登山に行きたくなる小説5選
「山を何だと思いますか？ ただの自然の塊？ 違います、それぞれに物語があるんです。今回は、そんな山の魅力を伝えてくれる小説5選をピックアップしました。実際に登山を体験した著者によるリアルな描写にはどれも圧倒されます。一人の女性が自分を見つめ直すための登山、家族の絆を深めるために対峙する雄大な山、パートナーと共に歩む厳しい道のり。。。立ちはだかる試練と向き合いながら景色の美しさに心を奪われる様子を、あなたも体験してみませんか？ そしてその中で描かれる人間ドラマにも、きっと共感する瞬間があるはず。等身大の人間像と壮大な自然が交錯するこれらの小説を読んだら、あなたもきっと登山に出かけたくなるでしょう。」
『八月の六日間』
| 作者 | 北村,薫,1949- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2016年06月 |
『雨降る森の犬』
| 作者 | 馳,星周,1965- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2020年09月 |
『山がわたしを呼んでいる！』
| 作者 | 浅葉 なつ |
|---|---|
| 価格 | 781円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2011年08月25日 |
『山小屋ガールの癒されない日々』
ウェブメディア「cakes」の人気連載が書籍化！ 山小屋にお風呂はある？ 腹が立つお客さんはいる？ スタッフの人間関係は？ 北アルプスで10年働いた著者が隅から隅まで描く山小屋生活。
〈もくじ〉
プロローグ 人生を変えた山小屋との出会い
COLUMN 山小屋って何？
COLUMN よくある質問
第一章 山小屋生活ってどんなもの？
仕事ができない私はポンコツ？
一〇〇人前のごはんを作ってました
まかない作りは闘いだ！
地獄のヘリ待機
山で水をムダにすると……
チヤホヤされる業務「歩荷」
小屋ガールの休日
冬の間は何をしているの？
季節労働は将来が不安？
第二章 大自然に……癒されない！
山小屋バイトは自然に癒される？
週三回のお風呂をパスしたくなる理由
泣き場所を探した日
小屋ガールだってオシャレしたい！
山でのお酒はほどほどに
クマ vs 雷親父
道直しは人気の業務？
山の荒天は凄まじい！
「小屋閉め」はやりたい放題!?
第三章 心に残るあの人
常連さんとスタッフのゆるい絆
遭対協隊員の思い
山小屋の人がお客さんを叱る理由
山小屋で起きた奇妙な話
マウンテンでマウンティングですか？
山の事故で亡くなった方を責めないでほしい
第四章 濃すぎる人間関係！
住み込みバイトの人間関係は運まかせ？
一緒に暮らしてたって分からないことはある
おじさんスタッフ列伝
勝手なカテゴライズにモヤモヤ
「この中で誰が好み」禁止令
オザケンとバニラティー
下山は、寂しい
エピローグ 仲間に背中を押されて
| 作者 | 吉玉 サキ |
|---|---|
| 価格 | 1540円 + 税 |
| 発売元 | 平凡社 |
| 発売日 | 2019年06月21日 |
『春を背負って』
監督・木村大作、主演・松山ケンイチで感動の映画化！
奥秩父の山小屋を舞台に、山を訪れる人々が抱える人生の傷と再生を描く感動の山岳短編小説集。二〇一四年六月東宝より映画公開予定。
| 作者 | 笹本 稜平 |
|---|---|
| 価格 | 649円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2014年03月07日 |
皆さん、いかがでしたか？この5つの小説を通して登山の世界に浸ることができたでしょうか。登山とはただ単に山を登るだけではありません、山と向き合い、自分自身と向き合い、そして時には人間関係と向き合うことで、人生観が少しずつ変わっていきます。
それぞれの作品では様々な角度から登山を描いており、読者にこれまで感じたことのない新鮮な風景や感動を提供してくれます。厳しい自然の中での登山は、我々に物事を真剣に考える機会を与え、一見つらい経験も、後には確かな喜びとなって返ってきます。
また、これらの作品はただ山を目指すだけでなく、人間の成長や友情など、様々なテーマも描いています。それぞれの小説を読むことで、山以外の何かを見つけるかもしれません。
予定がない週末、一冊の本と一緒にゆったり過ごすのもいいですね。リアルな登山を経験することなく、自宅からでも山の美しさや魅力を感じることができるのも小説の魅力です。
これらの作品を読んで、少しでも登山に興味を持った方、またはすでに登山が好きな方に、自分自身と向き合いながら自然と戯れる時間を楽しんでいただければ幸いです。しかしながらリアルな登山には十分な準備と知識が必要ですので、事前準備や安全対策を怠らないようにしましょう。新たな気持ちで未知の世界に足を踏み入れてみてください。それでは、皆さんの登山、そして読書の旅が素晴らしいものになりますように。
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