな教育現場や格差の原因、その影響、解決策などを具体的に描いてくれます。著者それぞれの視点から見た教育の取り組みや問題点が垣間見えるので、読者にもすんなり理解できるでしょう。現実を知り、考えるきっかけとなりますし、教育の未来への希望も感じられます。格差問題を論じる重厚な本だけでなく、描写力のあるノンフィクションやビジュアル豊かな漫画まで揃えたので、読みやすさも抜群ですよ。きっと教育に新たな視点をもたらしてくれるはずです。
『教育格差 ──階層・地域・学歴 (ちくま新書)』
| 作者 | 松岡亮二 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 筑摩書房 |
| 発売日 | 2019年07月26日 |
『東大生、教育格差を学ぶ』
東京大学の1・2年生38人がゼミ形式の授業で自身の人生と教育の関わりを語り合った半年間の記録。
| 作者 | 松岡亮二/高橋史子/中村高康 |
|---|---|
| 価格 | 1034円 + 税 |
| 発売元 | 光文社 |
| 発売日 | 2023年03月15日 |
『日本の教育格差』
所得格差が広がるなか、教育の機会が不平等化している。高学歴を目指して塾や私立学校が隆盛する一方、経済的理由で学校を中退する者も目立つ。格差問題の第一人者である著者が豊富なデータによって、親の所得の影響、公立・私立の差、学歴と進路の関係など、教育をめぐる格差の実態を検証。教育の役割や意義を問い直し、打開策を探る。
| 作者 | 橘木 俊詔 |
|---|---|
| 価格 | 1056円 + 税 |
| 発売元 | 岩波書店 |
| 発売日 | 2010年07月21日 |
『教育格差の経済学 : 何が子どもの将来を決めるのか』
| 作者 | 橘木,俊詔,1943- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | NHK出版 |
| 発売日 | 2020年08月 |
『教育格差の診断書 データからわかる実態と処方箋』
近年注目の集まる教育格差。だが、日本では適切な学力調査や利用できるデータがごく限られ、その是正策はもとより、具体的な実態を掴むことも難しい。本書は自治体の調査を最大限に活用し、経年での格差の変動、学習時間と家庭環境の関係、「やり抜く力」の影響など、教育格差の診断とその処方箋をデータから示す。
調査の概要
1 いろは市学力パネルデータ
2 調査対象地の特性
第1章 日本の教育行政が実施する学力調査の問題点……川口俊明
1 「やりっ放し」の学力調査
2 なぜ、いろは市学力パネルデータが必要なのか
3 いろは市学力パネルデータの意義と課題
4 本書の構成
第2章 学力調査を分析するための基礎知識ーー朝ご飯は学力に繫がるか?……川口俊明
1 統計というツール
2 統計分析のための基礎知識
3 パネルデータで何がわかるのか?
4 クロスセクション分析とパネルデータ分析
5 パネルデータ分析が必要なわけ
第3章 進級しても変わらない格差ーー児童間・学校間における格差の平行推移……松岡亮二
1 日本の義務教育制度と教育格差
2 データと変数
3 分析結果
4 データで可視化される実態ーー格差の平行推移
5 政策への示唆ーー実態を変えるためにすべきこと
第4章 学習時間格差を是正するにはーー子どもの環境差に応じた働きかけ……数実浩佑
1 努力格差・学習時間格差という問題
2 子どもが学習に向かう四要素ーー分析枠組み
3 分析方法ーー計測できない影響をどう見積もるか
4 分析に用いるデータと変数
5 分析結果ーー階層による四要素の影響差
6 何が学習時間を伸ばすのかーー階層による要素の違い
第5章 小学生のグリット(やり抜く力)格差の推移……垂見裕子
1 なぜグリットに着目するのか
2 分析に用いる手法
3 グリットの推移ーー小四〜小六の間の変化
4 グリット格差の推移
5 どのような経験・活動・意識がグリットを高めるのか
6 グリットが高まると学力は向上するのか
7 グリット格差に関するまとめと考察
第6章 学校文化と教育格差ーーーー日本社会に文化資本概念をどう適用するか……知念 渉
1 文化資本という考え方
2 文化資本と日本社会への適用
3 子どもの生活様式空間の構築に使用する変数
4 子どもの生活様式空間とそれの背景にある力学
5 結論ーー生徒指導への順応と業績主義への順応
第7章 アンケート調査の落とし穴ーーーー客観的な数値データは正しいか……土屋隆裕
1 アンケート調査の結果は正しいか
2 よくある調査回答データの歪みとその原因
3 全国学力・学習状況調査に見る回答誤差
4 いろは市調査に見る回答誤差
5 アンケート調査データの落とし穴
終章 「教育改革やりっ放し」のループを抜け出すために……川口俊明
1 教育格差の処方箋
2 次は何をするべきか
3 教育格差の実態把握のための読書案内・ウェブサイト
あとがき
| 作者 | 川口 俊明 |
|---|---|
| 価格 | 3300円 + 税 |
| 発売元 | 岩波書店 |
| 発売日 | 2022年03月14日 |
『現場で使える教育社会学 教職のための「教育格差」入門』
社会では頻繁に語られるのに、教職課程ではなぜか十分には教えられていない〈教育格差〉。この現状を憂えた教育社会学者が集結し、学校現場の教師や教員を目指す学生、大学教職課程の担当者などからの膨大なフィードバックをもとに、〈教育格差〉と現代教育の諸側面との関わりを解説した、現場のための教育社会学テキスト。
| 作者 | 中村 高康/松岡 亮二 |
|---|---|
| 価格 | 3080円 + 税 |
| 発売元 | ミネルヴァ書房 |
| 発売日 | 2021年10月12日 |
これまでにご紹介した6冊の本は、それぞれが教育格差という深刻な社会問題を異なる角度から解説しています。研究データや事例を通じて、我々に現実の姿を浮かび上がらせてくれます。どの作品も、ただ事実を突きつけるだけでなく、それをどう受け止め、どう解決していけばいいのかという視点も提示してくれています。
本を手に取るとき、娯楽としてだけでなく、社会課題について理解を深める一助となるような作品を選んでみるのも一つですね。これらの作品を読むことで、教育という一見公平そうに見えるフィールドが、そうではないことを痛感します。そして、その格差が個々の能力だけでなく、家庭環境や経済状況等でも左右されることを理解することができるでしょう。
教育は、全ての人に平等に与えられるべきものです。しかし、現実はそうは問屋が卸してくれません。そこに一石を投じることができるのが、我々一人一人です。どの作品も、無関心を続けるのではなく、社会全体で考え直すきっかけを与えてくれます。
これからも、社会問題に切り込んだ本を紹介しながら、読者の皆様と共に学んでいきたいと思います。せっかくなので、読んだあとには友達や家族、職場の同僚など、周りの人々とその内容を共有し、語り合うことで更なる理解を深めてみて日本の教育の未来について考えてみてくださいね。
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