ヨーロッパの教会建築を紹介した本4選
読書好きの皆さん、こんにちは!今日も素晴らしい本の紹介をいたしましょう。まずはヨーロッパの壮大な教会建築に焦点を当てた1冊目。教会の哲学とアートを結びつけ、美しくも重厚な作品に仕上がっています。2冊目は異なる時代の教会建築を横断的に紹介。作風の違い、移り変わる流行、それぞれの時代背景から見える教会建築の深淵を感じられます。3冊目は現代の教会建築に特化。モダニズムからポストモダンまで、現在の教会に感じられる斬新さと普遍性の両方を描いています。最後の1冊は、教会建築の歴史から見えてくる宗教や社会の影響に注目。教会建築が刻む歴史とは何かを考えさせられますよ。
『いつかは訪れたい 美しき世界の教会』
信仰と技巧と栄華の到達点!
壮麗な大聖堂から素朴な礼拝堂まで、今見るべき世界の教会を紹介。
世界の150を超える教会建築を、美しい写真と簡潔な紹介で巡る写真集。
多くの人の心を慰め、高揚をもたらし、時代の美を極めた建築。豪華絢爛な教会も、小ぢんまりと可憐な教会も、美しさが人を惹きつけることは変わらない。
本書では、カトリック、プロテスタント、正教を問わず、歴史ある有名な教会から、近年建てられた斬新な教会、地域の人々に愛される素朴な教会まで、美しき祈りの場を世界各地から広く紹介する。
■はじめに
■ヨーロッパ
バラディール礼拝堂、カンタベリー大聖堂、バレンシア大聖堂、ネア・アルタキ教会、聖シュテファン大聖堂、ケルン大聖堂、ハットルグリムス教会、ボルグンド・スターブ教会、リヘンの聖母のバシリカ聖堂、他
■北米
セント・パトリック大聖堂、セント・ベネディクト・カトリック教会、聖十字架礼拝堂、救済の聖母教会、サンタ・マリア・トナンツィントラ教会、他
■中南米
ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アルタグラシア大聖堂、サン・アンドレ・シュクール教会、ラス・ラハス教会、セント・ジョージ大聖堂、プエルトバラスの教会、聖フランシスコ教会修道院、他
■アジア・太平洋地域
ホーチミンのノートルダム大聖堂、ノラバンク修道院、イエスの聖心大聖堂、カラコルの至聖三者大聖堂、ボム・ジェズ教会、ヤンゴンの聖マリア大聖堂、グラハ・マリア・アナイ・ベランカニ教会、他
■中東・アフリカ
聖墳墓教会、ギリシャ正教聖ジョージ大聖堂、ギョレメの岩窟教会、エル・モアッラカ教会、サクレクール・ダルジェ大聖堂、カサブランカ大聖堂、マイマヒウ・カトリック教会、他
■巻末資料
世界教会マップ
作者 | マイケル・ケリガン/片山 美佳子/ナショナル ジオグラフィック |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 日経ナショナルジオグラフィック社 |
発売日 | 2022年01月21日 |
『ヨーロッパの大聖堂 【コンパクト版】 美しい荘厳な芸術』
中世から近現代にわたって、ビザンツ、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロック、ロココなどの各建築様式を体現しながら、建築家たちによる技術の粋を極めた壮大な大聖堂がヨーロッパの各都市に建設されてきた。外観だけでなく、内部の構造、身廊から祭壇に至る眺め、天井画、装飾、彫刻、ステンドグラスなど、細部まで精密に撮影された美しい写真の数々に私たちは圧倒され、その静寂にひたり、沈黙する。静寂、癒し、至福ーヨーロッパ中を旅する構成で、主要11カ国125都市を網羅し、最も美しく最も重要な151聖堂・教会を収録した、かつてない規模の驚異的な写真図鑑。職人たちの技術と情熱、ヨーロッパ文化の極致ともいえる至宝をくまなく紹介する。
作者 | ロルフ・トーマン/アヒム・ベトノルツ/バルバラ・ボルンゲッサー |
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価格 | 5478円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2024年04月10日 |
『図説大聖堂物語 ゴシックの建築と美術』
中世ヨーロッパが生み出した奇跡の空間・大聖堂=カテドラル設計・建設からステンドグラス・彫刻の解読まで完全案内。ノートル・ダム(パリ)、シャルトル、ミラノ、フィレンツェ、ケルン、ソールズベリー、サンチャゴ・デ・コンポステラなど多数収録。ゴシック芸術の決定版ガイド。
作者 | 佐藤達生/木俣元一 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2000年07月21日 |
『ヨーロッパの教会建築とキリスト教世界 旅のつれづれに』
作者 | 中屋雅之 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | ヒルサイド・パブリッシング |
発売日 | 2006年03月 |
以上、ヨーロッパの教会建築を紹介した本たちを4冊、皆さんにご紹介しました。どれもそれぞれ異なる視点から、美しい教会建築を照らし出しています。デザインの秘密、歴史の奥深さ、建築家の思い、信仰の力…作品ごとにその切り口は違いますが、これらの本を読めばヨーロッパの教会建築が、ただ単に建築物ではなく、人々の思いや愛、時代背景と密接に繋がっている「生きている建築」だということを感じることでしょう。
また、その絶妙なビジュアルと共に、様々な教会建築が辿った歴史やその背後にある物語が詳しく描かれているので、「教会建築に興味がなかった」という方もきっと楽しめると思いますよ。そして何より、これらの本を手元に置いておけば、いつでもヨーロッパの歴史的な教会建築を巡る旅に出ることができます。本の中に広がる美しい写真と共に書かれた言葉によって、まるで現地にいるかのような感動を味わえるでしょう。
旅行には行けない今だからこそ、まずは文化や歴史、物語を摂取し、知識として心に留めておくことは大切です。そしていつか、パンデミックが落ち着いた時、自分の足で実際にその場所に足を運び、本で得た知識と照らし合わせながら、実際に目の当たりにする教会建築の美しさに感動する日を夢見てください。
それでは、これらの本が皆さんの新たな発見や知識になるきっかけとなり、そして何より、皆さんの心に新たな旅立ちの希望や夢を育てる一助となることを願っています。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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