タイトルに「ひまわり」の含まれた小説8選
夏の象徴「ひまわり」を題材にした小説、8作品をご紹介します。背比べのように空へと向かい続けるひまわりの勇姿を、様々な角度から描いた作品が揃っています。おっとりとした日常の中にひまわりが彩りを添える作品から、ひまわり畑のある田舎町で起きるドラマまで、幅広いジャンルを網羅。この中には、ひまわりの美しさはもちろん、強さや脆さをユーモラスに描いた作品も。ひまわりを通じて人間関係が深まるシーンなど、きっとハートを温めるものがあるでしょう。どれも一味違う「ひまわり」の物語、是非お手に取ってご覧ください。
『ひまわり探偵局』
「なんか丸い」ほのぼの系の名探偵・陽向万象と、寝ぐせ頭の助手・三吉菊野の「ひまわり探偵局」が繰り広げる、やさしくてちょっと切ない事件の謎解き人情劇。見つけるのは心の鍵、届けるのは人の想い。そして、本に託された真実とは…。ほんわかムード、だけどしっかり本格派!心温まる連作短編ミステリー。
作者 | 濱岡稔 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | 文芸社 |
発売日 | 2017年01月 |
『ひまわり事件』
隣接する老人ホーム「ひまわり苑」と「ひまわり幼稚園」は、理事長の思いつきで、相互交流を開始する。当初は困惑するものの、しだいに打ち解けてゆく園児と老人たちだが、この交流が苑と園の運営を巡り、思わぬ騒動を引き起こす。老人たちと園児らの不思議な絆、そして騒動の顛末を描いた感動と爆笑の長編小説。
作者 | 荻原 浩 |
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価格 | 891円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2012年07月10日 |
『向日葵の咲かない夏』
夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。
作者 | 道尾 秀介 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2008年08月 |
『雨に消えた向日葵』
作者 | 吉川,英梨 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2022年03月 |
『ひまわりの祝祭 (角川文庫)』
作者 | 藤原 伊織 |
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価格 | 733円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2016年03月04日 |
『盤上の向日葵 上』
作者 | 柚月,裕子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2020年09月 |
『向日葵のある台所』
森園麻有子(46歳)は、中学2年生の葵とふたり暮らし。ある日、自分勝手な姉から、倒れた母を引き取って欲しいと電話があった。実家と折り合いが悪く、極力関わらないようにしてきたのにー。不安が募る中、疎遠な状態だった母親との生活が始まる。唯一の救いは、自分の味方である葵が、祖母の扱いが上手なこと。しかし、目をそらしたい現実はすぐそこにあって…。肉親だからこそ許せなかった過去に、麻有子は決着をつけられるのか。
作者 | 秋川 滝美 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年10月23日 |
『ひまわりは恋の形』
『桜の花びら集めてみませんか?』不思議なバイトの依頼主・雫に恋をした日向。彼女に振り向いてもらいたい。そう願う彼だったが、あるとき、雫の“秘密”を知ってしまう。なんと彼女は一年でたった一週間しか起きていられないという不思議な体質の持ち主だった。思い悩む日向。どれだけ逢いたくても、夢の中には逢いにゆけない。夢と現実に引き離された、究極の遠距離恋愛が今はじまるー。ベストセラー作家が紡ぐ究極のラブストーリー。
作者 | 宇山 佳佑 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2022年03月14日 |
それでは、よろこんでお読みいただけたでしょうか。全てが「ひまわり」をテーマにした8つの作品を紹介させていただきましたが、一つ一つが異なる視点・思考からひまわりを描いており、単に花としての美しさだけでなく、ひまわりそれぞれが抱える独自の物語に、読者の皆さんはどれくらい感動しましたでしょうか。
「ひまわり」というキーワードは、多くの作家たちがその象徴する太陽や希望、熱情、純粋さをテーマに、深い想いを込めて「ひまわり」を描き続けています。今回紹介した8つの作品は、その一部に過ぎません。しかし、それぞれが「ひまわり」を通じて送るメッセージや人生観は、読者の方々にたくさんの感動、発見を提供できたかと思います。
そしてそれが、みなさんが新たな「ひまわり」の物語に出会った後に読み返してみても、また違う風に感じられたり、新たな発見があったりすることでしょう。一つのテーマから派生する無数の物語こそが、文学の魅力とも言えるでしょう。
それぞれの作品に触れながら、「ひまわり」に対する自分自身の思いを探し出す、そんな時間もまた、素敵な読書のひとときだと思います。ここで紹介した作品が、今後のみなさんの「ひまわり」探しのきっかけになれば幸いです。
これからも、あなたがまだ知らない「ひまわり」の物語を探し続けてゆくことで、自分の中の新たな解釈や視点が育っていくことを願っています。そして、そこからさらなる情緒豊かな読書時間が生まれることでしょう。
最後に、素晴らしい「ひまわり」の物語と出会い、深めるきっかけを与えてくれた作家の方々に感謝申し上げます。次回も、皆さまに喜んでいただける作品を厳選して紹介させていただきます。
これからも、あたたかいひまわりのように笑顔満開で、お楽しみくださいませ。
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