喫茶店・カフェが舞台のライト文芸10選

喫茶店やカフェを舞台にした小説・漫画は、贅沢な時間を彩る格別な絵巻ですよ。そこでざわめく日常の喧騒や、ほっと深呼吸をする静寂。コーヒーの香りやホットケーキの甘さを、物語と共に優雅に味わえます。カップの向こう側に広がる様々な人間ドラマ、淡々と続く日々の小さな変化、そして懐かしい風景や思わぬ展開に驚かされますよ。また、作品の中には、あなた自身がカフェの常連になったかのような感覚を味わえるものも。思わず書店に足を運びたくなりますよね。今回はそんな喫茶店・カフェを舞台にした10作品を厳選してご紹介します。
『黒猫王子の喫茶店 : お客様は猫様です』

作者 | 高橋,由太 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年04月 |
『西荻窪ブックカフェの恋の魔女 迷子の子羊と猫と、時々ワンプレート (集英社オレンジ文庫)』

作者 | 菅野彰/ふろく |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2024年02月26日 |
『純喫茶「一服堂」の四季 (講談社文庫)』

作者 | 東川篤哉 |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年04月14日 |
『花屋カフェLuneのスペシャリテ 人の縁を結ぶわんこ系男子との不思議でおいしい4ヶ月』

人見知りが酷く、外出時にマスクを外せないでいる会社員・凪紗のもとに、クリスマスも近い夜、海外でガーデナーをしている元カレから結婚したという葉書が届く。失くした恋に落ち込んでいる矢先、ひょんなことから人と人との縁を結ぶお役目を持つという不思議な男子・ショウを拾う。
わんこ系の人なつっこいイケメンだがどこか不思議な彼は、なぜか凪紗の近況を知っていた。花の香りが好きだという彼とともに、花屋カフェLune(リュンヌ)を訪れるがーー。
ショウと過ごすうちに、花たちと再び触れ合い、店主・成宮や悩みを抱えた店員のロミたちとも親しくなり、凪紗の世界は広がっていく。
だが、そんな日々はあることがきっかけで変わり始めて……。花屋さんで繰り広げられる、ほろりと泣ける、心に寄り添ってくれる再生の物語。
●著者プロフィール
白井カナコ(しらい・かなこ)
2005年、白井かなこ名義で講談社F文庫より『真夏の風船』でデビュー。その後も『Starlet』(主婦の友社すこし不思議文庫)、『ほんとはずっと好きだった』(共著、ポプラ社)などオリジナル小説を出版。「OtoBon ソングノベルズ大賞」佳作受賞作『青の障壁』を電子書籍で配信中。漫画「君に届け」シリーズや映画「アオハライド」のノベライズ(集英社みらい文庫)のほか、『小説 映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』、『小説 映画ドラえもん のび太と奇跡の島』(小学館ジュニア文庫)といったノベライズも手掛ける。
作者 | 白井 カナコ |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2022年11月08日 |
『鎌倉古民家カフェ「かおりぎ」』

作者 | 水川,サキ |
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価格 | 不明 |
発売元 | 星雲社 |
発売日 | 2023年12月 |
『喫茶ソムニウムの優しい奇蹟 お代はあなたのお悩みで』

目次
第一話 深海で息をする
第二話 虹の下で笑って
第三話 星の海をたゆたう
第四話 たそがれがにじんだ世界で
最終話 湯気の向こうに
余談 はざまの店主の憂鬱
ここは、夢のはざまの喫茶店。あなたの悩みはなんですか?
「わが家は幽世の貸本屋さん」シリーズで大人気の著者、最新作!
悩んでいる人の前にあらわれると噂の喫茶店・ソムニウム。亡くした飼い猫に後悔を抱く女性、他人を優先しすぎて恋愛ができない男性、夢をかなえた結果、母親を失望させてしまったタクシー運転手……。そこでは、わだかまりを抱えた客たちの「胸に咲く花」を対価に、不思議な店主が願いを叶えてくれるという。「胸に咲く花」とは何か、そして店主の意外な目的とはーー。切なくも心あたたまる連作短編集。
文庫書き下ろし。
作者 | 忍丸 |
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価格 | 902円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2023年01月12日 |
『檸檬喫茶のあやかし処方箋』

ボーイミーツガール大賞受賞作!
不思議な檸檬喫茶をめぐる、人とあやかしの優しい物語。
作者 | 丸井とまと |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | 一二三書房 |
発売日 | 2020年06月05日 |
『古書カフェすみれ屋と本のソムリエ』

作者 | 里見,蘭 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 大和書房 |
発売日 | 2016年04月 |
『生活安全課防犯係 喫茶ひまわり (小学館文庫)』

作者 | 伊多波碧 |
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価格 | 737円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2024年10月04日 |
『海と月の喫茶店 (小学館文庫キャラブン!)』

作者 | 櫻いいよ/わみず |
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価格 | 627円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2018年06月15日 |
舞台となる喫茶店・カフェが持つ魅力は、その作品ごとに異なります。一つは静かに時間が流れる場所としての喫茶店、もう一つは人々が出会い、共有する場としてのカフェです。それぞれが独自の世界観を創出し、読者にとって心地よい読書時間を提供してくれます。
喫茶店やカフェで生まれるエピソードは多彩で、楽しさはもちろん、思わず胸が苦しくなるような切なさや、哀しさもあります。そこでくり広げられる人間ドラマは、読者の心に深く刻まれ、一度読むと忘れられない感動を与えてくれます。また、リアルで心地よい空間を描き出すために、描写一つ一つに作者のこだわりが感じられます。
様々な喫茶店・カフェが登場する作品の中から10作をご紹介しましたが、他にもまだまだ魅力的な作品は存在しています。この記事が皆様の素敵な一冊との出会いのきっかけとなれば幸いです。
少しでも時間があれば、喫茶店やカフェで一杯のコーヒーや紅茶を前にして、味わい深い物語に耽る時間は、とても贅沢な時間ですよね。ぜひ、今回ご紹介した作品に触れてみて、喫茶店・カフェが持つ魅力に触れ、作品が提供する深みのある時間を楽しんでみてください。
最後に、みなさんが好きな喫茶店・カフェとともに、新たな物語に出会い、ひとときでも日常を忘れて楽しむことができますように。そして、喫茶店・カフェが持つ特別な空間が、ますます深く、豊かに感じられますよう願っています。次回もまた、日常の中に隠れた小さな魅力を見つける旅に出かけましょう。
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