古墳時代がわかる本 おすすめ5選 暮しなど

古墳時代の魅力に引き込まれたい方に、5つのおすすめ本を紹介します。まずは、考古学の視点から古墳時代を詳しく解説、イラストや写真も豊富で理解しやすい一冊です。こちらは古墳時代の生活や文化を描いた小説の名作、物語を通じて彼らの暮らしが身近に感じられます。漫画でももちろん古墳時代を描いた作品があり、物語と共に生活風景や考え方が学べる一冊です。歴史や考古学が初めての方でも楽しめる、イラスト満載の知識本も人気。最後に、古墳時代の遺跡や土器などを詳しく解説した専門書、興味がある方にはたまらない一冊ですよ。
『古墳時代ガイドブック ビジュアル版』

3世紀中頃から350年にわたって、日本列島に多数の前方後円墳が造られた。世界でも稀にみる巨大墳墓はなぜ造られ、いかなる社会的役割を負っていたのか。ヤマトと地方の王の関係、生産システムやムラの実態、東アジアとの交流などをビジュアルに解説する。
作者 | 若狭徹 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 新泉社 |
発売日 | 2013年06月 |
『知られざる古墳ライフ え? ハニワって古墳の上に立ってたんですか!?』

地味なようで派手だった⁉ 魅力満点の古墳時代に迫る入門書。
教科書では簡単に紹介されるだけの古墳時代。
地味な印象を持ちがちですが、実は意外と(?)キラキラした時代だったことは、あまり知られていません。
きらびやかな装飾品の数々や、意匠をこらしたハニワたち。
また、その名のとおり、古墳を忘れてはいけません。
古墳といえば前方後円墳を真っ先に思い浮かべる人が多いと思いますが、円いものや四角いもの、なかにはホタテ貝のようなかたちのものもあり、お墓のわりにバラエティ豊かです。
このように創意工夫にとんだお墓とハニワで象徴される古墳時代は、いったいどのような時代だったのでしょうか。
古墳のつくられた意図やつくり方、かたちの変遷にはどのような背景が隠されているのでしょうか。
また、その時代に生きた人たちは、どんな顔立ちで、何を食べ何を着ていたのでしょうか。
知っているようで知らなかった古墳時代とその時代人の生活にスポットをあて、豊富なイラストや写真とともに解説。
『知られざる縄文ライフ』『知られざる弥生ライフ』に続く、先史シリーズの最終刊です!
■目次
はじめに
●彼らに会いに行く前に知っておきたい古墳知識
1章 古墳人のすがたと暮らし
2章 東アジアの中の日本
3章 古墳あれこれ
4章 古墳の祈り
5章 古墳の終わり
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はじめに
●彼らに会いに行く前に知っておきたい古墳知識
古墳基本のキ
弥生時代から古墳時代へ
ざっくりとヤマト王権について
前方後円墳ってなに?
古墳人ってどんな人?
古墳人の身体測定
コラム1 2つの名前を持つ古墳
1章 古墳人のすがたと暮らし
こんな集落に住んでいたかも(イラスト編)
こんな集落にすんでいたかも(解説編)
豪族の家
一般の人々の家
コラム2 ある工人集落の話
古墳時代の家族構成
豪族の衣
一般の人々の衣
装身具を付ける意味
古墳人のヘアスタイル
コラム3 古代式水洗トイレの謎
豪族の食卓
農民の食卓
台所に革命が起きた!
今と変わらぬ畑と水田
コラム4 古墳は誰のもの?
2章 東アジアの中の日本
謎に包まれた倭の五王
倭、隣国の戦いに参加する
コラム5 朝鮮半島の古墳事情
ヤマト王権直営牧場
牛は大王のものだった⁉ 家畜の話
渡来人は最先端な人々
3章 古墳あれこれ
移り変わる古墳の形
豪族以外のお墓
コラム6 日本のポンペイ 金井東裏遺跡の悲劇
古墳のつくり方
棺にも身分の違い
古墳をつくる人々
コラム7 古墳を築くにはいくらかかる?
副葬品から社会が見える
キラキラ副葬品
古墳人は銅鏡好き
モダンな装飾古墳
装飾古墳と壁画古墳
コラム8 埴輪の依頼主
4章 古墳の祈り
古墳の上での祭祀とは
さまざまな祀り
コラム9 海の正倉院 沖ノ島
かわいい埴輪
茶色の土器と灰色の土器
コラム10 石でつくられた埴輪もあった?
5章 古墳の終わり
仏教の伝来
前方後円墳の終わり
古墳の最期
飛鳥文化は仏教文化
エピローグ 先史時代から律令国家へ
古墳MAP
見に行ける古墳リスト
全国の博物館
参考文献
作者 | 譽田 亜紀子/松木 武彦/スソ アキコ |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 誠文堂新光社 |
発売日 | 2021年08月04日 |
『古墳時代 美術図鑑』

作者 | 古谷 毅 |
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価格 | 2750円 + 税 |
発売元 | 平凡社 |
発売日 | 2016年12月19日 |
『古墳時代』

作者 | 右島,和夫,1948- 千賀,久,1950- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2011年08月 |
『古墳時代へタイムワープ』

【歴史地理/日本歴史】「歴史漫画サバイバル」シリーズの増補改訂版。歴史好きの女子小学生コンビと宇宙人の3兄弟が、古墳時代の日本にタイムワープ。さまざまな騒動に巻き込まれながら、古墳のつくりかたや古墳時代の生活について学んでいく。
作者 | チーム・ガリレオ、工藤ケン |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2018年03月22日 |
これらのおすすめの本を読むことで、古墳時代の人々の知られざる生活や文化、また儀式や信仰について深く理解することができるでしょう。今日私たちが生きるこの時代とは形や色が異なるかもしれませんが、それぞれの時代で人々が抱いた思いや、生きる上での大切な心構えは変わらないものです。
さらには、古墳時代の人々の暮らしや風景、生活文化を独自の視点で描き出す作品だからこそ、私たちの頭に描かれるイメージは現代に生きる私たち自身の感情や経験によって色づけられ、それぞれに違った表情を見せます。そういった意味でも、読み続ける度に新たな発見があると言えるでしょう。
また、こうした古先の時代を学ぶことは、私たちが現代を、そして未来を生きていく上で非常に価値のあることです。過去と現在、そして未来は繋がっています。全ての時代は連続しており、私たちが関わることで歴史は生み出され、同時に私たち自身も形成されていくのです。
最後に、この5つの作品はそれぞれ異なる視点や描写で古墳時代を照らし出しています。どの作品もこれまであまり目を向けられてこなかった古墳時代の一面を描き出しており、非常に興味深く感じることでしょう。どれから読み始めるかはあなた次第。それぞれの魅力に触れ、古墳時代に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。さあ、未知なる古墳時代の扉を開き、彼らの語る物語に耳を傾けましょう。
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